2017〜2018



2017/12/26
こないだ貰ったクロムツイマイチって評価したら鮫料理研究家「なにおぅ」つって
さらに一回りでかいサイズの送ってきた。

くろむつ

全長約35p。これは立派だ。ありがたいありがたい。
このままイマイチって評価し続ければそのうち60pくらいの送ってきてくれるんじゃないかとちょっと思う。

こないだのと味の比較をするため半身を松皮造りの刺身、アラは味噌汁にする。

あぶらののり

捌いて見るとこないだのとは明らかに脂のノリが違う。
皮目はもちろん肉にも細かくサシが入っていて実に旨そうだ。

まつかわづくり

はい、松皮造り。

かくだい

拡大するとこんな感じ。

食べてみるとこんどは旨い。前の奴とは別物である。
舌の上に乗せるとほぐれる繊維と共に仄かに甘い脂がじわりと広がる。おお、ムツいムツい。
とは言ってもやはり肉自体の味はきわめて淡白で、旨さのほとんどは脂と皮である。
なので、確かにこの魚の血合いの彩りは美しいのだが
刺身においては皮を引かず、洗いにして皮ごと賞味するのが一番な気がする。

みそしる

アラの味噌汁。
これはやはり間違いない。尻尾や鰭元にダブつく皮脂がトロトロ
加熱する事によって固定された肉に出汁と脂がしみこんで味が増す。アラの中でも一級である。
ちなみに今回の肝臓は前回のものよりもかなり濃厚で、どちらかと言うと鶏の肝臓のごときコクがあった。
そしてやはりこの魚の胃壁は薄く、それでいてシャキシャキとした歯ごたえ。非常に旨い。

しおやき

そして残った半身は塩振って一晩塩焼きにする。
これがまた非常に旨い。加熱された自身の脂によって身がふわふわと仕上がり、
僅かに濃縮されて正体が垣間見える肉の味に、焼けた皮の塩味がかぶさって包まる。
脊髄や鰭元の辺境にもっとも味が乗るため、全てをしゃぶり噛み砕いてもまだ足りない。

煮付けだと煮汁に肉の味が負けてしまうが、これならば塩味のみで堪能できる。
これがクロムツの最もうまい食べ方かもしれない。

ただ、加熱するとさすがに脂過多なのが分かる。加熱によって生じる黄色い脂は食べ続けると僅かに重く
一匹丸々の塩焼きはきっと多分ムツすぎる。多分胸がムツムツすると思う。ほどほどにちびちび食べるのがよろしかろう。


というわけで、クロムツはこのクラスの大きさならば一転、かなり旨い魚であるということが分かった。
旬以外、サイズの多少でここまで極端に味わいが変わる魚も珍しい気がする。


PS:ギャンブル失敗。実力10として6くらいの出来の大田ポンカンをお歳暮返し。
初物縁起物ということでなにとぞご容赦。



web拍手
   卵は業務スーパーで1p/c10ヶ入り¥168のヤツだ(笑) 
   高い卵も試したが黄身の味の濃厚さが変わるくらいの違いだよ
ふむう、6パック200円くらいのグレードの卵に感じたなあ。
となると安い卵をワンランク上げれる触媒としても有用だなイボセイヨウショウロ。




2017/12/19
さて、友人の鮫料理研究家はこの頃なにやら国内トリュフハンターに師事してコツを掴み
野山に分け入ってはキノコを探しているようだ。
トリュフといえばおフランス的な外国のキノコっぽいが、日本名はイボセイヨウショウロ
これがどうも国内でも割りと取れるらしいのだ。厳密にはフランスのやつとは種類が違うらしいのだが。

んで送られてきたのがこれ。

とりゅふたまご

トリュフと一緒に置いて置く事でトリュフの香りが染み付いた卵二つと彼特製のトリュフタレ
で、右下の黒いヤマモモの実みたいなのがトリュフ・・・らしい。
本当はもっと大きな奴をハントしてるらしいが。

とりゅふなかみ

ざくりと切ってみるとこんな感じ。ちっちゃいのにすでに空洞が多数。
なんかスズメバチの巣みてえだ。


正直言うと私はいままでトリュフというものをきちんと食べた事が無い。
何がしか成分が含まれている料理は幾度か食べた覚えがあるが、
その料理のどの味や香りがトリュフ由来のものなのか理解するには至っていない。

だもんで今回もらったセットから、かなり明確な芳香がするのには驚いた。
トリュフ本体に鼻を近づけてみると確かに独特の香りがする。
ふむう、これがトリュフというものか。

このにおいの説明が難しい。
土のエッセンスを含むキノコのかおりがあり、しかし総体としてはなんだか潮のイメージ
なぜか海産物のかおりに近く感じる。
個人的にひねり出した具体的な表現としては「浜焼きしたホタテの貝殻」のにおい。
ちなみに鮫料理研究家は「乾いた岩ノリ」という意見。
まっとうに表現できる語彙が引き出せないのがもどかしいが、少なくとも不快なにおいではない。

んで上記の卵を使った

たまごごはん

たまごごはんと

めだまやき

めだまやき。

食べてみると確かに旨い。
香りと相まって風味がコク深く感じられる。トリュフと卵の相性はかなり良好のようだ。

・・・だが待て、もしこれ1ダース100円の卵に使用してこの味が出るのなら画期的ではあるが
においはともかく普通にこれが旨いのは結構高い卵だからではないのか?どうなんだこれ。

トリュフ、確かに香り付けとしてはアリだがその良さを言語化できない。
やはり日本人としてはマツタケの方が香りが明確で食欲にダイレクトに結びつく。
多分もっといっぱい食べないといまいち良さが分からない類の食材であろうと思われるが
高級食材ゆえそれもままならぬ。
しかしなんか時々築地で中国産トリュフ一皿500円という価格破壊な値段で売ってたりするらしいので
それで鍛えるというのもアリかもしれない。私は遠慮しておくが。

ちなみに余談だが
代替としてたまごかけごはんにあおさ醤油を使うとかなり似た感じのものが味わえる。

・・・あおさ醤油でいいじゃん・・・・。



PS::今日JAフレッピーに行ったら「太田ポンカン」入荷してた。
1箱4500円。おおお!と逆上して、
今年もキウイを送ってくれたキウイの人と鮫料理研究家にお歳暮として何個か送ろうかと考えたが
だが待てしばし。まだ時期が早いため箱売りしかない。
そして太田ポンカンはもう木ごとに味が違うんじゃねえかと思うほどに味が安定しない。
もぐもぐ・・・これはどっちかつうと・・・ミカン!
みたいな事も時々 あるので流石に今の財力で4500円のギャンブルは無理だ。
待たれよしばし。




2017/12/09
鮫料理研究家の友人からトロ箱で魚を貰った。(こやつ今は国産トリュフに夢中だがその話は後日)
こいつは豪気だ。ありがたい。

おあかむろとくろむつ

クロムツ二尾とおまけのオアカムロ。クロムツのサイズはこの時期市販で大体7〜800円クラス
彼が手ずから釣ってきたものなので鮮度は抜群といえる。うまそうだ。

実のところおいしいと思えるクロムツを食べた事が無いので期待は高まる。
一尾を刺身、もう一尾は煮付けに。

おあかむろとくろむつさしみ

クロムツは松皮造り(左)
オアカムロも半身を刺身にした。残りは塩振って一晩寝かせて焼きにする。

切った感じサイズのせいかクロムツにはあんまり脂が乗ってない。肝臓も普通サイズ。
対照的なのがオアカムロで、これは皮目にも内臓にもすさまじく脂が蓄積されていた。
この内臓の脂とかアイゴのぜんまい料理みたいに何かに利用できそうな気もするが、
今回はクロムツの煮付けで鍋が塞がってるのでパス。

くろむつにつけ

クロムツ煮付け。
肝臓と胃袋、あとついでにオアカムロのアラも一緒に。


まず刺身。
・・・うむ。オアカムロ文句無く旨え。脂と血合いの酸味が合わさってコク深い。
んでクロムツはどうかと言えば、・・・うーん。
一言で言えば味が薄い。
経験上その辺を危惧して皮ごと造ったのだが、
それでもこれぞクロムツっていう味がどれだかわからない。

クロムツの煮付けも同上で、火を通してもそれでも正体が探れない。
煮汁に味が負けている。
ちなみにクロムツ肝臓は見てくれどおりの「ま、こんなもんかな」的な味。
特筆すべきは胃袋で、胃壁の厚みが絶妙なのかシャキシャキした歯ごたえ。これは良い。

白身魚は脂と香りで個性を判断するのだが、クロムツならではの旨さが私の舌では掴めない。
思うに癖がなさすぎるのだ。
あと釣りたてで鮮度が良すぎたのかも知れぬ。しばらく寝かせるべきだったか。
もっと大きなサイズではかなり脂が乗るという話なので、今後はそれに期待したい。


ちなみに、今回クロムツで一番旨いと思ったのは
アラをぶち込んだ味噌汁である。

くろむつあらみそしる

これはおいしい。アラ肉もよく出汁と絡んで旨く、
鼻先の脂をすすると味が見えてよ うやくほっとする。胃袋もうまい。
思うに、このサイズのクロムツはにするのがいいのかもしれない。
骨が結構硬いから雑炊時に難儀しそうではあるが。


ちなみに後日焼いた塩振って一晩オアカムロ半身、
脂がしたたってめっちゃおいしゅうございました。今回はおまけが全部持ってった。




2017/11/29
コミティアお疲れ様でした。来てくださった方々ありがとう。
お一人から笹串だんごのお土産頂いたけど写真撮るの忘れて即食ってしまいました。
おいしゅうございました。ご馳走様です。

コミティア撤収後はユニコーンガンダム立像を見にダイバーシティ方面へ。
途中のゆりかもめ車内から白い人型が見える。
前のファーストガンダムの時と同様、こういう風景の異物を見るとやはり気分が高揚してくる。

ゆにこーん

でっけえわ。
そしてかっけえわ。
まさに圧倒的。圧倒的重量感。
前の奴と同じく細部まで抜かりなくどこ見ても格好良い。
やはり立体は良いなあ。

17時の演出まで暇つぶしにダイバーシティ内7Fのガンダムベース東京ってガンプラショップへ。
どんなもんかと思ったけどさすがガンプラ品揃え日本一。一時間程度余裕で暇潰せる。
買ったガンプラ作れる部屋があったり、
ビルドファイターズの世界観がちらちら見えてこちらも中々のファンタジー。
ユニコーン立像見るならこちらも合わせて覗いてみる事をオススメする。

んで17時の演出。周りはすでに大入り満員で、皆その時をワクワクしながら待っている。
秋の日はつるべ落としのそのままにあたりはずんずん暗くなっていって
やがて流れるなんかガキンガキンいってる音。んでバナージの声。
その辺はなんだか正直恥ずかしいがいざユニコーンが変形し始めると
「おおっ!」という感嘆が辺りを包む。
うす暗くなった機体に赤く光るサイコフレーム部分がいや映える。「おおー!」
と思ったら
なんか興奮したコブシメみたく足元から頭頂にかけて波打つように赤色がビカンビカン明滅しだして
皆の思念が「おおー?」(サイコフレームこんな光り方しないよな?)
という疑問符でいっぱいになった瞬間
おもむろにブシューって言いつつ全身がパタパタと閉じて元の白いユニコーン状態に逆戻り。
ガンダム状態になってたの正味10秒くらいで
「ええー!?」その場に居た皆の意識が一つに共有され、
全員宇宙(そら)に出るまでも無くニュータイプ(分かり合える人)になった。

その直後に足元からライトアップ。
音も無くユニコーン再び変形。

がんだむもーど

んで、キメ。

・・・格好良い。
もう文句無く超格好良いんだけど
どういう演出意図なんだこれは。




2017/11/22
明日23日開催のコミティアに参加します。スペースNo:I 49a 月刊製作委員会(仮)
とりあえずちらしは間に合った。
でも明日雨かー。雨は勘弁してくれー。寒いしー。




2017/11/14
こないだはらりんさんPSVRを丸ごと持ってきてくれたので
このたび私もようやくVR童貞を卒業することができた。
フウ、まったく世界が輝いて見えるゼー。

ヘッドマウントディスプレイとカメラ、それから間にかます箱でPSVR一式。
なんだかバイクのヘルメットでも入ってるかのような箱に入れて持ってきた。

PSVR

配線があっち行ったりこっち行ったりでセットアップからして面倒臭そう。

まうんとでぃすぷれい

カナル式のイヤホンは私もはらりんさんも耳が痛くなるので普通のヘッドセットを利用する。
なんだかんだでコードがいっぱいでサイバー感あふるる。おお、未来っぽい。すごく未来っぽい。

ヘッドマウントディスプレイ部分は見かけよりも軽く、しかしつくりはしっかりしてる感じ。
PSVRは眼鏡かけたままできるのが一つの売りらしいのでちょっと眼鏡ごと被って調整してみたが
被ってしばらくしたら目の前がとりあえずめっちゃ曇る。
ディスプレイ部分も曇るし眼鏡のレンズ部分も曇る。二重に曇る。
こりゃだめだ。焦点が合わない上に前が全然見えない。
VR、夏は無理って言われるのがよくわかる。
なんかこう、ゴーグル部分に空気循環用のちょっとしたファンが欲しいなあ。

だもんで眼鏡はずして、顔面とディスプレイの間にちょいとマイルドに隙間を作って固定。
おお、今度はくっきり見える。
外界が完全に遮断されて闇の中にPS4のホーム画面が浮かんでいる。

映画館の最前から5列ほど下がったあたりで銀幕を見ているような距離感。まさに仮想現実。
凄い凄い。こういう風になるのか。頭を動かした時の画面の追従にまったく違和感がない。
トラッキングも一発で決まり、肉弾とかから比べると隔世の感がある
でも視界が塞がってるから手放したコントローラーの位置がわからない。
これ現実世界のことなんもわからねえしできねえぞ。

とりあえずPS4で配布されてる体験版のシンゴジラ傷物語をプレイ。
シンゴジラは凄い雑にゴジラに殺されて終了。うむ。
傷物語の方は映画館で劇場版傷物語のダイジェスト戦闘シーンを鑑賞するシチュエーションで、
隣に幼女が座っている。
これは映像表現が非常に面白い。なるほどなあ、こんな表現方法があるんだ。
少し驚いたのが雨のシーン。隣の幼女が傘をさしてくれるのだが、その気配をなんとなく感じたこと。
こんな風にほんの少し映像と音声データを工夫すれば、存在の気配すら演出できるのか。
これは凄い。新しい。

はらりんさんがVR専用ソフト用意してなかったので今回体験したのはこの体験版二つのみだった
(つかなんでVR持っててルームメイト的なやつ買ってないんじゃよー)が
VR、確かに凄い。一昔前の専用眼鏡でみる3D映像とは体験感覚が比べ物にならない。次元が違う。
例えるなら巨大遊園地のアトラクションを家に居ながら楽しめる感じ。
この先に世界がもう一つあるような予感。いきなり漫画やアニメの世界観が現実とリンクしたような感覚だ。
かつて夢見た未来の一端は確かにここにある。

まあでも一般に膾炙するにはまだ早い。
さし当たってPSVRの場合は解像度。ぶっちゃけ結構ドットが荒い。
 動いてるとあまり気にならないが
じっくり見るのも仮想現実の醍醐味で、これだとやはりまだジャギりすぎ。
そしてコード多すぎ。セッティング手間かかりすぎ。
目のピントを合わせる調整を能動的にやらなきゃいけない。
これヘッドマウントディスプレイが完全な独立無線型になるまでは爆発的普及はしないと思う。

とは言え今はVR黎明期。
間違いなく技術によって先に進めるジャンルで、その先に膨大な可能性を感じさせるガジェットだと思う。



PS:11月23日開催のコミティアに参加します。スペースNo:I 49a 月刊製作委員会(仮)
私は今回もチラシ的なやつですまん。
というかやるのはてっきり26日日曜日だと思い込んでたのでそれすらわりとピンチ。
まさか木曜日祝日開催とはな。



web拍手
   霧恵先生ー!ちょっとこれ見てくれ霧恵先生ー!
         https://twitter.com/Mister_Metabo/status/927903919635816450

なんです何事です。
・・・・。あーこれかー。これはねー・・・・
・・・こんなのどストライクに決まってるじゃあないですか!
前に画像見て気になってたんですがこれかー。
キャラデザにまったくバタ臭さがない上にモデリングの落とし込みが凄い上手い。
これ個人で作ってるのか。外人さんやりおる。VRエロの未来はきっと明るいですぞ。
帰って来れなくなるかもしれないけれども。




2017/11/07
三連休中日、友人達とあさぎりフードパークにあるビュッフェレストランふじさんへ。

あさぎりふーどぱーく

紅葉はまだ序盤だが、天気もよく富士山も綺麗。連休中の観光スポットとしてはそれなりの賑わい。
ビュッフェレストランふじさんはこないだ富士花鳥園に行った時に利用して気に入ったので二度目。
食べ放題系としては品数は少ないが赤身系牛肉果物(今回はぶどう)がおいしく、中々の満足度。
・・・なのだがなんか店内に12月から一ヶ月間リニューアルとして閉店するとか貼紙があった。
営業方針とか値段とか変わっちゃうんだろうなあコレ。

その後白糸の滝へ。
過去に来た事はあるがものすごく久しぶり。
なんかロータリーに導かれるまま大きな駐車場に入ってしまい駐車料金500円取られる。
周りの個人経営っぽい駐車場だと300円とかなので開いてたらそっち利用するのも手。

しらいとのたき

ごうごうとした滝の音を遠く聞きながらてくてくと歩く。
途中土産物屋さんのアーケードっぽいのもあるが、全然憶えてない。こんなのあったっけ。

おとどめのたき

これが白糸の滝・・・ではなく隣にある音止めの滝
本命では無いとは言え、これは立派な瀑布である。

んで、これが白糸の滝。

しらいとのたき

この写真だとわりとショボく見えるかもしれないが、
森の中、いきなり大きく綺麗に開けた場所に岩壁から直に流れ落ちる滝が連なる、
いわゆる絶景である。

非常に開放感があり清清しい。

しらいとのたき

川原まで降りれる。水は正しく清流。ほどほどに冷たく心地よい。

しらいとのたき

やはり滝の壁部分が圧巻。
山林とのコントラストが非常に映えるため、紅葉のフルシーズンとなれば更なる情景は必至。

ふじさん

時計回りの帰り際に展望台があり、そこからの富士もまた良い味が出る。

たきつぼ

見下ろせば滝壺。まったくもって美しい。
順路上の土産物アーケードを全然憶えていなかったのは
こっち側の道から滝壺まで行ったからなんだと気が付いた。

改めて白糸の滝、実に良い。
車から降りて5分程度で味わえるお手軽な非日常感
近くまでお越しの方は是非とも味わっていただきたい。




2017/10/30
しばらく前だが静岡開催のSF大会に参加した友人からお土産を貰った。

ほやのびんづめ

ほやの塩辛ふたつ。ありがたい。メーカーはカキヤというらしい。

中身はこんなかんじ。

ほやしおからなかみ

瓶詰めほや自体は各メーカーのを3〜4品ほど知っているが
これははじめて見る。
見た感じはアカホヤを使ってるわけでもないので鮮やかでもなく普通。
初めて開けた状態が上の写真なので内容量も若干少ない。

んで、食べてみるとこれがうまい。
かなりホヤそのまんまの味わい。さすがに歯ざわり等の新鮮さは活物には及ばないが
この手の保存食にありがちなアルコールやその他保存料が味の邪魔をしない。
今のところ、瓶詰めホヤの中でこれが一番デキが良い。

これならホヤとれない宮崎へのみやげ物に良さそうだと
カキヤなるメーカーを検索してみたらそれっぽい宮城県のメーカー発見。
ラベルのロゴマークが一致してるので間違いないと思われるが、何故か商品紹介欄にホヤは無い
・・・どういうことなの。




web拍手
    塩昆布は追加の味付がいらないので簡単炊き込みご飯の定番だと思います。
      あ
と乾海老とか椎茸を足すと万全ですね。
なんかもう塩蔵品系全部炊き込みご飯でおいしいんじゃないかと思えてきました。
なので今度はシーズンになったら出回る生食用サクラエビを直にぶち込んでみようと待ち構えています。
(干しサクラエビご飯作ろうとしたのですがあれはちと高いので)




2017/10/22
なんでも炊き込みご飯になるんじゃね?と
なんか半額で売ってた塩蔵茎ワカメを塩抜きせず適当に切って釜にぶち込んで炊いてみた。

くきわかめごはん

なった。

普通にワカメご飯ができる。茎ワカメなので歯ごたえがシャキッとしてて中々おいしい。
味付けも何もしてないがよく考えたらおむすびだって塩だけで旨いんだから当たり前である。
これなら多分塩昆布ぶち込んだだけでもおいしくなるはずだが
冷静に考えれば塩抜きするはずの塩分を丸々摂取する事になるわけで
ちと健康面では問題が発生するような気がしないでもない。



web拍手
   自分も買いましたよ。紫の方ですが。メタクソにカコイイ!!
   専用ケースを作ろうと思ってガチャガチャやってたら
        シルバーホークどっかいっちゃいました。

おお!ナイトをチョイスとはシブイ!どこから見ても格好良いですよねえコレ。
ケースは確かに欲しい!無闇にパーツ多いからから掃除大変そう。
私も絶対なくすと思ったのでシルバーホークは箱の中にお帰り願いました。




2017/10/15
蟹手裏剣の製作者であるねこのしろ君は
時々私の家に食い物いの詰め合わせを送ってきてくれる。まるでおかんのようである。
荷物の中には炊き込みご飯用のレトルト食品なんかがよく入っててしぶいチョイスのものが多い。
我が家の炊飯器が新しくなって炊き込みご飯もうまく作れるようになったので
これは中々嬉しくもある。

今回はそのうちの一つ

えびめし

ものすごく素直なネーミングの一品。
ちなみにもらい物なので値段はわからない。

えびめし

内容物はこんなんの。
たれと乾燥小エビ。無闇にシンプル。

えびめし

作るとこんなんの。

食べてみるとこれまた素直な味でうまい。
乾燥エビ使用なので普通のレトルトタイプにありがちな共通の保存料の気配もなく
なるほどこれは色々応用が利きそうだ。

ちなみに炊き込みご飯系レトルトは普通二合炊き以上のものが多く、
私の普段の一食は二握りと三分の一というオリジナル単位なので
二合炊きすると量が多すぎて一回で食べきれない。
今回ので乾きものを素材もアリであるということが判ったので、
あとはタレの配合だけわかればこれからは一回食べ切りの炊き込みご飯も自分で作れそうだ。
タレはぶっちゃけ程よい塩水でいいような気もするし。昆布出しの塩水。




2017/10/07
実は先の峠越えで興津ふれっぴーに立ち寄ったさい、果物を一つ買った。
それがこれ

ぽぽー

名前は「ポポー」とある。
・・・・なにこれ。聞いたことない果物だ。

袋越しににおいを嗅いでみると、やや甘めの青物の中に僅かにかおる排泄物系の気配。なるほど南国系の果物っぽい。
値段が100円なので最悪食えなくてもそんなにくやしくない。
棚に二袋あったが、とりあえず熟れてそうな感じのする方をチョイス。

というか、どうやって食うのこれ?

レジのおばさんに聞いてみたら生食でOK.そのまま割って中を食べるらしい。
曰く「なかなか甘い」
あと、割とすぐ裏手の山の方で作ってるとの事。
もしかしたら原付で降りてきた峠で栽培してたのかもしれない。
この話を隣で聞いていたお客のおばさんが残りの一袋を購入したので
この日のポポーはこれで売り切れとなった。

とりあえず冷やして食べてみることにする。

ぽぽー

袋から出すとこんなんの。
形に一貫性がないな。豆みたいな形が正しいのかヒョウタン型が正しいのかよくわからない。
とりあえず一番大きなやつを縦に割ってみよう。

包丁を入れるとすぐに硬い種の感触。
これはアレだな。バンレイシの種を思い出す。刃が通らない。
なんとなくぐるりと外周に刃を這わせ、ねじ分ける。

ぽぽーなかみ

予想通り硬くて大きな種がえんどう豆のように規則的に並んでいる。
その隙間に充填された果肉の色と感触が非常にマンゴーっぽい。
香りも比較的爽やかで、これまたマンゴーっぽい。
冷やしたせいか排泄物系のエッセンスは完全に消失している。

とりあえずスプーンで種ごとえぐって口の中へ。

ぬとりとした粒子感がありながらアップルマンゴーのような繊維質。きめ細かい舌触り。
きちんと甘く、香り・味共に上品な出来。非常にマンゴーに似ている。
アップルマンゴーほど鮮烈ではなく、ペリカンマンゴーほどぼんやりしていない。
味も食感もちょうどアップルマンゴー・ペリカンマンゴーを二つを足して二で割った感じ。
種の周りの甘い薄皮を舌で剥ぎ取り種だけ出す。形もそうだがアケビにも似ている。

これはかなりうまい。300円でも即買うレベル。

ただ欲張ってスプーンで果皮近くまで果肉をえぐると、かなりしつこくエグい渋みが混じる。
これはほどほど贅沢に中心部だけ食べる果物のようだ。

調べてみるとこのポポーという果実、
熱帯系でありながら寒さに強く、この日本でも明治には栽培されていたと言う。
明治て。キウィの栽培よりもはるかに古い。新顔かと思っててなんかスイマセン。
しかし寡聞にして今日までこんな個性的な名前の果物聞いたこと無い。
この甘さ旨さを持ちながらなぜ膾炙してないのかよくわからん。
昔の人は我々の想像以上に食に対して偏狭だったということなのだろうか。


web拍手
   こないだ行きましたが天体観測とかにちょうど良さそうな感じですよね あそこ
確かに。高台にあって空が開けているので良い観測地になりそうです。
問題は夜21時にトレーニングセンターの門が閉まっちゃう所ですが、
なに、少人数なら道路わきに車止められますな。




2017/09/29
清水にも古墳ありとの話を友人から聞き、ちょいと原付で行ってみることにした。

その名も三池平古墳
グーグルマップで見ると見事な前方後円墳である。
上空写真ではわかりづらいが実は結構小高いところにあり、
側の砥鹿神社を目標に行ったら徒歩以外行き止まりだったりした。
車で行く場合は清水ナショナルトレーニングセンターを目指せば間違いない。
古墳用の駐車場もその敷地にある。

みいけだいらこふん

実際行ってみると思いの外綺麗な形。しかもきちんと整備されていて驚く。

ここは1956年に発見された古墳で、驚くべき事に未盗掘。
ただ全体の形自体はだいぶ削られていたため、現在のこの形は角度推測による復元であるとのこと。

上がってみると墳丘上部には玄室のレプリカがある。

ながめ

というか何より、ここからのロケーションが非常に良い。
清水の北側を一望できる。
こいつはちょっと予想外の眺めのよさ。東名と新東名との清水ジャンクションも近く、地形的に面白い。
こりゃ名所指定してもいいくらい気に入った。

ぐるっと見回して、街中に点々とある緑は基本古墳と付随する神社のもので、
こうやって見るとこの地区古墳多いな。長年住んでいながら全然気づかなかった。


んで、ここから少しはなれたところに静 岡市埋蔵文化センターというのがあるので向かってみる事にする。

しずおかしまいぞうぶんかせんたー

・・・ものすごく道がわかりづらい。あとなんか入りづらい。
誰が来るのコレ?って感じがすごくする。

なか

展示もさほど多くはないがさっぱりと綺麗。入場無料。
あと先の三池平古墳の副葬品の展示があり発掘の顛末などが詳しくわかるので
三池平古墳に行った折にはここにも立ち寄ると理解が深まる。おもしろい。

ただここ駐車場はちゃんとあるし無料なんだけどお役所仕事なので土日祝日は休み
・・・ちょっと一週間の来館人数とか知りたくなってしまう。


その後はなんとなく農道を上って興津まで峠越えルート

やまのとちゅう

これも眺めが凄くいい。かなりの急角度で登攀するのでタマタマがちょっとひやっとするが。
山頂は日当たりが良好なのでミカン等の果樹が多い。
また谷間にはご他聞にもれず葛が繁茂しており、
そのかずらが山側から道に垂れ下がったりしてて若干の荒廃感。
赤紫の房になった葛の花が時折風に吹かれてポツリと落ちてきたりする。こういう雰囲気大好き。

ちなみに農道ゆえ行き止まり多数。地図上で繋がってると思ってた道が高低差でどんずまりだったりして
予想より大回りとなった。

水もなくなり日はまだ高いがこのまま迷ったらどうしようなんて若干思う。久々の感情。少しワクワクする。

おきつほうめん

真 新しい記念碑的な所から興津方面の風景。中央のは東名高速。
ぐにぐにと山を下り興津駅へ。偶然渡った踏み切りの先に興津JAふれっぴーがあり立ち寄る。
ついでに興津図書館で本読んで帰る。

清水に長年住んではいるものの、
見たことない風景なんぞそこらへんにゴロゴロしてる
ってのをすっかり忘れてた。
やっぱり時々は全然知らない道をなんとなく走ってみなくちゃいけないなあ、なんて思う。




2017/09/21
いつものごとくふれっぴーに行って見たらなんとサルナシが売っていた。
・・・・マジかよ初めて見た。つうか売ってるもんなんだ。

サルナシは日本古来ながら知る人ぞ知る果実。
味はいいから幾度か栽培が試みられたけどいまいち結果が出なかったと聞いた事があるのだが
まさかこうして商業ラインに乗ってるのを見ることが出来るとは。・・・・乗ってるんだよね?

さるなし

一箱100円。やしいー。一度食べてみたかったので大喜びで二個買う。200円。やしいー。
ひと目でこりゃ商業ライン乗らねえわと思える要素の一つが歩留まりの悪さ。
3センチくらいから1センチ位のまで大きさがばらばら。
果実表面もなんか色合いが微妙に汚れてる感じ。

割ってみると

さるなしなかみ

こんな感じ。
おほ、うまそう。

でも完全にキウィ。ちっちゃいキウィ。
果実表面に毛がないのでヘタとケツ毛むしって皮ごと食す。
食べてみると味もキウィ。香りもキウィ。完全にキウィ。
ほのかに甘く、酸味と青臭い爽やかな香り。つうか普通にキウィの味でうまい。
うまいが言うても何もかもキウィなのでそれならキウィ食うわとなるあたりが中々厳しい。
ちっちゃいし。

皮ごと食べるので若干ベリー感があり、そこを個性とするべきか。
ただこれは野山で偶然見つけて食べたら感動するだろうなあ。




2017/09/15
はい我が家にも来ましたよアレが。
何が来たかって?やだなあどの家庭にも一個はあるアレですよアレ
家計にも優しい生活必需品。奥様大喜びの一品。

あいあんふぉする でーん

ハイ、アイアンフォスル〜(ドラえもん風に)

あいあんふぉする

・・・・まあぶっちゃけこれ買う人はちょっと頭おかしくなってると思うね。
一般人からしたら二万円もするよくわかんないコイのプラモデルですよコレ。
ここまで何の役にも立たない高額商品買ったの初めてだ。

あいあんふぉする

でもカッケ!コイのプラモデルカッケ!!(尋常じゃない目つきで)
ちっちゃいシルバーホークもおまけで付いてくるぞ!・・・これ絶対なくす。

あいあんふぉする

手に持つとこんな感じ。
ますます実家で昔飼ってたコイっぽい。
鱗がかしゃかしゃいって存在感ある。

ぶんかつ 胸鰭と鱗は外すとめんどいから付けたまま。

バラすとこんな感じ。外伝の一面ボスの切り身を思い出す。
これ富豪が10体くらいまとめ買いしたらウナギーフォスル作れるな。

残念ながら背鰭や腹鰭は固定されていて動かない。原典でも動いてないからしょうがないとは言え
鰭の可動は魚の表情が大きく変わるのでぜひとも付けといて欲しかった所だ。

一応各部関節になってるので魚体をなんとなく微妙に曲げれる。

まがる

うねって魚感アップ!
ちなみに曲げるとウエイトバランスが崩れて台座から転げ落ちる。

ばーすと

尾部のバースト砲も原典どおり開閉する。ストッパーとかないからすっぽ抜けるが。

ひかく

原典と比較してまったく遜色ない出来。さすが二万円。
というか、原典よりモールドとか増えてこだわりのディティール。さすが二万円。

さあみんな買って床の間とかに飾るんだ二万円。

妻子持ちが買ったら奥さんにブン殴られるんじゃないかなコレ。




2017/09/09
蟹手裏剣のねこのしろくんから
イソギンチャクの味噌煮なるものを貰った。
中々鋭いところを突いてくる。

いそぎんちゃくみそに

良いパッケージ。
過去に有明海周辺に行ったときに食べ損ねた食材と言う事もあり、期待が膨らむ。
この地域周辺で食用に使うのはイシワケイソギンチャクという種類のはずだが、
このパッケ裏には「いそぎんちゃく」としか表記がない。
・・・まあイシワケイソギンチャクだろう。たぶん。

中はカレーのレトルトパウチみたくなってる。
小袋で量は少ない。
皿に盛ってみると

いそぎんちゃくみそに

・・・・ううう。・・・うーん。
なんだろうこれ。はばかりながら率直に歯に衣着せず思うところを忌憚なく申さば、
ぶっちゃけ下痢便にしか見えねェ。
なんか赤い繊維のようなものが混じる。
と言うかイソギンチャクどれよ。

とりあえず中央付近にある固体っぽいかたまりを箸にとって見る。

まじまじ見てもイソギンチャク感はまったくない。触手とか影も形もない。
くずれた絹ごし豆腐のような硬度。
口に運んでみるとむにゅーとかもにゅーとしか表現できない印象のない歯ざわり。
歯ざわりというか、柔らかすぎてもにゅーしか感想が出てこない。
味は鯖の味噌煮の缶詰の、鯖のうまみを全て取っ払った感じ。
鯖味噌煮の缶詰の中にはいってる
鯖のはらも部分から鯖のうまみをとっぱらったもの、と言えば判るだろうか。

・・・・うん。悪いけどおいしくない。
というか、イソギンチャク要素が無さ過ぎて商品のとりえが無い。

どうもイシワケイソギンチャクの利用方法としては味噌汁に入れるとか酢味噌であえるとからしいので
がっつり煮たら歯ごたえがなくなっちゃう食材っぽい。
やはりいつか活物を入手して自分で料理するしかあるまい。

ちなみに、こんなに少量なのにいっぺんに食べ切れなくて冷蔵庫に入れたが
冷えると煮凝りみたいに固まって色が淡い緑に変化した。・・・なんだこれ。




2017/09/02
友人の「夏休みどっかいくノルマ」みたいなのを消化する流れで、なんとなく富士花鳥園に行って来た。
何しろ我々は花鳥園と言えば掛川花鳥園しか知らない花鳥園素人なので
基本的に評価はその二つの比較となる。

入場料は1100円。掛川と違って入り口に靴消毒用の石灰槽が置いてある。
個人的にはこういった鳥インフル系への防御の姿勢は好感が持てる。
掛川はあまりにもオープンすぎる気がする。
ちなみに富士では触れ合った後の手洗いの施設も非常に多い。

中に入るとまずはこんな感じ。
左右にはフクロウ達のケージが並ぶ。
外観もそうなのだが、建物の感じや構造が掛川と瓜二つ。
花鳥園という何か共通のフォーマットがあるのだろうか。

ふじかちょうえん

ここを抜けるとすぐ温室。
ここ富士では花鳥園の「花」の部分に力が入ってるようで
中々の規模の花壇。

べごにあかだん

ちなみに、この建物の隣には花の栽培を行っている巨大なスペースがある。
結構壮観。

きょだいはうす

園内の休憩スペースも富士と掛川でよく似ている。
ただ、富士は飯所が小規模でがっつり食事を取るには不向き。

ばーどしょうかいじょう

この休憩スペースは室内バードショウが行われる場所でもあり
定番のそこらを飛び回るフクロウショウに加え

あるくふくろう

地面を走り回るフクロウというちょっと毛色の変わったショウもやる。
フクロウって歩くのは苦手だと勝手に思い込んでいたのだが、こやつは普通にてこてこ走り回る。かわいい。


富士花鳥園でも鳥達への課金が可能。
しかも一律100円なのでリーズナブル。

いんこ

掛川でもおなじみのコガネメキシコインコやケープペンギン、カモやフラミンゴ等に給餌が可能。

・・・なのだが、掛川に比べると鳥の種類と絶対数に大きく差があり、
 しかも鳥によっては餌への活性が非常に低い。
特にカモ。掛川のカモは餌をあげたらそりゃもう大喜びで大挙してついばみにくるのだが
ここ富士のカモはまったく取り乱すことなく、というか人に寄って来ない。
陸上では餌に見向きもしない。
池に餌を投げ入れるとついばむが、餌が目の前じゃないと食べない。
なのでここのカモたちに掌から餌を食べてもらうには、餌を目の前に一個一個投げ入れて
じわじわこちらに引き寄せてからようやくという変なテクニックが必要である。
また掛川とは食べ方が異なり、ここのカモはペレットを一個一個水に浸してから食べる。
餌自体の組成が違うのかもしれない。

ちなみにここにもコブハクチョウがいるが、こやつは掛川と性質が変わらず普通にガブられる。


インコの餌やりについて印象的なのはこやつで

ずぐろいんこ?

種類がちょっと判らない(ズグロインコ?)のだが、妙に個性的。

かじる

なんか知らないが餌の容器の側面をガシガシ齧って穴を開けて、
そこからちろちろ舌を出して中の餌をなめたりしている。
どうも遊びで穴を開けている雰囲気。手へのとまり方も加減が効いていて理知的
あと肩にとまって何すんのかなーと思ったら
おもむろに私の耳を齧りつつなんかマテガイの斧足みたいな舌を耳の穴に突っ込み始めて俺悶絶。
齧るとはいっても完全に手加減した甘噛みでやはりこれもお遊びの一環のようだ。
こんな耳愛撫された事ないのでこそばゆくてしかたない。ずーっと耳ペロペロされる。

カモに関しては掛川の圧勝と言えるが、インコ関係は富士の印象が強烈


ちなみにエミュー牧場的なものもある。

えみゅー

掛川と違いなんか林の中にある。
木立の中にいるエミューというのもなんか新鮮で、なんというか古代生物感がある。
とうかエミューってなんか乾燥したところにいそうなイメージなのだが、
ジメジメしたこんな感じのところでも平気なんだな。


全体的に、敷地や構成が掛川と似ているが、鳥に関しては掛川の方がワンランク上の印象。
ただ、ここ富士は諸々値段が安いインコの耳ねぶりも高ポイント。
食事の施設は無いに等しいが、
近くに朝 霧高原道の駅あさぎりフードパークがあるためある程度選択肢がある。
あさぎりフードパークにある朝霧乳業のたまりモッツァレラチーズが妙に旨いのでおすすめ。

というわけで、花鳥園なのに何故かいるうさぎのあられもない姿で今回はおしまい。

うさぎ



web拍手
   当チェーンのバイヤーの談話。
   近大なまずは近大ブランドなのと、
         他の業者で鯰養殖をやってる(鰻の代替として)所が他にないから強気価格なのだと

   言うことです。話し聞いてると、コスト含め、もっと値段下げられそうな雰囲気でした。
   高級品のイメージつけようとしてるのかも知れませんね。
ふむう。やはりもう一度食べてみないと何とも言えないなあ。
美味しければ多少高くても文句は無いのよね。
うなぎの代替としての位置づけなら高級志向は間違ってる気はするし、
パンガシウスとの競合を考えても国産であるという点は
大いにセールスポイントになるとは思うんだけどねえ。今のところ虻蜂取らずなイメージだなあ。




2017/08/25
伊豆水戸シーパラダイスの帰りに柿 田川に寄る。

ここは柿田川湧水群という、富士山由来の湧き水を水源とする河川で
地図見てもらえば判るように、沼津の街中に突如としてすさまじい清流が現出する。

かきたがわだいいちてんぼうだい

第一展望台からの眺め。

ちなみに、背後はすぐに国道一号である。
原初の川辺のような、あまりにも自然で清冽な、深山でしかお目にかかれないような風景に
駐車場から三分くらい歩いただけで出会えるこのファンタジー空間。 ぶっちゃけありえない。

だいにてんぼうだいからのかわべ

第二展望台からの眺め。
川辺は程よく整備され、保全されている。

だいにてんぼうだいちょっか

こんこんと沸き立つ水流に舞う川砂。時のたつのを忘れる。
素晴らしい青、来る度毎回そのまま飛び込みたい衝動にかられてしまう。

周辺には軽い遊歩道などもあり、湿原気分も存分に味わえる。

ゆほどう

川辺の環境が保たれているので虫もいっぱいいる。
ミンミンゼミの蝉時雨に時折涼風。贅沢この上ない。

いととんぼ

これはアサヒナカワトンボの雌?かな。
川面の写真を撮ろうとしたらホワホワ飛んできて、シャッターを押す右手人差し指に止まったりされた。
なんかイトトンボって人を全然恐れないっていうか認識してないんじゃないかと時々思う。

かわはら

川幅は突然広くなる。水生植物天国。
水源がほぼ湧水なのにこの水量。驚きだ。むっちゃくちゃ泳ぎたい。超冷たいけど。

この柿田川、もし近くまで来たならぜひとも寄って見てもらいたい。
湧水なので常に水温、水量とも一定で安定している。
なので天候に左右されず、いつでも澄んだ川面を見れる外れなし。
駐車場台は200円。ポストカードをくれる。

あと周辺施設には蛇口ひねるとここの湧水がおしげもなく流れる水飲み場があり
この水が冗談抜きでマジでうまいので空のペットボトルを何個か持っていくことをすすめる。
ホント、おそらく私の人生の水という水の中で一番うまい。


web拍手
   ナヌカザメいいなー、いいなー
いいですよー。ナヌカザメの大人しい性格もあいまって手触りがなんとも絶妙で。
なんというか、おっさんの脇腹感というか、いやこう言うと全然かわいくないな。




2017/08/17
はらりんさんら友人たちと伊豆の伊豆水戸シーパラダイスに行ってきた。
せめて休み中に一回くらいはとりあえずどっか行こう、と言うかなり適当な動機でなんとなくである。

とは言え、盆休み中の伊豆はやはりそれなりに混んでいて
開館時間からわずかに30分ほどで駐車場が埋まりかけるという中々の盛況ぶり。
あとちなみにこの周辺はラブライブサンシャインの聖地的なもののようで、
道中、嫁的なぬいぐるみを後部シートにくくりつけてるバイカー痛車
お菓子屋さんに行列を作るそれっぽい人々なんかが目撃できて楽しい。
ちゃんと経済効果があるんだろうなと思う。

・・・うちの近所のハルチカさっぱりだったけどな!


駐車場の屋上の眺めが良い。

しーぱらちゅうしゃじょうおくじょう

左にあるのは淡島。ここにも淡島マリンパークと言う施設がある。
曇りの天気で今回は残念だったが、晴れてたら多分良い感じで富士山が見えるはず。

伊豆水戸シーパラダイスは魚介類よりも海獣類のショーに一言ある水族館って感じ。

しーぱらだいたいのぜんけい

施設自体は中規模でさほど大きくはないが、海とほとんど繋がった展示が大半なので開放感がある。
ちなみに入場料は2200円。駐車料金が500円。
手組みの石垣が海中基礎にある部分も多く、近辺の歴史を知りたくなる。石垣マニアは必見。

目玉である海獣ショーは基本的に午前中3回午後3回な感じなので、
三種類全部見たい場合はやはり10:00くらいまでに入館しておきたい。

んで、我々が最初に見たのがアシカとトドとカマイルカのショー
当たり前なんだけど全種とにかく水中での動きが早い。
水中で戦ったらもう絶対かなわない、無理、と思わせる圧倒的スピード
海獣はええ。海獣こええ。

ショーの序盤にカマイルカに水をぶっ掛けられる志願者募集。なんのこっちゃと思ってたら
カマイルカショー中盤で先ほど志願した者共が捕虜のように一列にぞろぞろ水槽の縁に立たされて死刑執行。

いるかしょー

シャレにならんぐらい水かけられる。
ちょっと濡れるとかじゃなくて完全なズブ濡れ。着替えが必要。

かまいるかしょー

フィニッシュ。

ばんどういるか

滞空時間の長いイルカジャンプは見てて惚れ惚れする。
カマイルカより格段に体重の重いバンドウイルカ(約200s)でさえもこのジャンプ。筋力どんだけだよ。

正直僕は水族館でヤドカリの触覚がチコッチコッと動くのを一人でただじーっと見てる方が好きなタイプなのだが
たまにはこういう手間を尽くした海獣ショーを皆で見るのもいいもんだなと思う。

とは言え、この伊豆水戸シーパラダイスで個人的に一番気に入ったのはイルカショーでもセイウチショーでもなく

これ。

しんかいたっちんぐぷーる

掟破りの深海タッチングプール!

なんとタカアシガニナヌカザメ触れます。
エイやネコザメのタッチングプールは体験あるけどこんなん見たことない。いいのかこんなん。

特に何と言ってもナヌカザメで、こいつに触れるだけでもう2000円の元は取ったような気分。
まるんと大人しいサメでことさら暴れたりしない。でも力は強い。

なぬかざめ

ぬるざらんもにゅもにゅのわき腹に手を突っ込んでふにふにするだけでもう大満足
たまらん。ナヌカザメかわいい。
ちなみに、当然ながら水が超冷たいので手を突っ込んで一分持ちません
なかなか理に適ってるかもしれん深海タッチングプール。



web拍手
   じっくり読んでます。 単行本が絶版になり、もう再び手に入らないと思っていた作品なので感激です。 
   高画素数のjpegは拡大して細部まで綺麗に見られるので嬉しいです。
      僕は老眼になってしまったので助かります。

   見開きページが分割されてしまうのは少し不便ですが、自分なりに工夫して読んでいます。 
   さて、どうにも腑に落ちない点が一つあり、コメントいたします。 
   ファイルle1905.jpgの中身が真っ白なのは落丁ではないでしょうか? 
   たぶんle1904.jpgと見開きで対になっているページではないかと推測しています。 
   以上、ちょっと嫌なことを申しましたが、これからもずっと応援しています。
うおう、お買い上げありがとうございます!ありがとうございます!
ファイルle1905.jpgが白紙なのは落丁じゃないです。
漫画においては紙媒体でのリリースがまず前提にあるため、
私はコマ割りを基本的に2ページ単位、見開き状態で構築してます。
今回の海神完全版は単行本形式を遵守しているのでle1904.jpgは裏表紙部分に当たります。
私の単行本は表紙をめくるとおまけ漫画があるのですが、
これを見開き状態にするために裏表紙であるle1904.jpgの次のページは白紙なのです。
いやー、そこに何か入れようかとは思ったのですが
裏表紙はその単行本におけるピリオドなので白紙以外の選択肢はありませんでした。
実際に表紙カバーをはずしておまけ漫画を見る「間」だと思っていただけると嬉しいです。




2017/08/09
と、言うわけでようやく出ました海神完全版
正直すまんかった。時間かかりすぎた。でもよろしくー!


んで、拍手ボタンのメールチェックしてたら
なんか迷惑メール欄にいくつか通知発見。
開けてみたら普通に拍手コメントでした。すまん、気が付かんかった。
なんで迷惑メール扱いになってんだ(対策済み)
そんなこんなで

web拍手
   イオンのオリー餌ナマズはあまり評判良くないね。 
         以前に釣り仲間のお父さんが養殖している近大ナマズを
食べた事があるが、
         あれは臭みも無くウナギに負けず劣らず美味しかったよ。 
         何でも臭みを出さない為に餌の配合に相当
気を使っていたらしい。  
   それから比べるとイオンのは皮も固くて全くの別物だと両方食べ比べた釣り仲間が言っていた。

私が食べたイオンのナマズは皮は別に硬くはなかったのよなー。むしろうまいところはそこな感じで。
魚は特に飼料で味が変わるから、そこに気を配って育てたナマズは確かに美味しそうだ。
   いよいよ海神発売ですか? 楽しみに待ってます。
ありがとうございます!出ます!出ました!よろしくお願いします!
   登録お疲れさん、長かったねえ
もうホント時間かけすぎました。登録方法とか仄かに忘れちゃってる始末。
・・・さて、次は海贄だ!




2017/08/04
ヒラツメガニがまた売ってたので再度購入。
二匹入りだったので今回は一匹味噌汁にしてみた。

甲羅を開けて鰓を取り除き、手でボディを二つに割る。
殻が柔らかいから道具はいらない。

ひらつめがにみそしる

・・・つい具沢山にしてしまい味噌汁と言うより鍋になってしまった。

食べてみる。
・・・正直、期待したほど旨くはない。
いや、普通に旨いんだけどやはり基本的に味と香りが薄く、これがヒラツメガニのベストな料理とは思えない。
そして何故か汁からアサヒガニと同じなにかひなびてひりつく味がする。
これは塩茹での時には感じなかったので、どうも出汁として放出される成分のようだ。
この味はキンセンガニでもほんの少し感じた。もしかして砂地に住むカニ特有の共通因子なんかがあるのかもしれない。

もう一匹はまた素直に塩茹でにする。
・・・うん。このカニは塩茹でにかぶりつくのが今のところ一番旨い。ああ美味也。



PS:本日DMMにLeviAThaN完全版総集編1「海神」を登録申請しました。
なので多分来週中ごろあたりにはDLリリースされると思われます。その時はまたここで告知いたします。
ながらく、ほんとにながらくお待たせしました。




2017/07/28
ウォーキングがてらに立ち寄るスーパーでヒラツメガニを売っていた。

ヒラツメガニ

マイナーなわけでもなく、それなりにチラホラ流通してるカニなのだが
輸送に弱いのか活で扱ってるのは見たことが無い。
なのでよく考えたら一度も食べた事がない。(カニはとりあえず活から茹でて食べたい派)

友人のねこのしろ君が今回コミケに出すボードゲーム「蟹手裏剣ヵニ」のパッケ絵を受けた時に
そこにヒラツメガニも描いたんだけど、描いておいて味を知らないのもどうだろうと思い
今回購入してみる事にした。

黒い汁も出てないし匂いも皆無。活ではないが幸い鮮度は良さそうだ。
持った感じ予想より軽いのが気になるが、その中でも比較的重い奴を選んで購入した。
お値段そんなに高くないのが良い。


どうも味噌汁に入れちゃうのがベストだとは聞くが、正確な味を知りたいので塩茹でにした。

ゆでひらつめがに

12分ほど茹でて荒冷まし。
こうしてみると結構カニカニした上で格好良いカニだ。第一歩脚が比較的大きく、それが絶妙なバランス。
火を入れる前は遊泳脚の末端に紫色がさして美しい。
住んでるところが似たようなせいか配色がキンセンガニによく似ている。

ひらつめがになか

開けてみるとこんな感じ。
どうも秋とか冬がシーズンのカニらしいのだが、きっちり内子が詰まっていて一安心。
ただ、カニ味噌は少なめ。

殻が比較的柔らかく、簡単に噛み砕けるので肩肉に丸ごとかぶりついて噛みしだく。
ワタリガニ特有の僅かな粗野感ジューシーな旨味。甘み。
全体的に身入りが少なく若干薄味。なのだが飽きが来ない。
ことさら主張せず、しかし芯はしっかりしている。
内子の味もガザミと遜色なく、むやみに濃厚ではないゆえにいくらでも食べれそうだ。

これは旨い。この値段でこれは素晴らしい。食べやすいのも気に入った。
値段をかんがみて、なんで俺今までこの蟹食べてなかったのってくらい気に入った。
鮮度が良くて大きな個体があったら問答無用で買いである。




2017/07/20
すみません。
LeviAThaN完全版総集編1「海神」、完成状態で全体見直してたら
ど〜しても2P増量&1カット修正したくなってしまったので
あともうちょっとだけお持ちください。ホントすみません。



web拍手
   なまず、うちの店でも近大完全養殖扱ってますよ。
   従業員全員値段に腰抜かし?こりゃ売れないわと失笑しました。 

   鰻より高くなるのは仕方ないのかと?数と養殖方法ですかね。調べてみます
私の食べたやつは定価で買ったら暴れるレベルの値段と味の不等号状態だったわけだけど
鮫料理研究家がかつて食べた近大養殖なまずはそれはそれは旨かったそうな。
私と異なるのが入手先で、鮫料理研究家がゲットしたのは鰻専門の業者からと言う話。
こうなってくると歩留まりが悪くて味が未だ固定されていないか、
もしくは近大養殖なまずには二種類ある・・・名義だけ貸してる状態の養殖モノがあるのではないか、
という中々面白そうな展開になってくるのだが、
まあなにしろ私自身が旨いとされるほうを実際に食べたわけではないので
これ以上はなんとも判らない。売ってるのをもう何度か適当に食べ比べるにしたって、ねえ?ホラ高いし。




2017/07/13
近所のイオンになまずが売ってたので買ってみた。

なまず

なまずが店売りされてるの初めて見た。
そういや何年か前に近畿大学「うなぎ風味のなまず養殖成功」とか話題になってたがこれがそうなのかしらん。
でもなんか高い。半額でも躊躇する値段。

さて、どんなもんだろ。

なまずどん

うまそうである。特に皮の質感がよろしい。

だが、食べてみると思いのほか「川魚のにおい」が強い。つまり、泥風味がより香る。
無論、養殖ウナギの風味と根底は同じものではあるのだが、最大の差異として脂の過多がある。
どうもアッサリしててコクがないのだ。
ウナギ風味を歌うからにはおそらく飼料も同じ物を与えてるんだと思う
(脂肪の味は食べ物に左右される。同じモン食ってれば脂の味は近いものになる。
養殖マグロの脂質が養殖ブリと似たようなモノになるのと同じ)が
そもそもなまずは身に脂の蓄積が少ないようで、これを養殖ウナギの代替とするには個性が違いすぎる。

同じなまずでも、養殖パンガシウスの場合は鰭の付け根周辺に脂塊が形成されるため
どちらかと言うと現状まだパンガシウスの方がウナギの味に近い。
・・・代替としてのパンガシウスの問題点はその体型だが。

結論として、当たり前だがこれはなまずである。ウナギではない。
あと、味と量に値段が釣り合ってない。まだまだ改善が必要であろうが、
流通に乗ってるだけでも大したものとも言えよう。
メディアに煽られて期待されすぎた感はある。



web拍手
   LeviAThaNシリーズの電子書籍化はいかがな状況でしょう?
   10周年の夏という事で季節的にもこれ以上のタイミングはないのではと思ってみたり…みたり…
私もまったくそう思います。ベストタイミングです。というかファイナルタイミングです。
ので、今週末までにDMMの方にデータ送って、そんで向こうの審査やらなんやらがあると思うので
来週末〜再来週には上梓(って言うのかなデジタルでも)になる運びです多分。
というわけで、出たらここで告知します。
・・・ようやく出ますヨ(多分)




2017/07/06
セミの鳴声が聞こえてきたので、俺の夏、今日から開始。




2017/06/29
掛川花鳥園続き

ハシビロコウに別れを告げ
オニオオハシやらフラミンゴやらのいるブースへ移動。
餌の半分に切ったブドウを見せびらかすとオニオオハシが飛んできて私の腕にとまる。
小さな餌を相変わらずくちばしの先で器用に掴んでヒョイと飲み込む。仕草が知的で可愛い。
でもこいつ聞いたところによると他の鳥の巣とか襲って卵とか雛を飲んじゃう中々邪悪な奴らしいのだが、
外見はつとめて紳士的で優雅である。うむ、油断ならぬ。
オオハシ用の餌を持った女の子がやってきて餌をあげたそうにしてるので、二の腕同士を近づけて
「ほれ、あっちに移れ」と言うとちょんとひと跳び、おお、通じるもんなんだなあと感心していると
腕にオニオオハシを乗せた少女が嬉しそうに「ありがとう!」と言うもんだから
おじさんは何か全て贖われたような気になった。
ありがとうオニオオハシ。邪悪とか言ってすまんかった。

んで、屋外へ移動。
外へ出ると山に囲まれた中々の広さの池とエミュー牧場のある広場がある。
どうも元々天然の池があったところに建てた立地のようで、山間から池への境目は非常に自然な感じだ。
天気もよく開放的。立て看板に

しめいてはい

という指名手配犯的な注意書きが張ってあった(この園内には何羽かこのような要注意鳥物がいるようだ)が、
この池で、というかこの園内で最も危険なのはこの池にいるコブハクチョウである。
このコブハクチョウ、大きく優雅そうに見えて貪欲。
そしてどうも餌をとるのがへたっぴ。なので手の上に餌をおくと指ごとガブられる。
餌を持ってるとおかわりを要求して関係ない服とか二の腕とかをガブる。
500 円の大型課金餌を持ったはらりんさんがガブられまくる。
看板にあるサカツラガンはむしろ非常に大人しく優しい感じで餌をぱくつくので、
これはまったくの濡れ衣であると思われる。
サカツラガンかわいそう。

コブハクチョウにひとしきりガブられてからガブりの本命エミュー牧場へ移動する。

えみゅー

相変わらず恐竜である。見てくれの邪悪さで言えば園内最強であろう。なんだその北村一輝みたいなツラは。
くちばしをパカッと開けて目線に迫ってくるので角度によってなんだか笑ってるように見える。

えみゅー

はらりんさん、さっそくたかられる。
彼らは餌よりも餌の入ったカップの方を常に虎視眈々と狙っているので
うまいこといなさないとお楽しみタイムがすぐに終わってしまう。
首を伸ばせば余裕で我々よりも背が高くなるので、
多分子供とかだと簡単に蹂躙されて泣いて帰る羽目になるのではないか。
でもまあエミュー自体は別段暴力的な鳥ではない。
ガタイがでかいから力強いだけで、ケツとか撫でても怒らないし割と温和な感じだ。
ただ鼻息が凄い。ぶふーぶふー発情したおっさんみたいな熱い鼻息をする。鳥なのに。

これで園内は一通り回って、後は直近のバードショウを見て帰る。
今回見たのはなんだか寸劇仕立てになっていて、お兄さんがキメの台詞を噛むとかこれもなかなか味わい深い。
音もなく滑るように飛ぶベンガルワシミミズクの雄姿は一見の価値アリ。

お気に入りのアメリカオオコノハズクと写真撮影。

あめこの

うーむ、やはりかわいい。問答無用でかわいい。

掛川花鳥園、問答無用でオススメである。


PS:かわいいついでになんとなく売店でワライカワセミのぬいぐるみも買ってしまったが

ぬいぐるみ

机の上に置いとくと配色が似てるせいか、ふと気が抜けた瞬間に
「いつの間に猫に侵入されたんだ」と毎回ぎょっとする。未だに慣れない。




2017/06/20
はらりんさんらと再び掛川花鳥園に行って来た。
前回行ったのが2012年の年末だから大体四年ぶりといったところだろうか。
なんとなく宅地の中にあったようなイメージだったのだが、再度向かうと普通に山っぽいところにある。
場所を完全に忘れていた。

はな

相変わらずの見事な花棚である。
今回は前回と違い冬の平日ではなく天気の良い初夏の土曜だったので混雑を心配していたが
無茶苦茶混んでるわけでもなく、むしろちょうど賑やかな人の入りでまずは一安心。

11時30分くらいに到着したのでとりあえず園内の食堂で腹ごしらえ。お値段据え置きの1200円。
手作り感満載
の素朴な味も変わってない。
食べてる最中に時折上から花びらがポトリと降ってくるのも風情がある。

お腹もふくれたし、さあ課金(餌やり)するぞ〜。

と言うわけで入り口のほうに戻り、カモに課金する。
この掛川花鳥園ではさまざまな鳥に課金できるのだが、
ぶっちゃけこのカモ課金はこれさえ抑えておけばOKと思うほど満足度が高い。
掌の餌をまあとにかくついばむ。丸く濡れたやわらかくちばしでカモカモカモカモと無邪気についばみまくる。
ビジュアル的には地味だがやはり感触的にどうにもたまらない。初体験の連れは「ヒャア!」とか声上げてる。
ちなみに草履で行ったら足の上に乗ったカモの水かきの感触がこれまた微妙にぬくくて愛おしいことを発見。
皆草履で行こう。

わらいかわせみ

食堂から入ってすぐの展示は位置が前回と逆になっていた。
しょっぱなに前回いなかったワライカワセミが二羽いて驚く。
鳥のヒナがそのまま大きくなったようなあざとすぎる頭身。おおきなくちばしが文句なしに完璧すぎる。
ああ〜、ワライカワセミかわええ〜。

あめりかおおこのはずく

と言うかこのブースのメインはふくろう。相変わらずかっこかわいい奴らが眠そうにしている。
そしてやっぱりアメリカオオコノハズク超かわいい。まるい。

こがねめきしこいんこ

無論他の鳥達への課金もおこたらない。
相変わらずインコ達は頭良さそうに上品に食べる。食べ方へたくそなのかボロボロこぼすけど。

ヘラサギへの餌やりも楽しい。
カモほどの怒涛の積極性は無いがくちばしの感触はやはり非常に良い。

あふりかれんかく

園内のプールに咲くハスの花もきれい。
アフリカレンカクがハスの上をちょこっちょこ歩いている。

んで、その先にドクターフイッシュもといふれあいフィッシュのブースがある。
200円課金して足湯的なプールに足入れたとたんコレ。

ふれあいふぃっしゅ

軽いグロ画像かとみまごうばかりの大群が俺の脚を一斉に齧りだす。うごおおおお。
イメージ的にはちっちゃいイカの吸盤環で吸い付き齧られまくる感じ。 こそばゆくて悶絶する。
この魚、多分拷問に使える。
私の足に魚を取られたようで、隣に座ってた外国人の女の子
「アナタ、イッパイ。ワタシ、スクナイ」となにやら無念そうな口ぶりで語りかけてきたが
なんて言うか君に比べてこのおっさんが汚いだけだから気にしなくていいんやで。

担当してたお姉さんにこの魚の種類を聞いたら「ティラピア」とのこと。
ガラ・ルファのような正式なドクターフイッシュではないため「ふれあいフイッシュ」らしい。
とりあえず花鳥園行ったらコレも是非体験しといて欲しい。悶絶すること必至である。


さらにヘラサギたちがいるブースを抜けるとその先に新設されたコーナーがあり
その中にひときわ存在感を放つ鳥がいた。

はしびろこう

ご存知、ハシビロコウである。
生で見るのは初めてだ。

はしびろこう

大きく立派で、しかも美しい。まさに「威風堂々」という言葉がぴったりの鳥だ。
厳格そうでありながら頭の冠羽がキュート。実にかわいい。
ここのは歩き回りこそしないが割と頻繁にくちばしで毛づくろいをしていた。
あとなぜかタイミングよくまばたきをするので私のとった写真の半数は白目(実際には瞬膜)剥いた状態になってしまった。


長くなってきたので次回に続く。



web拍手
   死んだらほぼ復活不可能な時代のコナミのシューティングだからね〜
この後にグラディウスVが来てSTGは斜陽を迎える訳だけれども、
それでもやっぱり他のに比べるとサンダークロスは簡単な部類なのよなー
もう純粋に俺の腕が落ちて行ってるのよね。加齢というやつですよ。
この調子ならそのうちトライゴンも来そうだけど、
あれはもうほんとマジで当たり判定小さめモード付けてくれないときっと無理だわ。




2017/06/14
このところ暑かったり寒かったりで妙に不安定な気温だが、
もうなんだか面倒くさいので我が家は昼も夜も窓あけっぱにしてある。

当然もガンガン入ってくるのでもしもこの家に蚊取り蚊帳が無ければ
速攻私の全身の血が抜かれて即身仏になるところだ。

そんなわけなので過剰にオープンな我が家には稀に珍客が乱入する。

夜に向こうの部屋からなんか結構な質量を伴ったバサバサ音が聞こえてくるなあと思ったら
なんかけっこうでっかい蛾が飛んで来た。
ヤママユガ系のやつだ。なんとかサンってやつだ。
そやつは明かりのついてるこっち側にフラフラ飛んできて蛍光灯の下でばっさばっさと大騒ぎ。
そのうちTVとAVアンプの隙間に落っこちてばっさばっさ。
そんなところにハマって死なれても困るのですくい上げてやると
さっきの大騒ぎはなんだったんだってくらい素直に付いて来た。
あらかわいい。

しんじゅさん

疲れたのか腕によじ登ってじっとしてる。飛ぼうとしない。
虫にしては割と大型のモコモコタイプなので結構かわいい。

しんじゅさん

触覚がそれなりに大きいから多分オスだろう。
調べてみると「シンジュサン」という種類のようだ。
漢字で書くと神樹蚕。てっきり貝のほうの真珠かと思ったらニワウルシの木の事を神樹と呼ぶらしい。
ニワウルシの木に幼虫がいるからシンジュサン。
ちなみにこの幼虫、色とか形が結構なストロングスタイル。ちょっと触りたくねえなあ。

とりあえずしばらく眺めて堪能した後、お外にそのまま連れてって
玄関の横に生えてる木に腕を沿わせたらそのまま移って行った。素直なやつめ。




2017/06/06
たまには本気で殲滅してみようかと思い立ち
中々効くと聞く新兵器「ブラックキャップ」を大枚はたいて購入。

やつらの通りそうな所になんとなく設置完了後、ふと壁を見ると
4〜5年モノくらいの中々立派なメスのアシダカグモがちょこんととまっていた。

「なんだよー」と言いつつブラックキャップ全回収。
これ使い切りだから小分けとかされてないのよね。
と言うか、くるなら来るって言ってほしい。


web拍手
   ガス炊飯器で炊くとさらに4割り増しぐらいになりますよ
ガス!ガスかー。実家はずっとガス炊飯器だけれども、たしかにすこぶるご飯旨いものなあ。




2017/05/29
我が家の二代目炊飯器はもらい物なのだが
誰からもらったのかさえ忘れてしまったほど長らくこの家で米を炊き続けてきた。
真にお世話になった一品だがこのごろどうも調子が悪い。

飯の時間に炊けたかなと釜を開けると普通に水を湛えてふやけた生米が出てくる。
つまりセットした状態のまま時間だけ経過した生米。
一度目は「なんだ、炊飯スイッチを押し忘れてたか」と思ったのだが
その後これが頻発するにつけ、スイッチを押してしばらくぼんやり見ていると
唐突にふっと消える炊飯ランプ。

どうやらこの二代目、飯を炊くことを途中で諦めてしまうらしい。
おい!っつって上からチョップをかますとランプが付く。まるで昭和の家電である。

それでもしばらくは我慢していたが
厳しく見張ってないと飯を炊くことを諦める炊飯器と暮らすのはさすがにもう限界である。


ということで、三代目炊飯器を購入する運びとなった。
なんかとりあえずIH。IHって奴で消費電力低い奴。1000Wとかだと多分PC作業しながら飯炊けねえしな。

なので象印のNP-GH05−XTというなんか普通にすっごいメジャーな炊飯器を購入。
IHで消費電力が許容範囲内の700Wというのが決め手となりました。あとそこそこ安い。

前のと同じ米を感じ水加減で炊く。
どうせなら一番旨そうになる「白米熟成」モードで炊いてみたのを食べてみる。
・・・78分とかかかりますねこのモード。


・・・あ、うめえわコレ。前となんか違うわ。旨味が増したっつうかなんというか。
ああ、ハリとかも違うわ。ごはんうめえ。

というわけで、ごはんが3割増しくらい旨くなって人生の楽しみが増した。
非常に満足である。
問題があるとすれば、旨いからついつい食べ過ぎてしまうところだ。




2017/05/22
コミティア参加の帰りに、有楽町なんかの地方物産展を覗くのが何故だが恒例になっているのだが
富山物産展で今回買ったのはこういうの。

ぶりのい

能登寒ブリの胃の粕漬け塩辛。

胃袋の塩辛とは、チャンジャ以外ではじめて見た気がする。

いのしおから

中身はこんなんの。

柚子風味の粕漬けで、胃袋がぼちぼち入ってる。
面白い事に胃袋が完全に生で、もにゅこりとした歯ごたえが良い。
胃袋自体は目立った味はしないので、基本的には柚子風味の粕漬けの美味しさが味のほぼすべてだ。

そもそもブリの内臓は天然モノで下処理をちゃんとすると幽門垂以下非常に美味しいのだ。
その点これは癖がなくとても食べやすい。
魚の内臓入門初心者にこそオススメである。




2017/05/15
今年も静岡ホビーショウに行って来た。
6日土曜は生憎の雨だったのだが、なんかもう関係ないレベルで相変わらず盛況である。

各ブースをそぞろ歩く。これほどの規模の造形展示は一味違う楽しさだ。

あんどろめだ

バンダイブースにはなんかでかいアンドロメダが置いてあった。つうか、ヤマトってまたなんかやるのか。
はいぱーギャン子とかはなんか今回初めて発表されたものらしく、
そういう最新作を見れるのも楽しみのひとつだ。


東京マルイはなんかカプコンと提携してるみたいで

ファミリーおじさん

ブースの中に唐突にファミリーおじさんの等身大人形がいたりする。
東京マルイと言えば私の場合シューティングレンジが毎度の目当ての一つとなっているのだが

まるいぶーす

回を追うごとにパワーアップしてきたこの施設、
今回は「世界初!プロダクションマッピングシューティングレンジ」との触れ込みで、
ターゲットに映像が映りこむ仕様になっていた。
二種類あるうちのゾンビシューティングの方とかはターゲットにいろんなゾンビが映りこむ。
それをワンマガジン分ぺしぺし撃つ。電動ガン撃つのはずいぶん久しぶりでやっぱり楽しい。
終わったらなんかボールペンくれた。

ブース自体の作りもこなれて手堅く、今回ので東京マルイシューティングレンジは完成した感がある。
地方巡業とかやってみればいいのに。


そして自衛隊の特殊車両が撮影できるのもここでの楽しみのひとつだ。
遠目で、おー、今回も10式かな? と思ったら違ってた。

16式

16式機動戦闘車試作機

16式

10式もそうだけど造形がスタイリッシュで未来感あふるる。あと結構デカイ。
なにより試作って響きがステキ。格好良い。試作超格好良い。


というわけで、今回の静岡ホビーショウも楽しかった。
ちなみに拡大を続けるモデラーズブースの進撃は小康状態に入ったようで、
展示面積は昨年と変わりないようだが
展示のレベルがどんどん上がってきてる気がする。
これも中々楽しい。



web拍手
   面倒なものをお送りして申し訳ありません。乳腐は白粥のトッピングや酒のアテ、
   豚肉炒めに入れると美味しく召し上がれます。

いやいや、これは良い物です。
厚めの豚バラとキャベツ、エノキに酒醸豆腐乳を控えめに投入、炒めるだけで

ほいこーろもどき

なんかホイコーロー的なモノが即座に出来上がる手軽さ。
そして何よりそれが非常に旨い、ときてすっかり気に入ってしまいました。ありがとうございます!




2017/05/09
コミティアお疲れ様でした。
なんか近くに近年のコミティアでは見たことない行列とかできてたりして
今回は全体的に中々の混雑ぶり。
来てくださった方々ありがとう。

その人々になんか色々おみやげをもらいました。

おいしいおかし

コーヒー味の美味しいお菓子。ワンランク上のうまさ。うまし。

そして問題は

酒醸豆腐乳

台湾帰りのよくわかんない瓶詰め。
見た感じ醗酵豆腐系だが小粒納豆の形そのままみたいなのが入ってて不安をあおる。

はっこうどうふ

中身はこんなんの。
どうも「酒醸豆腐乳」と言うらしい。

おそるおそる豆腐部分をかじってみる。

あ、うまい。おかしな味も臭いも無い。普通に食える。これはほぼほぼ味噌である。
昔食べた醗酵赤豆腐はとにかくしょっぱいだけだったけども、これは旨味がきちんと感じれる。
酒醸と書いてあるがいわゆるアルコール臭さも無い。味わいはやっぱり普通に味噌である。

とは言え塩分も普通の味噌と変わりないので、あんまりいっぺんにいっぱいは食べられない。
食べ方を考えるのが楽しい。調味料として使うのもよろしそうだ。


というわけで、皆さんお疲れ様おみやげありがとうございました!



web拍手
   コミティアお疲れ様でした。頂いた色紙は大事に会社の事務室に展示させていただきます。
   チラシも拝見させていただきましたがやっぱり先生の漫画テンポ良くてよんで楽しいです。
   またいつかのティアでお会いできたら幸いです。

ご足労ありがとうございます!
色紙は手持ちの筆ペンで描いてるので耐水性は皆無、おそらく光にもそんなに強くありません。
よかったら劣化する前に一度スキャンとってデータ保存でもしていただけると
なんだかちょっと安心します。また会いましょう!
   Twitterとかはやらないんですかー?
アレの醍醐味って遂次更新だと思うんですが、何しろ私は携帯とかスマホとか持ってないもんで・・・

Message





2017/05/01
やはり5月6日のコミティア、新刊は無理でございます。申し訳ない。





2017/04/24
柑橘の季節も終わりだなとか思っていたが、
野菜を買いに行ったフレッピーでなんかブンタンを売ってたので買ってみる。コブシ位のが二個で350円。
表面が老人の手触りなので二ヶ月くらい熟成されていると見る。

見てくれはサワ−ポメロ(パール柑)とほとんど同じで、色も形も見分けが付かない。

食べてみるとなるほどサワーポメロとは少し違う。
甘みと香りがサワーポメロほど濃く無い。ちなみに不味いとかそういうのではなく
サワーポメロの暴風的とも言える香気と糖度の繚乱に比べて心地よい美味さがある。種も比較的少ない。

落ち着いた風格が中々の一品と知った。もう少し食べ進んでみよう。




2017/04/16
数日前からはっきりしない天気で、今年はは駄目かなと思ってたが
週末にかけてやたらな陽気となり、ここ静岡でもようやく満開となった。

私の部屋から歩いて4〜5分の公園は、近場でありながら中々桜の樹が揃っており
この時期はぶらぶらとそぞろ歩いたりする。

さくら

旧駅を公園化したもので貨物車の展示やホームの石垣が残ってたりする。

いりぐち

数年前、広場のど真ん中に対津波用の櫓が組まれたりして風情は今一になってしまったが

うえからさくら

この櫓は珍しく平時でも出入りが自由(屋上には観光用の無料望遠鏡まで設置されている)なので
空撮じみた写真も取れて、これはこれで良い。
隠れた穴場である。


5月6日土曜開催のCOMITIA120に参加します。
スペースNo K53a 月刊製作委員会(仮)
今回も私の方は新刊は無理そうなので、いつものチラシでお茶を濁す所存。




2017/04/08
四月に入ってそろそろ柑橘の季節も終わりである。

ラストに何か適当なのを買ってしめようかと思っていたら
チャンドラポメロが売ってたので買ってみた。

チャンドラポメロはこういうの。

ちゃんどらぽめろ

そういえば前に一度紹介してたな。・・・まあいいや。

ポメロってのはいわゆる文旦のことで、先日話にあがった紅まどか晩 白柚と同じやつら。
このチャンドラポメロ、晩白柚に比べれば一回り小さいが、それでも柑橘系の中では大型で食べ応えはある。
これで180円。

切ると中身はこんな感じ

ちゃんどらぽめろ

種も少ないし果肉が赤くてボリュームがありうまそうである。


・・・だがしかし、だがしかし実は特にうまいわけではないんだなあこれが(あれえ?)

顆粒はぼろぼろと水分に欠け、甘さ、香気共に貧弱で、見た目からのものすごい肩透かし感。
なりが大きいので食べではあるが、もしかしたらこれ皮食うタイプの柑橘なのかなって思うほど味が薄い。

同じポメロでもサワーポメロ(パール柑)は
糖度13以上の抜群の味の濃さ独特の香気で個性がありながらも最高に美味いのに
なんでこいつはこんなに薄味なんだろう。勝ってるのは体躯と種の少なさ位だろうか。

まあ、味が薄いから適当にぽりぽり食べるには向いている。肩の力を抜いて食する果物である。安いし。




web拍手
   くらげこんにゃく良いですねー凄く好みのお土産です口に放り込んでコロコロしたい
見た目的に糸コンニャクを板コンニャクで包んだだけに見えますが、これ実は口腕部と傘部が繋がってる一体整形で
現実のクラゲと同じ作りになってるんです。なのでお口に入れて舌でつるつるの頂部をなでなでしたり
傘の縁から舌先を突っ込んで内部をねぶりまわす等の大人の舌技(なにそれ)にも十分耐えられる一品です。
   しかし仙台か・・・行く機会早々無し
ホヤ食いに行きたいなあ。ホヤジャーキーを無心でモリモリ食いたい。




2017/03/31
神戸方面に出張に行った友人からお土産が送られてきたのだが
その中に何故か

くらげこんにゃく

と言う、仙台うみの社水族館限定販売ものが入っていた。

開けるとこんな感じ

くらげこんにゃく

タコクラゲみたいな形をしたコンニャク製品である。
右がイカ入り醤油味、左が昆布だし味で付属の仙台味噌をあえて食べるようだ。

とりあえず醤油味をあたためて食べてみる。

くらげこんにゃく

レンチン中にやにわに「パァン!」という音がして結構びびった。
どうやら一本だけ入ってるイカのゲソが爆ぜたようだ。

ぶっちゃけ煮付けコンニャクなので普通にうまい。
一口で食べれる大きさで、口の中に転がして楽しく
造形的に板コンニャク糸コンニャク双方の性質を持つから味も良くしみて舌触りも噛み応えも良い。

これはコンニャクの新形態として普通に販売しても売れるんじゃあないかなあ。




201/03/22
例のごとくJAフレッピーに柑橘系を物色に行ったら
なんか初めてみる果実が置いてあったので買ってみた。

べにまどか

「紅まどか」とある。お値段一個300円。
説明には麻豆文旦×平戸文旦と書いてある。
かなり巨大な柑橘系で、遠目だと晩白柚(ばんぺいゆ)かと思った。
形は晩白柚よりも潰れており、柑橘系としては異形の鏡餅みたいな形をしている。
同じ特大サイズ柑橘の晩白柚に比べて果実表面にもなんだかハリが無く、
鏡餅みたいな体型もあわさって第一印象は「だらしない晩白柚」である。

割ってみるとこんな感じ。

べにまどかなかみ

予想通り皮が分厚い。
皮部分は比較的やわらかいが非常に身離れが悪く、かなり剥きにくい。
空気層が多すぎて晩白柚のように皮を何かに利用するのは少し無理そうだ。

果肉は紅と言うほど赤くは無い気がするが、中々いい色合い。
味わいは程よく甘く、香気は普通。顆粒の歯ごたえも普通。普通に美味いタイプの柑橘。
種は多いが元々のなりが大きいので食べ応えがある。

次は同じタイプの巨大柑橘、晩白柚を買ってきて味の違いを見てみたい。




2017/03/11
確定申告手続き終了。
とっととやればいいものを、毎回毎回ギリギリまで引っ張るもんだから
その期間中の「明日提出の宿題をやって無い感」が微妙に精神によろしくない。

ちなみに今回のデータ入力時、前回の還付金が通帳に振り込まれていないのに今更気付き
どういう事かと思ったらどうも前回の私の青色申告担当者(すでに退職)が
振込先の銀行の名前を間違えて入力していたからと判明。
家の中を探したら幸運にも
「おめーの所に金振り込めねーから代わりにこれ持って行って郵便局で引き換えてもらえや券」発見
てっきり何かの領収書だと早合点してちゃんと読まなかった私も悪いのだが、
なにしろ銀行の名前間違えないだろう普通。

と言うわけで、郵便局に行って前回の分を無事引き換えてもらいました。
どうもお金自体は郵便局預かりで、
文書郵送から一年たったら国庫のほうに戻される
らしいので結構危ないところだった。
聞くとそのまま受け取りを忘れてしまう人も相当数いるようなので、皆様確認とご注意のほどを。




2017/02/25
毎日のように八朔とかの柑橘系を食べてたらなんか歯がしみる気がしてきた。
もしやとかで若干ダメージ受けてたりするのかな。
この頃はヒマさえあれば買い置きしてる柑橘系をかじってるのでさすがに食べすぎだ。




2017/02/16
ここ静岡は食材としてのイルカ安定流通しているどうも全国でも珍しい地域なのだが
前にも何度か書いた通り、この食材は素人が軽い気持ちで手を出すと
「ごめんねごめんね」と言いながらすべてをゴミ箱に投棄せざるおえなくなるような強烈なブツが出来上がる。

私も過去三度挑戦し、そのつど完食不能料理を前に途方に暮れる事になった。

そんなんわけで、はるみ八朔を買い足しにJAに行った時に総菜屋でこんなものを見つけてしまったのだ。

いるか

イルカをと根菜を甘辛く煮たもの。正式名称はわからないがこの量で398円とは中々強気だ。
真っ黒なイルカ肉脂肪層が一緒に煮られている。ぱっと見ナスのように見えるのがそれだ。

よく考えたらここいらで売られてるイルカは基本的に未調理のもので、
3cm角くらいのサイコロ状に切られた
筋肉と脂肪層が7:3位の割合でパックされてる生ものがほとんどである。
「イルカはまずい」と言うのが通説になりつつあるが、
それは癖の強い食材を素人が料理するから不味くなるのであって
ちゃんとした料理人が調理すれば実は美味い一品になるのではないか。

と、言うわけで真のイルカの実力を見極めるためにも
ちゃんとした料理人(多分)が作ったこの一品、購入してみることにした。


食べてみるとかなり濃く甘めの味付けである。
真っ黒い肉部分を食べてみると、トラウマになりかねないレベルの海獣臭さアクセント程度まで抑えられ
硬めではあるがぼろぼろと崩れる大和煮状「普通にうまい肉」の域まで昇華されていた。
あ、これ食える。普通に食える。
脂肪層はこれもクジラのものと味は同じで、筋肉との境界付近にやや粗野さが香るものの
噛みしだくとなんだか活力が向上する気分になる大量の脂が口内に溢れ出る。
私は海獣類の肉の臭みはさほど好みでもないが海獣類の脂の味は大好きなのでこれは非常に旨い。

結論として、イルカは普通に食える。
当たり前だが調理次第の食材である。
徹底した筋肉の臭み抜きの手間と、それによる個性の消失
「じゃあイルカじゃなくてもいいやん」という一面は確かに無きにしも非ずなのだが
「まずいから食べなくてもいいやん」という論調はまさに己の無見識をひけらかすようなものであると
今回、ちゃんとしたイルカ料理を食べて目が開いた思いだ。
そもそも脂身は旨いしな。

でもこれ、味をしめて自分で生モノ買ってきて料理したらやっぱり失敗するんだろうなー。




web拍手
   今年は流通センターにもはるみがあまり出てない上に結構お高いですな
あれから一週間たって、ようやく普通に出回り始めたみたいですね。
ぶっちゃけ「二月二日」っていう解禁日設定が速すぎただけなんじゃないかしら。




2017/02/07
この時期のミカンの品種で「はるみ」ってのがある。
私のよく行くJA直販所では幟まで立てて
さらにミカンのくせに生意気にも販売解禁日ってのが設定されている清水JAの押しミカンである。

果皮になんかケミカルでヘンテコなにおいがあるのだが、袋は薄く中はざくざくとジューシー
甘い奴は中々上位にランクインする美味さがある。
(まあ、私は太田ポンカンの方が好みなのだが)

このはるみが今年は2月2日に解禁になったのだが
例年箱買いするほどこのミカンにハマってしまった私の知り合い二人が
喜び勇んで解禁二日後に買いに来た時には
なんとすでに三店舗すべてで売り切れになってしまっていた。

まさかのはるみ難民

いつもは店先に箱山積みで色々等級も選べて普通に買えたものなのだが
今年は一体何が起こったというのか。
TVとかで紹介でもされたんだろうか?

手に入らないと余計に手に入れたくなる
さまようはるみゾンビと化した知り合い二人を眺めてはるかを食べつつ、私は高みの見物である。
うめー、はるかうめー。はるみが無いならはるかを食べればいいじゃない。




2017/01/31
なんか立ち寄ったスーパーで
「脂カレイ」と表示された切り身が売ってたので買ってみる。

あぶらがれい

お値段のわりにずいぶん肉厚で重量感がある。
正直切り身だとカラスガレイと区別がつかないが、
まあ多分アブラガレイなんだろうなあと思う。なんか黒いけど。

バター焼き&ムニエルに最適とか書いてるけど煮付ける。
カレイ類はとりあえず煮付ける。

あぶらがれいにつけ 
カレイ類は何故か火が通りにくい印象。普段より余分に煮る。


アブラガレイの名に恥じぬアブラっぷり。うまそうだ。

食べてみると、エンガワ近辺は非常にうまい。まさに脂の塊。

が、しかし、とにかく身がやわい。軟すぎる。


皮の表面に口つけてそのまま吸えるぐらい軟い。ゲル状一歩手前くらい軟い。
口の中に入れると筋繊維が即座にコナコナした微粒子に分解され、
肉の歯ごたえとかそういうのが味わえない。

味はかなり良いのだが、なるほど安い理由もわかる気がする。
これ表示通りバター焼きとかにしたら、ひっくり返したりしてる間にでんぶになっちまうんじゃあないか?
しかしこの脂質と肉の味なら、鮮度の良い奴を刺身で食べたらさぞ旨かろう。



web拍手
   船の土手っ腹に大穴が空いた図とかワクワクしますね。
   ゲームならここから侵入できますよと言ってるようなもんです堪りません

確かに私も大きな構造物が受ける大きなダメージのイメージはなんだか無闇にワクワクします。
少し古いですがアンチャーテッド3で巨大船の墓場みたいなステージがあって、中々にぐっと来ました。
なんでしょうね?普段なら立ち入る事のできない秘奥をちょっとしたズルで覗き見る、そのカタルシスですかねえ。




2017/01/23
かつて私が何年かアルバイトしてた東海大学海洋科学博物館
その軒先に東海大学丸二世という船が地上展示してあるのだが
去年の年末から、船体の老朽および費用が下りたとの理由でこの船の解体撤去が始まった。

この東海大学丸二世、通称「ガクマル」海洋実習調査船
もう一隻の実習船「望星丸」と共に
ある年代の海洋学部の卒業生ならほとんどが海洋実習で乗船経験があるはずだ。

なにしろ恐れられていた。

とにかく酔う船なのである。
船体を見ると船橋部分が妙にでかく極端に前方に寸詰まりで、
素人目にも「これバランスおかしいだろう」と映るほど特徴的なシルエットなのだ。

元々特徴的な構造の特徴的な船の揺れをどうにかして押さえるために
船底にスタビライザーを新設したら揺れがさらにキテレツになって
船員ですらも船酔いしたなんていう逸話も学徒間にまことしやかに伝わっており
海洋実習時に乗船する船が「望星」か「ガクマル」かで学生の気分の明暗がくっきり分かれたりもした。

ちなみに、私の漫画にもこの経験は一部モチーフとして登場しており、登場人物に
「船体がなにか歪んでいる」とか言われたりしている。


その船が解体されるという報が大学勤務の後輩から入ったのが去年の暮れで
駆けつけてみると周囲は作業用の壁にきっちり覆われており
すでに側面に大穴が開いていた。

がくまる

作業自体は船尾からおもむろに削り取っていくやり方らしい。

がくまる

大穴はおそらく内装の運び出しのために開けたのだろう。

がくまる

まるで魚雷でも食らったかのようだ。
思いのほか外郭が薄い。これにはすこし驚いた。


んで、年が明けて16日にもう一回行ったら

あとち 写真は船尾からの様子。

あっけなくきれいさっぱりなくなっていた。

後は解体時に出た細かな廃材をかき集めるだけの状態である。
ちょっと不思議なのが台座部分で

あとち

ウナギの養殖場みたいなコンクリの基部があり、二つ敷居があるのだが
喫水線から考えるに明らかに浅すぎる。

これ、どうやって船が上に乗っていたのか?

考えうる限り、船体がそのまま埋まっていたのではなく
船底を水平に切り外して、上の部分だけを展示してあったと見るのが妥当なのだがよくわからぬ。

ああもうこの船の展示陸揚げの時にどうして見に行かなかった当時の俺
そしてこの写真を撮った時にどうしてついでに現場監督に聞かなかったこないだの俺




2017/01/13
今年も太田ポンカンの季節がやってまいりました。

去年(一昨年)の記録によると12月19日には売りに出されているのだが
今年は少し遅れている感がある。

ちなみに今回私が見た中で一番速かったのは
「清水のポンカン」
という名で売られているイオンの店売り。
これは12月25日近辺から見られるのだが、
四個いり400円クラスでやや味にトゲがあり香気に乏しく
太田ポンカンとしての味のランクは下の中くらい。

どうも太田ポンカンは収穫からある程度(一ヶ月くらい)寝かせて味のまろみを出すらしく
あまり速い段階だと真の実力は味わえないようである。

そして今回、ようやく寝かせていたものが出回り始めたようだ。

JAで私が最初にゲットしたのは片平和世の太田ポンカン(なぜかただのポンカン表記だが)
過去の太田ポンカンランキングデータによるとこの片平さんは序盤の覇者である。
2016年データによると1月5日から1月20日までこの味を超えるものは出てきていない。
なるほど今回も小ぶりのものは非常に味が濃く甘く美味い。パーフェクトと言って良いうまさだ。
反面大ぶりのものは味が散り袋の皮に仄かな苦味を感じる。小さいほうが狙い目だ。

とりあえず小さいのを狙って買い足そうとJAに行ってみると売り場にヒアカムズニューチャレンジャー
こんな序盤にデイフェンディングチャンピオン杉山寿一、まさかの降臨!


今年の太田ポンカンランキング・・・・中々に荒れそうだ。



web拍手
   あけましておめでとうございます!二枚目の朝日に照らされる富士山が絵画のようだ
今年もよろしくお願いします!この日は空気の透明度がズバ抜けていて、
さぞかし皆良い写真を撮ったんじゃないかなと思います。
毎日富士山を見れる環境にいますが、いつ見ても富士山は格好良くて、
慣れはしますが飽きはしません。さすがは霊峰。
   サーフボードの上に立ってオールで漕いでるのは、サップって近年流行りだした新しいマリンスポーツで、
   波が穏やかな内湾とかでやってるのを偶に見掛けるよ。 
    最初見た時にサーファーが沖に流されて漂流してるのかと思った(笑)

あれはそんな名前だったのか。あれで釣りをするとかならまだわかるけど、
所在無げにぼんやり突っ立ってるだけに見えて陸から見てると何が目的で何が楽しいのかよくわからぬ。
経験者の意見求む。




2017/01/04
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。



と言うわけで、毎年恒例元旦初日の出。

2017はつひので

今年は天気が非常に良くて空気も澄んでおり
これ以上ないほどの初日の出を拝む事が出来た。
実に幸先良い。

2017ふじさん

富士山も綺麗である。


ちなみに海にはなんか忍者みたいな奴らがいた。

みずぐも?

凄いな。落ちたら終わりじゃないか。



web拍手
   ソウダガツオでも脂の乗った時期のヒラソウダの刺身は刺身の中でもトップレベルの美味さだと思う。
確かに美味い。美味いんだが脂の味わいが”若い”のよな。
スマもそうだしメジマグロにも似たような要素を感じる。
なんて言うか脂が”発泡”してるって言うか。
やはり私はどっしり構えた下りガツオの雌節の脂が一番好きだ。
多分食べ慣れているか否かの違いなだけなんだろうけど。



2016〜2017
2015〜2016
2014〜2015
2013〜2014
2012〜2013

2011〜2012
2010〜2011
2009〜2010

<HOME>
inserted by FC2 system