アノー:ミューテーショネム | |
アノー:ミューテーショネムってゲームをプレイ中。 サイバーパンクな世界観を2Dドットキャラでウロウロするゲーム。 どうもちうごく製のゲームのようだが ドットのセンスは中々良い。やるじゃないか。 日本語音声もかなりちゃんとしていて正直インディらしからぬ出来。 テキストも時々漢字に簡体字が混じる事はあるものの普通に読める範疇。 とは言え時々男キャラがいきなり女口調になったりするが 舞台がサイバーパンクでジャンキー多そうなので そういうおかしな翻訳も世界観的にある程度許容できる。 アクション面に関しては 良アクションゲーの条件である無敵回避とパリィを完備しているのでまずは重畳。 ただ、二段ジャンプに少し癖があり挙動が若干遅い。 概ね問題なく面白い作りにはなっているのだが ただ惜しむらくは サブクエスト数がかなり少なく、加えて基本倒した敵が復活しない等、 戦闘自体の機会やアイテムのリソースがガチガチに固められているため 初見時に期待した自由度に反して結構窮屈な作り。 VR有りな世界観なんだからお金やポイント稼ぎで気軽に戦えるようにして欲しかった。 取り合えず今んとこそんな感じ。 あと、まさかの○○○財〇ネタが隠し味。 もしかしたらこれからのクトゥルフネタ的な位置づけになるのやもしれんなあ あの小噺群。 アノー:ミューテーショネム プラチナ取得。 2Dドットの独特な世界観を最後まで損なう事なく 終盤の重苦しい雰囲気を払拭する爽やか百合エンドで〆。 個人的にラストのシチュエーションが非常に好みなので 話については「そもそもあいつの動機なんやねん」とか「結局あいつどこ行ったねん」とか まあ色々あるけど大筋で文句なし。 ドットキャラのシーン演出も良い出来です。 トロフィーに関しては一周で全て取得可能。 収集系2種以外は攻略サイトに頼る必要も無くトロコンとしては楽な部類。 ただし、基本的に倒した敵が復活しない仕様上 戦闘系トロフィーに関しては取り逃すと面倒なことになるものがちらほら。 僕の場合は最後に残ったのが隠しトロフィー「悪魔の仕業」で データ移送(ワープ)すると変身ゲージが0になる(正確には約40%以上溜まってないと0になる) という謎仕様でこれもう二周目やらんと詰んでね?ってなった。 結局、一度セーブしてオプションボタンからタイトルに戻り も一回ロードすればデータ移送せずに敵が再ポップする事に気付き、 数少ない敵復活ポイントである中央管理エリアで一番攻撃力の低い双剣振り回し セーブとロードを繰り返してゲージ溜め解放を繰り返して無事トロフィーコンプリート。 何やってんだコレという作業感に加え、このゲーム地味にロードが長いのもきつい。 何度も言うけど戦闘が結構楽しいゲームなので 自由戦闘のシチュエーションをもっと増やすべき。 調整の窮屈感半端ないのでここは早急に改善するよろし。 ちなみに二周目だが、アイテムに関しては武器とチップ以外 強化素材や弾薬に至るまで全く何も引き継がないという 正直周回する意欲があまり湧かない謎仕様。 (なので周回前はチップ製作とアイテム全売り推奨) ここもとっとと改善するよろし。 他にも戦闘中に武器ショートカットあるけど 武器アイコンの色が大体みんな一緒なので区別つかねえとか 折角の変身も時間短すぎる上に特に強くねえし仁王2初期バージョン並みに使えねえとか まあ、細かい不満点はそれなりにあるにはあるが 今作の2Dドットサイバーパンクという魅力ある世界観は一作で終わらせるには惜しい。 更に完成度を高めた次回作を気長に待ってます。 注意点として、基本的に特定素材がリポップしないため 一周で作れる強化チップが有限であるという事。 特に鉱物異性体がネックとなり、上位チップは約4~5個しか作れない。 ちなみに上位チップは後半、宝箱からいくつかゲットできるため 製作する上位チップは限定破甲チップを1つ、 残りはクリティカル率を上げるマスター補助チップに全つっぱをオススメする。 (このゲームのクリティカルは与えるダメージが約1.8倍~約2.2倍程まで上がる仕様。 マスター補助チップは一個でクリ率30%上がるので これを三つ付ければほぼ常時、攻撃力が二倍近く上昇する破格のダメージ効率になる。 これと比較すると加算である動勢収集チップや各属性チップは正しく産廃である) 同様に、戦闘の機会も制限されるためスキルポイントもすべて取るのはかなり面倒で 生物研究基地と中央管理エリアを何周もすることになる。(ちなみに一周30P稼げる) 取り合えず優先すべきは大剣・刀のスキル全部。次に致命。 ハッキング上位もお金稼ぎにはなる。あとパリィは楽しい。 ちなみに上位にパリィ後攻撃力上昇効果とかあるけど 機能してないのか上昇率が微妙なのか正直何が上昇しているのかよくわからん。 あと、お金儲けはお姉ちゃんの店でひたすらシェイカー振ってください。 釣りは有効フレームギリギリすぎて俺には先読み以外無理でした。 |
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