ヤクヤノカバネVol02

○最初は、技名とか呪文とか唱えて手のひらからなんか出す
ライトファンタジー的なやつ描くぞ〜、と思っていたのだが、
結局「魔法」の存在自体が世界設定と密接に関係する展開になったため、
根底の方ではあまりお気楽な漫画とは言い難い。

●特筆すべきはその作劇手法。
世界設定・メインキャラクターの設定と性格等・最初から決めてたのはそれぐらいで、
描き始めた当初どんな展開にするのか、どういう結末にするのかまったく考えてなかった
(図書館での戦闘も、実は完全な成り行きである)
○前回の「ピエッタ」で使ったキャラクター先行での作劇構築をさらに推し進めた形。
言うなれば各々のキャラクターが動くに任せた擬似叙述的な手法。

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