ワイフクエスト
	思いの他P5Sをがっつりやり込んでしまったので 次はなんか軽めのゲームしたいなと言う事で ワイフクエストというインディーズの 2Dアクションゲームを始めてみた。 選考基準は完全に見た目のみ。 スーファミみたいなドットがお気楽そう。 ワイフって言うから多分人外娘をこまして嫁にするゲームなんだろなと思っていたら 実際は嫁が人外娘達に攫われた亭主を奪還するゲームでちょっと予想外。 ある程度の探索要素のあるアクションゲームで ジャンプ要素強めのワンダーボーイみたいな感じ。 最初は剣を振る事とジャンプしかできないが 各ボスを倒すとアクション要素が追加されていく。 自動セーブのチェックポイントがたくさんあり 体力制だが死亡にペナルティが無く実質残機無限。 洋ゲーだけどこれなら気楽にやれそうだ。 …と思ってたら難易度がえぐい。 実質最初のボスでいきなり8回くらいリトライさせられた。 最初のボスから攻撃に 無敵かつ時間経過でしか消えない自律系地雷×2を混ぜるのはどうかと思う 道中は落下死のオンパレードで こちらのジャンプ中にダメージを与えて落すストレスフルなやり口。 特に二面の狙撃つららは質が悪く、このギミックにポジティブな意味を何ら見出せない。 キーコンフィグが無いのでジャンプ中にガードとか咄嗟に出来んわ。 …こういう所がやっぱインディ …やっぱ洋ゲーよなあ…。 ワイフクエスト、プラチナ取得。 一回クリアしたらヨシとするつもりだったのだが 何となくトロコン＆二周目クリアまでやってしまった。 ジャンプアクションとしての難易度は高いのだが デスペナルティが無い上、回復薬二種でゴリ押せる部分も多々あり 注意すべき点を抑えればプラチナ取得は容易と言える。 なんかこのゲーム攻略情報とか全然なかったので コツとか一応メモしておこう。 〇4面で手に入る「ダッシュ」は発動時完全無敵、トゲをすり抜け可能。 ダッシュと言うよりブーストと言うべきもので8方向に飛べる。 キューブを使った連続ダッシュ時にR1滞空を押しておくと 制御はしやすくなるが終了時の飛距離が大幅に落ち 何ヵ所か届かなくなる場所がある事に留意。 〇最難関は5面。さらに言えば5面の強制スクロール面。 体力回復でゴリ押せるケースもあるので体力回復薬は二個は持って行こう。 この面はボスも強く、回転結晶の対処法が時間切れしかないクソ仕様な上 分身と本体の位置もランダムなので結構運が絡む。 とにかく出現した分身を片っ端から消してゆくとある程度は安定する。 最大の攻撃チャンスは本体が弓をつがえたパターンの攻撃ガード後。 それ以外は逃げと分身消しに徹したほうがいい。 体力も多くある程度の長期戦となる。 体力回復薬二個、魔法回復薬一個は最低でも持って行きたい。 〇最終面はイラっとするポイントはあるがまだマシ。 ただしある理由からボスには回復薬と魔法薬はカバン上限まで持って行く事を進める。 特に魔法薬は最低でも二個以上は欲しい。 ラストまで行って詰み状態になると最初からやり直しになるので目も当てられない。 〇クリア後に開放されるミニゲームは石投げる奴の対処が全て。 本編と違い敵に接触判定が無いので無視してどんどん進もう。 ガードはあるが空中ガードが出来ないのであまり意味はない。 〇おそらく二周目本編での消費アイテム以外の全商品購入がトロフィーのゴールとなる。 一度開けた宝箱は復活しないので金策は最終面最初の雑魚を倒してリスタートを繰り返す。 アクション部分の問題点としては 攻撃をジャンプ・ガードでキャンセルできない点に尽きる。 これさえできていたらかなりの部分でストレスが軽減され それなりに爽快なアクションになっていたはずだ。 女の子のドット絵は結構かわいい。 ビジュアルシーンとかの絵は中々へちょいが 乳がまろびでてる絵も多く「これ大丈夫？」とやや心配になる。 劇中会話に関しては日本人監修入ってない感じの 罵倒多めの洋ゲーテキスト。改行のタイミングも悪い。 あと何故か句読点の位置がおかしい。入れる場所じゃなくて位置が変。 これはよく出てくるだけにかなり気になる。 こういう洋ゲーまるだしのテキスト見ると 日本語の最終監修ちゃちゃっとやってあげたい気分になる。 ちなみに、二周目にマジックモードと言う 全ての行動の魔法消費がゼロになるという一種のチートモードが解放される。 最初からすべての特殊行動を所持しているうえ使いたい放題、かつ 4面ボス以外は極論ずーっとガードしていれば勝てるという 初周のストレスをかなり解消できる爽快感のあるモードなので、 割とオススメである。 （ちなみに、トロコンするだけならマジックモードをクリアする必要は無い） 終わってみれば中々楽しめたジャンプアクションゲーム。 上でも言ってるがジャンプ＆ガードでの攻撃キャンセルさえあれば もっと気楽な爽快アクションになっていただろう。 ガードが完全無敵かつダメージ反射という仕様は面白いが 上記の理由でガード発動が一拍遅れるので咄嗟ガードが失敗しやすい。 攻撃力が通常攻撃の4倍くらいになるタメ攻撃も取得するのだが 溜め時間が長すぎて隠し通路開けるためだけにしか使えないのももったいない。 他の特殊アクションもMP消費がそれなりの制約となるため 連打するとMPがあっさり枯渇する。 回復アイテムは結構な頻度で落ちているので致命的と言うほどではないが MP自動回復はあっても良かったんじゃないかな。 と言うわけで、逆に二周目のマジックモードでの開放感は中々のもの。 これがワイフクエストの真骨頂と言えるだろう。 ちなみに全体通して闘ってて一番楽しいのは 全ての攻撃にちゃんと隙がありきっちり反撃を当てさせてくれる 4面ボスのサラマンダーちゃん。