デスストランディング


待ちに待ったデスストランディング
まったりプレイ中

PVの段階からわかってたけど人物CGが頭抜けている。
そして相変わらず良い設定しやがる。

システム部分はぶっちゃけ風ノ旅人を超えるほどの衝撃はないのだが
ソロの達成感とマルチのおまかせ感という相反する要素を落とし込み
緩やかな繋がりを過不足なく味わえるこのレベルデザインの妙。
監督作品らしい細やかなこだわりがヘンな中毒性を生む。
辞め時が見つからなくて困る系ゲーム。

全然途中だが間違いなく
発売日に買ってプレイしてて良かったと言える一本。
20時間ほどプレイしてからが本番だ。




ずっとデスストランディング
荷物をあらゆる手段を駆使して運ぶ。
そのためのインフラ整備が楽しい。
特にジップライン登場によってその面白さが跳ね上がる。
「俺だけの流通経路」をクリエイトし、
そしてそれはオンライン他者とある程度共用可能。
(そうマップデザインされているとはいえ)考えることは似ていても
思いもよらぬルートにポツンと建設物が置いてあったりして
自分以外の誰かの存在を常に感じることができる。

他者の存在が、出しゃばりすぎず、そしてわずかに足らない。
故に求め、与える。
その絶妙なレベルデザインは実に見事で
「さすが」と感服するより他にない。




デスストランディング
ストーリークリア。多分。
終わったと思うけどMGSPWの例があるからまだ何かあるかも。

ラスト近く、ジップラインで飛んでたら
山肌が全部ドロドロになっていくのを見た時の絶望感は
ゲームやってて久々の経験。
山場でパロディちと入れすぎな気もするが、すこぶる満足。
ヒモでぐるぐる巻きにしてストンピング連打とか見た目も面白すぎる。

後はちまちまトロコンを狙う。
非常によくできたゲームだがあえて不満点を挙げるとすれば
設置物の劣化、特にジップラインの劣化が早すぎる。
そして強化に必要な素材の要求量が多すぎる。

現在、他者とのリンクで安定して保持されているものは道路位しかない。
さほどやりこまない人間とリンクしてしまった場合、
主要な場所の設置物は全部自分が面倒見なくてはならない。
素材を背負ってあちこち修理しに行くの、正直面倒くさい。

現状なら劣化速度か素材要求量を半分くらいにして欲しい所。
俺は伝説の配達人であって、保守点検作業員ではないのだ。




間違いなく最高に楽しいゲームの一つ。(発売日買いであればなお良い)
とにかくキャラCGの出来が現時点のゲーム史上最高峰と言っても過言ではなく
不気味の谷など影も形も見えない。
マジでノーマン・リーダスやマッツ・ミケルセンのモデリングが実写にしか見えない。

まっつ

素晴らしいモデリングに外連味溢れた演出がメチャ決まる。格好いい。

イカす設定やストーリー、近未来のガジェットやビジュアルイメージもこれまた良い。
MGSシリーズに比べて戦闘メインではないものの
ミュールやテロリストを荷物でぶん殴ったりグルグル巻きにしたりするの楽しい。
(BT戦は打ち込み感があまり無いんでさほどでもない)
話はきっちり終わり、これ一本で完結している点も評価高い。
クリア後は例の構造物劣化設定のせいで誕生日にしか起動しなくなるきらいはあるが
いつまでもダラダラ続けずさっぱりいい思い出で終われるという事でもある。
改めて、小島監督の底力を見た気がする。これぞ創作。まさに傑作だ。





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