2012〜2013



2012/12/30
今年ももうおしまいであるか。早いなあ。どんどん早くなるな。
来年はもうちょっといい年になるといいな。
というかいい年にしないとな。



Web拍手
   油坊主、味解説だけで涎があふれそうになる・・・食ってみてぇ
身のほうも凄く美味しかったので見かけたら(多分高いでしょうけど)チャレンジオススメです。
あとは肝臓を食べてみたいんだけど、
売ってなかったところをみるともの凄く美味くて現地で速攻消費されちゃったか
或いはイシナギみたいにビタミンA多すぎて流通禁止になってんのかも。
   アブラボウズの腸買いに、引き返した霧恵センセG.J おまけしてくれた、おっちゃんもG.J
今後食べる機会があるかと考えた時にどうにもたまらなくなってUターンしました。しかし悔いなし!
値下げの時間帯でもなかったのにまったくおっちゃんには感謝です。   
   今度の元旦は跳ぶのですか?
おんなじことやるとまた骨折する自信がありますので今回も控えめに飛びます。



ともあれ、今年一年ありがとうございました。
皆様、良いお年を!






2012/12/24
リンゴ(シナノゴールド)を市街に探しにいくついでに河岸の市に寄ってみたら
思わぬものを売っていた。

ぼうずしらこアブラボウズの白子

ぼうずちょうアブラボウズの腸

他に胃袋身の短冊が出されていた。
これは珍しい。と言うか今まで見た事がない。

即、白子購入。
魚屋のおっちゃんの話によると
揚がってくるアブラボウズの腹から出てくるのは大概卵巣だそうで、白子は珍しいとの事。
曰く「うまいよ」 予想外の出費だが期待しつつ家路へ。

アブラボウズの身は以前沼 津港深海水族館へ行った折に食べることが出来て
その美味しさに感動したものだが
その内臓となると今後この鮮度で食べれる機会なんて
そうそう無い
んじゃないかとの想いがふつふつと頭をもたげ
家路の途中で原付を取って返しアブラボウズの腸も購入。
「さっきも買ってくれたから」と、これを魚屋のおっちゃん800円にまけてくれた。
ありがとうおっちゃん。

腸の美味しい食べ方など聞くと、「塩もみして湯引きすれば後はどうとでも」との事。
「あまり濃い味付けだともったいない」とも。
丁度野菜があったので基本は鍋にすることにする。


まず、白子の塩焼。塩を振って一晩置いた。
しらこしおやき実は鍋で大半使ってしまったのでちんまり

・・・?
・・・・・・!?
うまい。これはうまい。見てくれは微妙だがこれはうまい。
そこらへんで売ってる鮭とかの白子とは次元が違う。
まるで絹ごしされたかのような舌触り。生臭さの欠片も無い濃厚なのどごし。

先日、ついにトラフグの白子の塩焼きをご馳走になる機会を得たのだが、
それすらもむしろ粗野であると言えるほどの、
100%ナチュラルなのにむしろ加工品のようなクセの無さ。
一言で言えば上品。僕にとってはむしろ上品過ぎるとも言える。

その希少価値によって若干味覚が狂わされてるような気もするが、
出るとこ出たら凄い値が付きそうな圧倒的セレブ感。
上流階級の食いもんだよこれ。


んで、アブラボウズの腸の煮付け
ちょうにつけまるん

塩もみして湯通ししたものを軽く煮付けた。
ホルモンと同じように収縮比の違いから腸内絨毛を外側にして丸まる。

これもうまい。こりこりである。
昔、母親がブリの内臓・・・肝臓・幽門垂・胃袋・腸を
ごちゃ混ぜにしたものを煮付けてくれた事があるが、
それと同じく仄かになんとなく海藻
(と言うかワカメと言うか・・・ヨード臭?)の様なかおりがする。
うまい。うまいが今回肝臓が無いため総合的なコクに欠ける気もする。
ここは大型魚ならではの分厚い腸壁が奏でる
歯切れの良いこりこり感を楽しむのがよろしかろう。


そしてアブラボウズ中身鍋。
ぼうずなべ全部入れた。

うまい。洒落にならんほどうまい。うますぎる。
とろける白子と腸のこりこり感が交互にあるいは同時に襲ってきてもうたまらない。
最初は白子を半分ほど入れて様子を見てみたが、
一口食ってうますぎたので塩焼き分残して全部鍋に投入した。
アブラボウズの白子がそうなのか、あるいは成熟度が関係しているのか判然としないが
何故だかこの白子はある程度火を通しても硬くならない。
翌日も滑らかなトロットロの舌触りを堪能できる。というか
満遍なく味が染み込んでいる分翌日鍋の方が格段にうまい。

ダイレクトな油脂成分がわずかに腸間膜にしか存在しないお陰で、
旨味は強いがどちらかと言うとアッサリしていてヘルシーな印象の鍋である。
コレに身を加えてアブラボウズ全部鍋にしたら古今無双の出来になるんじゃないかとは思うが、
身まで買うとメイン具材だけで余裕で3000円オーバーしてしまう恐るべき一品になってしまう。
・・・しかしくそう。買っておけばよかった。
人生最強鍋に数えうる逸材をみすみす見逃してしまった気がする。くそう。うまい。くそう。


魚介の出会いは一期一会。
最高の食材を前に躊躇しない財力と心を持ちたいと切実に思った今回であった。


ちなみに、当初の目的であったシナノゴールドはやっぱり発見できず。
どうなってんだろう今期。




2012/12/17
はらりんさんと掛川花鳥園に行って きた。
以前から中々に気になっていた施設で、
ちょいと遠いので躊躇してはいたのだが試しにはらりんさんに声を掛けてみたところ
「ウム」と二つ返事で車を出していただいた。また独身中年平日の二人旅である。
ちなみに、今更だが二人とも鳥について特に明るいわけでも格別に好きってわけでもない。えー。
そんなわけで今回紹介する鳥の名前を間違っている可能性がある。
もし間違っていたらそっと教えてほしい。


中々シックで雰囲気のいい木造チックな受付で入園料1050円を払い入場。
ちなみに近隣の駅とかにパンフが置いてあったりしてそれ持ってると100円引きのようだ。
入り口を抜けると20mくらいのプールが左右に配置してあって、
右にカモとかの水鳥大量にプカプカ、左にケープペンギン大量にバシャバシャ。

この掛川花鳥園最大の特徴として、中にいる動物たちとの距離がむちゃくちゃ近い。
というか、基本的に垣根がない。
だから普通に触れる。目玉は手ずからの餌やりである。
餌は別料金(100円とか200円)なのだがそれも路上販売のような木箱で集金している。
特に不特定多数との接触に関しては水族関係だとありえないことなのだが、
よくもまあここまで入園者のモラルを信じられるものだと感動すら覚える。

そういうわけなので、さっそくペンギンをつついたあとカモの餌を買ってあげてみた。

かもかも
コクチョウとかオシドリとかワラワラやってくる。


うひょおおおお!ガンガンくるよ!ガンガンくるよ!
ちょっと濡れてて柔らかく丸いくちばしが
四方八方から手の平のえさをマシンガンみたくついばみまくる!ちょっとこれ、たまんない!
ヒャア、なにこれ?あたいの心に急速に湧き上がるこの感情はなに?
なんだろうこのいとおしさ。
僕が最近触れ合った毛の生えた生き物ってカニくらいだったから
恒温動物に溶かされる、あたいの心が溶かされちゃう!

思うさま水鳥どもに餌をあげた後、ようやく本館に入る。
ぶっちゃけさっきのカモついばみだけでも元を取った気分だが、
ここからが本番である。

ひろい
正直ナメてた。思ってたよりかなり広い。

温室なので入った瞬間眼鏡が曇る。とりあえずここで腹ごしらえを先に済ますことにした。
バイキング形式で1200円。内容は並だが大量に吊り下がってる花壇?がとにかく見事。
天井はガラス張りなので花の隙間から青空に雲が流れ行くのを見ると
なんとも言えずいい気分になる。

そんな感じでしばらくまったりした後、
おなかもふくれたのでいよいよ本格的に鳥を見て回ることにする。

入ってすぐ遠間に木に止まってるフクロウが見えるのだが、
そのあまりのバリアフリーさに一瞬剥製かと思った。

置物かとメンフクロウ

基本動かないし。なんか寝てるのか目つぶってるのが多い。

かわいいチゴハヤブサ

かわええー。超かわええー。
中年二人して脳が退化したかのごとくかわええーかわええーとしか言わなくなる。

かこいいベンガルワシミミズク

かっこかわええー。みみたまんねー。
かわいさで馬鹿になってるのでトトロって絶対こいつのパクリだわーとか言い出す二人。

おもしろいオニオオハシ

キョロちゃんって絶対こいつのパクリだわー。

いたるところにとにかくそこら中にいろんな鳥がいる。

エリアがいくつか木製の扉で緩やかに区切られており、そこかしこにいろんな鳥がいる。

とりがコガネメキシコインコ

エリアごとに餌BOXが設置されているのでこれはもう行く先々で餌をあげずにはおられない。
かわいい!くやしい!ビクンビクン。
恐るべき課金システムである。でもあげちゃう!くやしい!ビクンビクン。

アドバイスであるが、両替機は最初のエリアにしかないので
先に2000円分ほど100円玉にしておくことをオススメする。
一餌100円200円程度なのに2000円とか大げさだと思うかもしれないが
やつら(と掛川花鳥園)を侮ってはいけない。
攻めてくる。手を変え品を変え攻めてくる。

たいりょうに
餌を持ってるとこんな感じになる。動いてもついて来る。

えみゅー
エミュー牧場で餌を持つとむしろ控えめに襲われる。


そせんにおもいをはせるつうかもうこいつら恐竜である。

鳥ごとに食べ方が違うのが面白い。
カモなんかは我先に大騒ぎのちょっとアホげなついばみ方をするのだが
インコなんかは落ち着いてて非常に頭良さげで上品な食べ方をする。
オニオオハシなんかも指先から5mm角くらいのリンゴを
あのくちばしで正確に器用にひょいっと食べてくれる。
セルロイドみたいなへんてこな舌もチラチラ見えて楽しい。
エミューは大雑把にズンズンくる。
手の平に置くならまだいいが指でペレットをつまんであげようとすると指ごとかぶりつかれる。
とは言っても怪我をするほどではない。くちばしのイキオイでびっくりはするがそれも楽しい。
ペリカンはさらに適当。こっちはかぶりつかれると結構痛い。
ペンギンも獰猛タイプ。でもかわいい。でも結構生臭い。

何十分かごとに屋外や園内でバードショウ等の催し物が行われるのでそれにあわせて移動する。

ばーどしょう猛禽かっけえ。

フクロウやらハヤブサやらのショウもやっぱり非常に距離が近く、
観客の頭の上スレスレを飛ばせてくれたりして盛り上がる。
ハリスホークがなんだか山のほうに飛んで行って
出てこなくなったと思ったら森のカラスに追っかけられて
反対側の山まで空中戦をやりつつ逃げ帰るという、
ちょっとしたハプニングもあったりして楽しかった。
ヘビクイワシのジャンプキックやストンピングも生で見れた。
かっこいいと言うよりなんだかなごむ。

てのりがも手乗りガモ。やたら俺の親指をかじるやつだった。頬緩みっぱなし。

ちなみに200円でカモやらフクロウやらを手にとまらせてくれたりもする。
フカフカモフモフである。
特にフクロウのモフモフ具合たるやどこまでも指が入りもう中身あるのかとむしろ心配になるほどである。
ちなみに結構有名なアフリカオオコノハズクポポちゃん
(膨らんだりヒョロヒョロになったりする小型のフクロウ)本人とも写真が撮れたりする。
僕の場合はその隣で寝てるアメリカオオコノハズクに心奪われまくりである。

もー。とにかく。かわいい。かわいすぎる。

かわいすぎる
なんだこの物体。死ぬわ。萌え死ぬわ。


他にもピラルクに餌あげれたりドクターフィッシュに足齧ってもらったり出来る。
こっちのはカワスズメ型ドクターフィッシュ(ティラピアとの事)で、
かつて前松島水族館で体験したハゼ型のドクターフィッシュ(ガラ・ルファ)ほど圧倒的ではないにしろ
初めてウオッシュレット体験した時のようなえもいわれぬ悶絶感覚を味わえるので
未体験の方は是非に。何故かこれだけ300円だが。



行ったのは月曜の平日だったが丁度いい具合の人の数であった。
適度に盛り上がり、鳥たちと触れ合えた。
12時あたりに入館すれば食事を済ませた後、
ぶらぶら園内を散策しつつほとんどのバードショウに参加体験できる。
単なる生態展示ではなく入場者参加型の動物園なので、
また来たい、また来て課金したいと思わせる恐るべき魅力がある。オススメである。

ちなみに受付館側にかなりの種類のフクロウの展示がある事に帰る段階で気が付いて、
少し得した気分になった。





2012/12/07
今週月曜くらいになんだか胃に違和感を感じて、
んん?なんだろうと思っていたら
翌日にはかなり嫌な感じで重く沈んだ痛みが継続するようになった。
前にすごい胸焼けを経験したことはあるがあれとは痛みも箇所も異なる。
ジクッとした痛みを食道近辺ではなく膵臓方向の基底部分に感じる。
横になると胃袋が活力なくでろんと伸びる気配。
むう、なんだこりゃ胃潰瘍か。身に覚えはなくもない。
報告待ちで仕事が停滞しているのだ。

ところが胃が痛いのに便が水である。そりゃあもうシャーシャーである。
火曜を終日寝て過ごしたらそのうち痛みの箇所が下腹部に移動した。

事ここに至ってああこれはノロわれたなと思い当たった次第。
おなか痛いだけで嘔吐感がまったくないのがちょいと引っかかるがまあ多分そうなんだろう。
僕の食事は基本魚介なので思い当たる節がありすぎる。非加熱で食べることも多いし。

ただ、下痢ではあるがトイレから出てこれないとかではないので
症状としては比較的軽いのだろうなと思う。
食欲はない(脂モノなんか見たくもない)ので
ヨーグルトフルーツグラノーラ+牛乳ポカリ飲んで寝て出してじっとしてたら
金曜現在、ほぼ通常のステータスに復調した。腸間膜と肛門が若干筋肉痛気味ではあるが。




2012/12/02
突発的に夕飯は蕎麦ヨーグルトリンゴという
微妙にヘルシーっぽい献立の期間が一時期あって
その際リンゴを色々食べ比べてみたのだが、
結果的に落ち着いたのがシナノゴールドという品種だった。
普通の赤いリンゴではなくいわゆる青リンゴ?の類なのだが、
シャリシャリ感の強さ(歯ごたえがあるのが好きなのだ)甘さと香気が丁度良く
まあリンゴを買うならコレだなと満場一致で幕を閉じたわけである。自分会議が。
そういうわけで毎年秋が来ると好んでこのリンゴを買い求めていたのであるが、
なぜだか今年はこの月に至るまでこのリンゴを一個も店頭で見かけない。
一体どうなってんの?

んで、しゃあないのでブドウに浮気した。果物という以外脈絡も共通点もないけど。
というか、一応初見の果物は手に入る範囲で味見しているのであるが、
今までブドウで一番良い感じだったのは甲斐路という品種である。
魚でも何でも、皮ごと食べるタイプが好きなのだ。そこそこ安いし。
皮ごとタイプは他にもレッドグローブとかベニバラードとかあるのだが、
レッドグローブは悪く言えば大味
ベニバラードは非常に甘いのだが香気や味の繊細さは甲斐路が一枚上手の印象を受ける。
ところが残念ながらこれらはどれも種ありで、
常々皮ごと種無しのブドウがあったらこれは究極の果物になるんじゃないかと思ってたところに
今年はスカーレットローヤルという皮ごとかつ種無しのブドウが妙に店頭に並ぶようになった。
しかもかなり安く。(大体300〜400円くらい)安すぎて怪しいが買って食べてみた。

・・・おう。いいなこれ。

粒がちょっと細長いタイプで果肉が硬く歯ごたえがいい。
ブドウなのにシャリシャリいったりする。
結構甘いし皮ごと食うのでブドウっぽい香りも一応ある。
粒を全部外してザルに開けてゴロゴロ洗ってパックに入れて冷蔵庫で冷やしてまりまり食う。
少し前にクリムゾンってこれも皮ごと種無しのブドウ
(見てくれはスカーレットローヤルと似てて僕には区別が付かない)を食べたことがあるのだが、
そっちは舌の上に妙な石灰感が残ってたのに対しこっちは後味も悪くない。

しかしこれアメリカ産の上に種無し処理で植物ホルモンとかにどっぷり付けてるはずだし
農薬だのなんだので食べ過ぎるとなんだか体に悪いんじゃないかと思うのだが
なかなかおいしい上に安いのでついつい買ってしまう。ついつい食ってしまう。
恐ろしい。止まらない。



Web拍手
   「触腕水原さん」登龍門第三位おめでとうございます〜!!
   霧恵マサノブさんの作品見たさにweb投票はもちろん、

   ハガキ分もフルで注ぎ込んだんですが…トップに届きませんでしたか〜
   (微力ながらサイトやtwitterでも紹介してみたりしたのですが…(泣 )。

うおおん!ありがとうございますありがとうございます! 
実際に動いていただけるとは感謝の極みです。
ほんとうに助かります。
Web投稿の方のコメントも読ませていただきました。もの凄く励みになります。
皆様本当にありがとうございました。
   しかしすでに脱稿されている不憫な子(笑)があるので、
   またそちらの方が掲載されるのを楽しみにしております〜w

   (あ、たくらみはおじゃんにはなりませんでしたよね?w
不憫な子の方は投票一位の倉金さんが50P書き上げるまでお預けです(笑)
たくらみの方は企画の性質上直前にならないと確定しないという
割とエクストリームな一本橋を深く静かに潜行しつつ進行中であります。ドキドキ。




2012/11/24
リュウの登龍門投票結果が出まして、
僕の描いた「触腕水原さん」第三位になりました。惜しい!でもまあ良し!

webで票入れてくれた皆様、どうもありがとう!
わざわざ葉書を送ってくれた方々、本当に本当にありがとう!

もすこししたら編集から各コメントまとめたものが送られてくると思うので
ワクワクしながら待っております。ひょー。




2012/11/19
コミティア終了!お疲れ様でした。
わざわざブースまで来ていただいた方々、本当にどうもありがとう!

ちなみに今回は打ち合わせのため前日入りしたんだけど
初めて他の漫画家さんと喋ってみたり、初めてカプセルホテルに泊まってみたりと初めてづくし
中々に実り多い二日間でした。そして筋肉痛。えー?




2012/11/10
来週11月18日(日)に開催のコミティア102に参加します。

スペースNoは「へ10a」
サークル名は「月刊製作委員会(仮)」

友人と参加していますが黒いコート着たヒゲメガネが私です。
いつものごとく新刊はありません。既刊も在庫なくなっちゃいました(えー?)。ごめんなさい。
新しいチラシ(チラシの裏のBehemothA)はあります。
何かのついでに立ち寄った折にはぜひ持ってっちゃってくだされ。




Web 拍手
   トクビレ、なんか八角みたいな魚ですね。
そうそう。やつの通名はハッカク。トクビレは本名。
通名の方がメジャーなんだけど一応本名の方を使うようにしてます。
   ボーダーランズ2興味あるんですか?やはり複数人でやると面白いですよ。
   デカイのが来てキャー、やられてヘルプミー、最後は武器の取り合いですね

面白そうだなあ。くそう・・くそう・・
(FPS系だと問答無用で即効酔うので今世代機の恩恵をあまり受けられない)




2012/11/03
眼鏡を新調したついでに静岡駅構内の魚屋に寄ってみたら
トクビレ
が売っていたので買ってみた。
北海道産698円。刺身は食べたことがあるが丸のまま買うのははじめてだ。
多分これから旬の魚。

ヒゲがあちらこちらにあってヘンな面相の魚だ。結構大きい。

トクビレ
写真だとよく見えないけど第一第二背鰭と尻鰭が特徴的。これは雄。


体表は骨板に覆われていて結構硬い。鋭いトゲもずらりと並んでいて剣呑だ。
なんかシャコに似てる

結構トゲトゲ下手すると流血する。

さてバラすかとひっくり返してみて驚いた。肛門が見当たらない。

消失アヌスつるっとしてます。

解剖の要領で肛門からハサミを入れようと思っていたのだがこんな魚初めてだ。
ニキビダニアリジゴクか。(※アリジゴクは尿はするらしい)
脊椎動物で肛門がないなんてありえない。でも見つからない。

仕方ないので背開きにして、背面から内臓をトレース。
腸をたどってようやく肛門の場所が判明した。
なんと腹ビレの付け根(写真の二本ちょんちょんと付いてる小さなヒレの基部)である。
人間で言うと水月(みぞおち)のあたりだ。
・・・・おかしいだろこの魚。なんでこんなところに肛門あるんだ。

ちなみに肝臓は中々の大きさ。あとかなり腸が長い
何より驚いたのはその身の脂質。脂乗りすぎ。尻ビレ基部なんて真っ白だ。
鮮度はいいはずなのだが結構えぐい内臓のにおい
室温で融解するモカっとした脂のにおいが流れ混ざって少し食欲が減退する。
なに食ってこんなに脂貯めてんだと胃内容物を見てみたがドロドロでなんだかよくわからない。
先端の紅いゴマみたいな硬度のつぶつぶが所々混ざっているのだがなんだろうこれ。ヒトデの骨片?
二枚脂乗りすぎ問題。

半身は刺身にするので皮をむく。ペリペリと気持ちよく剥げる。

気持ちよく剥ける中々旨そうじゃあないか。

大きさの割には肉量は少ない。冷静に考えると細身の脂肪漢というなんだか結構病的なやつだ。
骨付きはブツ切りにしてアラと一緒に煮付けにしてみることにする。

バラバラ脂強すぎで鍋はちょっとキツそうだ。

さて、食うか。
刺身と煮付け適当刺身と適当煮付け。

まずは刺身から。脂の乗ったはらも近辺をつかまつる。

・・・
・・・・・・おぼウェ!ごふっ!!

しばし吐き出すか飲み込むか逡巡する。
(結局飲み込んだが)
なんだこのエグイ脂の味。駄目だこれ。アカンこれ。
例えるなら一昔前のクロアチア産養殖マグロのぐずぐずの大トロみたいな、
廃棄されて海にプカプカ浮いている半分腐敗したイワシの脂身みたいな「アウト」な味。
無理だこれ。

どうも内臓のにおいがしみこんでるっポイ、背側を食べてみるとこれは普通に食える。
普通に食えるがもう脳が美味しいと感じない。どうすんだ。どうすんだよコレ。
過去クロムツとイサキでこの手の、
脂が変質してすっさまじい味になってしまった刺身
に出会ったことがある。
火を通すとまあ普通に食えるようになるので
残った刺身も鍋に入れて急遽煮付けにチェンジした。

で、煮付けのほうを恐る恐る食べてみる。
・・・あ、コレは食える。コレはうまい。
背鰭と尻鰭が発達してるから身がほとんどエンガワで構成されているというか、
身質自体はしっかりしててうまい。
ちなみに肝臓の味は大きさの割りに他の魚と比べても淡白
もしかしたら普通肝臓に蓄積する栄養素を
全て脂質として身のほうに保持しているのかもしれない。

しかしどうなんだろこれ。
たまたまハズレのトクビレを引いたのかそれとも全部がこんな感じなのかよくわからない。
過去に食べたトクビレの刺身はモカっとした歯ごたえで、
独特ではあったがここまで派手な主張はしてなかった。

脂質が多いから鮮度が落ちやすい魚なのかもしれない。

味噌田楽とか照り焼きとか、濃い味付けが合うような気もする。

なんにせよ、ホヤの干物と同じくいつかもう一度トライせねばなるまい。

あぶらおまけ:煮汁に残った脂の層。

・・・何度も言うが、脂乗りすぎ。





2012/10/28
ボンクラ仲間内でも希少種の、家 庭もちの森のチンパン的一児の父が
ぐるぐる公園に一緒に行きませんかと僕を誘うのである。
どうせヒマな独身男性諸氏はついて行くのにやぶさかではないだろう。
遊びにおいて家庭奴隷(ファミリースレイブ)におくれをとるわけにはいかない。
ちなみにぐるぐる公園とは浜松市天竜川沿いにある正式名称竜南緑地って場所で、
ドイツ製の遊具がぽつぽつ置いてある。

ちいさいやつ
こんなんとか

おおきいやつ
こんなん。

まあぶっちゃけ彼奴の来園動機も
「探偵ナイトスクープ見たから」
とい うかなりミーハーなものであるのだが
人生守りに入るべき家庭持ち
どう考えてもグルグルして気持ち悪くなるだけの未来しかないんだから止めようぜという
俺の至極全うな常識的発言を押し切るそのイキオイだけは褒めてやらんでもない。

んでまあ彼と彼の奥さんと5歳の息子とヒゲのおっさん(俺)という、
どう見ても「この中に一人犯罪者がいます」という事案で俺だけお縄になるような
罪作りな組成で公園にピクニックと相成ったわけだが、
まあ正直かなり辺鄙なところにある上公園自体の規模もさほど大きくはない。

まずは一番上の写真にあるシイタケ逆さにしたようなやつで回ってみる。

かなり滑らかにぐるぐる回る
スピードはさほど出ないが多分コツとかあるんだろう。確かに回りだすと中々停止しない。
砂浜でバットを軸にぐるぐる回ってから走るお遊びがあるが、
あれの回る箇所が自分の意思で安易に止められないと言えば
この遊具に潜む「悪意」のようなものをご理解いただけるだろうか。
楽しくない。気持ちわるい。
他の家族のプレイを見ていても序盤こそ嬌声で始まるしかし
ものの数秒で悲鳴と本気の怒号に変わる。
複数同時プレイなどすればそれこそ公園内は阿鼻叫喚である。
ドイツ人なに考えてんだ。


ただ一つ、軸に対してかなりヤクザな角度で加重がかかる構造と利用法なのに、
公園の遊具という過酷な環境の中なお滑らかさを失わないその耐久性には素直に賞賛をおぼえた。

次にその下のパラボラアンテナみたいなやつで遊んでみる。
先の回転椎茸で恐れをなした彼の息子は早々に写真右上の滑り台に逃走
今後一切回転系拒否の構えであるため
しかたなくおっさん二名が頭と足互い違いに寝転んで青空の下ぐるぐる回る。

斜めがヤバイ。この斜めがヤバイ。かなりヤバイ。
しかしヤバイがこれに関してはさほど回転が持続しない。
むしろ高回転だと遠心力で全員円盤の外にすっ飛んでいくような気もするが
複数で参加し介添えが人力でグルグル回してやれば
本来のエクストリーム感
を味わえることだろう。

学生時代にこの施設が近くにあれば
立派な拷問遊具として機能したに違いない。リメンバーブルースプリング。

しかしながら回転椎茸にも言えるがギリギリのところでぬるい。突き抜けてない。
奴らの手加減を感じる。

…安全性。公園の遊具としての限界。

だが油断めさるな。
牙を抜かれた狼は、しかし虎視眈々と俺たちの三半規管を狙っている。

その後、奥さんの弁当など食べながらのほほんとすごす。

いいてんき

ロケーション的には天気も最高。
馥郁たる芝生の上に布引いて気が付けば眼前に広がる一 家団欒ピクニック。
子連れ、カップル、老夫婦。皆和気藹々。
こんな美しいシチュエーション二次の中でしか見たことない。
順調に出世し家も建てしかし休日には家族を連れてハイキングなどたしなむ優しい父親、
そして美しく貞淑な妻と育ち盛りの愛する息子・・・の隣で
弁当のカラアゲをもしゃもしゃ食ってる髭面無職の中年男性。
世が世なら召使か奴隷のポジションだ。
公園内異物
もはなはだしい。俺単体なら即通報されるレベルだ。
せめてカラアゲを食いまくり身の証を立てるしかない。
このパーフェクトワールドの中で遠い親戚のおじさん程度には擬態できるやも知れぬ。

…ふふ…悪くない…ぞ。 
…こうしてリア充の…真似をして…みる…のも…(ガク)

…とうさーーーーんッ(…誰?)





Web拍手
   先の干しボヤとは別に仙台駅にてホヤジャーキーと銘打ったものが売られておりました、
   こちらは臭みが少なめで食べやすい味付けのように感じました。
僕が把握しているホヤの乾物製品は未だ例のキャラメル箱の中の短冊状の干物だけなので、
これを便宜上ホヤジャーキーとも呼んだりしていましたが
そのものずばり銘打っている製品があるということはホヤ乾物とでも呼び方を改めなくては。
なるほど仙台駅ですか。やはり三陸方面には一度行かねばならぬようです。




2012/10/19
当落通知が来ましたのでとりあえずご報告。

来月11月18日(日)に開催のコミティア102に参加決定。
サークル名は「月刊製作委員会(仮)」
スペースNoは へ10a

直前になったらまた詳しく告知しますが
登龍門の投票ともども、とりあえずよろしく〜。




2012/10/14
前回ホヤのお土産を一箱食べて
「なんだかアルコール強い」
という感想を書いて数時間後。
残った最後の一箱の前でTの時のエイリアンまたはケンタッキーを前にした柴犬のごとく
滝のような涎
を垂らしていた私であるが
元々我慢の耐性数値が限りなく低い身の上、
結構躊躇なく無表情でそれでいてすばやく次いつ手に入るかわからないラプラスの箱を開封、
即むさぼり食った。
こと食い物に関して、貴重品の備蓄とか、そういった概念は、ない。

で、この最後の一箱、
前に食ったやつと味が違う。

・・・なんでだー。
今度の奴はアルコールの気配がほとんどしない。
むしろ前に自作した干物に近いのだが仄かに酸っぱさが感じられる。
まあホヤはホヤなのでこれも普通においしく食べきったのだがしかし
なんだろこれ。
どっちが正しい味付けなんだろ。
何しろ虎の子が二つとも異なる個性を主張しているのである。判断ができない。
もしくは虎の子がどっちもレオポンの子だったって事態も有り得る。油断ならない。


PS:COMICリュウ「登龍門」の人気投票葉書締め切りは10月20日までのようです。
(
http://www.comic-ryu.jp/touryumon/index.html)
あんまし不人気だと多分この先のたくらみが
またぞろ全部おじゃんになるのでなにとぞよろしくお願いします!




Web拍手
   うおぉ、丁度干しボヤを購入したのと近いタイミング
なんか丸のまま干した感じのでかいタイプもあると聞いたことがありますが、
どんな感じなんでしょうねえ食べてみたいですねえ(じゅるり)
   自分は石巻市内で購入しました、
   味に関してはちょっと苦手ではあるけどお酒のあてには抜群かも

僕もなんでこんな変な食材好きになったのか全然憶えてないんですが、
大人のマネして背伸びして珍味を旨いと言っていたら
ほんとに旨く感じるようになってしまったとかそんな感じな気がします。
ホヤは食べると酒が甘くなるので中々面白いつまみだと思います。




2012/10/06
作品脱稿、納品終了
それと行き違いでリュウの担当さんからお土産が届いた。

ホヤジャーキー!

うおおおお!
これだー。多分間違いない。探してたホヤの干物だー!担当さんありがとー!

聞くと上越新幹線の車内販売で「ジャーキーない?」って聞いたらこれが出てきたそうで
僕の子供の頃の記憶と場所も入手経路もブツの形状も完全に一致する。
・・・つうか、まだ売ってたんだ・・・
(添乗員さんの話によると置いてあるとことないとこがあるとのこと、らしい)

小窓にある「風味無双」「滋養豊富」の文字がたのもしい。
忘却のかなたに消えかけの記憶に脳細胞が刺激される。
このうたい文句は僕のファーストコンタクト時から変わってないような気がする。
製作者は「水月堂物産株式会社」 宮城県石巻市である。 
震災の影響はいかばかりであったか。再び出会えたことを嬉しく思う。

んじゃ、早速食べてみよう。

・・・・・もちゅもちゅ。
・・・・・もちゅもちゅ。

・・・・・うん。こんな感じ・・・だったん・・・でしょう!

しばらく前にホヤの干物を自作(実は失敗ぽかったやつの後にもう一度トライしている。
連日カンカン照りのベストコンディションで製作したのだが
出来たものの味はでろーん版と正直変わらなかった)しているのだが、
そちらのナチュラルな味の印象に引きずられてしまい
添加物の違いが記憶に若干の齟齬を生む。
スーパーで売ってるネリウニとかウニクラゲとか、
酒精を効かせると口に入れたファーストインプレッションはどうしてもそうなる。
ただ、食べてればホヤの風味はちゃんとする。おいしいのである。
1箱あっという間に食べてしまった。
今、涎をたらしながら最後の1箱をじっと見ている。

上越新幹線お乗りの際は、ぜひトライしていただきたい。




Web拍手
   ようやく水原さん読みました! 
   霧恵先生ファンフィルターがかかってるってのを差し引いても、
   水原さんが一番ヘンテコでエロくて面白かったと思います。

   今までの作品と似た雰囲気を持ちつつも、
   また一味も二味も違った切り口と空気感にただただ圧倒されました。

   他の作品も色々と面白かったので、五点全部をつぎ込むかは真剣に悩んでから決めますが、
   水原さんに一番票を入れるのは間違い無いです!

   ではこれからもがんばってください。微力ながら応援しております!
うきゃあー!(歓喜) 初めてダイレクトに「水原さん」の感想をいただいた。
ありがとうございます!
ちなみに今回脱稿した原稿はリュウ一連のメガネ読みきりの一環として
登龍門企画前からオーダーされていたものなのですが、
登龍門の「高評価の作家に50P掲載権」という賞の性格上、
結果発表前に載っても後に載ってもなんかすげー微妙な空気になるのは確定の不憫な子なので
もし本誌に掲載された暁には生暖かい目で見守ってくださると幸いです。




2012/09/30
作画終了。現在台詞の精査中。
ちなみにここにいたっても未だタイトルが決まらないという結構珍しいパターン。
ピンとくるものが思い浮かばない。


こないだ発売されたCOMICリュウの付録「登龍門」に僕の「触腕水原さん」が掲載されてるんだけど
これが点数制で投票やって気に入った漫画の順位を決める結構シビアっぽいスタイル。

現在Web(http://www.comic-ryu.jp/touryumon/index.html)と
葉書(登龍門付属の応募券が必要・・・って
ここ切り抜かせたら駄目でしょう。倉金さんに失礼だ)で投票受け付け中です。

ちなみにこないだの中間発表では、僕の「水原さん」は影も形もないという凹みっぷり。
・・・お願いします!お願いします!(震え声)




2012/09/22
午後はまだ暑い時間帯があるが、だいぶ涼しくなってきた。
さすがに全裸ゴロ寝では明け方あたり厳しい。そろそろ服着るか・・・。

現在20Pの短編漫画の仕上げ中。
実は掲載予定が一旦暗礁に乗り上げたのだが、
何とかなりそうな感じになってきたようである。何とかなってほしい。




2012/09/15
暑いんだけど!真夏より暑いんだけど!

午後とか部屋にいられないくらい暑い。我慢ならんくらい暑い
午睡も満足に出来やしない。
こんなに暑いのに海には入れないってのが無性に腹立つ。
いや入ろうと思えば入れるのだがアンドンクラゲチクチクやられるのがシャクである。
やつがピコピコ泳ぐさまをみるのは結構好きではあるが。

アカホヤが300円で売ってたので買う。
私の初アカホヤ(150円だった)は結構小さいくせに開けたら
中身がギッシリ泥だらけで可食部が非常に少なくて、あまりいい印象ではなかったのだが
今回のアカホヤは割合大きく今まで食った中で一番出来がよろしい。
ちなみにアカホヤは皮が薄いのでむく時につるんと気持ちいい。
あと身の色がとっても赤橙色で食欲をそそる。
(二大ホヤ塩辛のひとつがやたら鮮やかな赤橙色をしているのだが
もしかしたらアカホヤを使用しているのかもしれない)

・・・まあぶっちゃけマボヤの方が肉厚で香り高いとは思うが、
今回の奴は当たりだったみたいで中々にうまかった。
一部好事家の間ではスボヤがうまいと聞くのだが、
こちらはまったく流通してないので自分で捕るほかあるまいな。




2012/09/09
なんだか夏でないことは確かなんだがすっかり秋とも言いかねる微妙な気候である。
割合雨が振ることが多くなったのでその分蒸し暑い日も多い。
私はまあ相変わらずの水風呂生活だが入浴頻度は半分ぐらいに減った。
 日々をパンツ一丁で過ごしているのは相変わらずであるが。

この頃は暑くて寝苦しいのでパンツ一丁のみならず
寝るときに全裸になるという習慣になってしまって
部屋の窓全部開放した状態でベッドの上に
魚河岸のマグロみたくゴロリとブザマな裸体をさらしている。上には何も掛けない。

とは言っても時々が不法進入してくるので就寝前に勝手口のドアは閉めてしまうし
そもそも吊った蚊帳の中に寝てるのでさほど無防備でもないし恥ずかしくもない・・・はずだ。

この地域に夜這いの風習があったなら、
蚊帳の中月明かりにぼんやり浮かぶ裸体若い衆が胸ときめかせて潜り込んだら
むくつけき全裸のおっさんが気をつけの姿勢でいびきかいてるわけだから
さぞかしガッカリすることだろうと思う。俺だってガッカリだ。


告知。
今月発売のリュウの付録の小冊子に長らく発表の機会がなかった短編
「触腕水原さん」
が掲載されます。ワーイ。
なんかアンケートみたいなのもやるらしいのでよかったらよろしくお願いしますー。ヒャー。




2012/09/01
閑話休題。

僕の家には仕事用ネット用パソコンが二台あるのだが、
ネット機(友人からのもらいものである)の方がもうかなり古い。
具体的にはスリープが使えないくらいの世代。
長く使ってきたのでなんだかもう色々ごちゃごちゃで、
起動に5分ブラウザ開くのに3分かかったりする超遅延爆熱爆音機体だったのだが
とうとうシステム側のHDDが具合悪くなってきた。

終了時にエラー吐いて止まったり、
フリーズ
して挙句再起動失敗とか(ハードディスク取り出して振ると治る)なんかもう末期である。
さすがにアドレスとかがぶっ飛んで仕事の連絡が取れなくなるのは死活問題になるので
買い換えることにした。

我が家のPC事情こんなんなりました。
左上に乗ってるのが新しく買ったPC。ノートにしてみた。
ちなみに下のデスクトップが仕事機。
この時期はぶっ壊れるんじゃないかってくらいの爆音を轟かすので
蓋とってサーキュレーターで直接風を当てている。

交換前のネット機はこの仕事機と同じくらいの大きさのデスクトップだったので、
ノートに変更したらとたんにスッキリになった。
しかも新型のノートの方が格段に性能がいい。音がしないし動作が早い。
初めてノートPCを買ったのだが、
こんなちっちゃいものがガタイのでかいデスクトップPCの性能を凌駕するってのがなんとも不思議。
科学技術万歳。


OSがXPからに変わったのでそこらへんは難儀した。
おいエクスプローラのツリー表示ねえぞ!つうかアウトルック(メール)自体ねーぞ!
適当に調べたり友人に聞いたりしておおよそのカスタムも終了。
やっぱ画面構成はクラシックが落ち着くわー(じじい)

画面自体はHDMI接続で仕事機と同じモニターを使っているのだが
残った問題はノートのふたを占めるとスリープが持続しないことだな。
 ホコリが積もるからふたはいつも閉めときたいんだがな。




2012/08/25
北海道産の生サンマが出回り始めたけれども、
サンマ買っちゃうと僕の夏が終わるので我慢。 9月に入ったら食べます。
つーかここ一週間日中はやけくそのごとく暑い
(朝夕には若干秋の気配を感じるけど)からまだまだ終わらんな夏。

実家編
(その二)


僕が初めて一人で海に行き、単独で泳いだ思い出の砂浜はここである。
湾内の入り江で波が静かなためここなら大丈夫と両親もGOサインを出したのだと思うが、
記念すべき僕の単独海水浴の記憶に鮮明に残ってるのは、
水中で見た波間に漂うニワトリの死骸である(えー)。
(どうでもいいけどこの浜で少し沖合いまで泳ぎ出たら、薄暗い水中に漂う
胴回り2m全長10mクラスの流木
に接近遭遇し
問答無用で死ぬほどびびったことがある。マジでおしっこちびるかと思った。水中で軽いパニックになった。
あとは1m超の養殖オオニベの死体とか・・・思い返すとここ碌なもん漂ってねえ)

みほこがうら

御鉾ヶ浦(みほこがうら)。丁度お祭りの最中で浜辺の清掃をしていた。

この浜の左側にはかなり大きなタイドプールといい感じのゴロタ石の磯があり、
子供の頃はよく素潜りでバテイラ(シッタカ)とかクマノコガイとか時々タコとか採っていた。
ところが90年代初頭から後半にかけて日本全国を襲った磯焼け被害
 やっぱりこの地にも飛び火してしまい、獲物となる生物はことごとく姿を消してしまう。
見渡す限りつるつるの裸になった丸石、
石灰藻
大量かつ超大型のガンガゼしかいない海底トゲだらけのおぞましい状態である。
(ちなみに一度この超大型ガンガゼを苦労して陸に引っ張りあげて食べてみたことがあるが、
もの凄いエグ味で超絶マズかった)
磯焼け状態が継続しているのは大学生の時分に確認し、
絶望してそれっきりだったのだが、水中撮影可能なカメラもあることだし久々に今回潜ってみた。

ふっかつ前日からの雨で濁りが強いのだが・・・

・・・ああ
・・・回復してる。・・・回復している。
ホンダワラが海底から屹立し、
なんだかよくわからないいろんな種類の海藻がモリモリ繁茂している。ガンガゼの影も形もない。
バテイラはなぜか子供の頃より大型が多数いてまるで夢のようだ。

前にも一度書いたが、
何故か僕の故郷は僕がいた頃よりも自然環境が圧倒的に改善されてきている。
発展の時流に沿って言えばこれはまったくありえないことで、
下水道の整備が完了したからとは聞くがそれは一要因に過ぎないと思われる。

しかも驚いたことに子供時分を含め今までこの磯で見たことがなかった
ヒオウギま で生息している様子。見つけたときは思わず水中で声を上げた。

ひおうぎ
まさかのヒオウギ。紅い体に並ぶブルーの眼点が美しい。


子供の頃に夢見た理想の磯が年をへて現実に目の前に広がるこの至福。
一瞬現実感がゆらぐ。これは一種のファンタジーである。


ちなみにヒオウギはこの磯の採っちゃだめリストに入ってないようなので持って帰る。
採るときにホタテ系のバフバフ運動をしてちょっと感動。
バフバフ得意なのに何故か足糸で石にくっついているというわけのわからなさもポイント高い。
水泳パンツのポケットに入れて岸まで泳いで帰ったのだが、
途中ポケットのメッシュを抜けて俺の太ももの付け根になにやらチクチクと結構な痛み。
後で見てみると貝殻のふち状に虫刺されのような発疹がぽつぽつと。
なんだこいつ。何らかの攻撃手段を持っているというのか。

ぱかりとりあえず焼いて食う。コンチクショー。

うむ、思ったより身はちっちゃいけど磯味の濃いホタテといった風情で悪くない。
もっと食べてみたい。


あと釣りも少々。
さえない高校時代、毎週毎週竿とテグスを以って
ここでないどこかとの交信を試みた
現 実逃避のいつものいきつけの防波堤で。
基本スタイルは投げ釣り。湾内の防波堤なのだが何故かキスが釣れるのだ。

まだいこども とらぎす かさご

・・・今回は釣れなかったが。

小鯛は無邪気なのでバンバン釣れる。釣っては逃がし、釣っては逃がし。
ひそかに狙っていたトラギスと何故かカサゴが釣れたのでこの二匹だけ持って帰る。
から揚げで美味しくいただきました。



Web拍手
   いい川と海があって羨ましい限り(自分の周りはつまらなくなったものばかり)です、
   まったくお腹が減ってしまうような海遊びだぜ全く

上でも書きましたが、僕がいた頃は普通に川の水底には古タイヤが沈み
ブルーシートや錆びた自転車がヘドロに半分埋まり、空き缶、割れたガラス瓶が散乱し
支流から流れ出る廃液だまりにはバクテリアのコロニー、
満潮になれば油膜の張った水面に発泡スチロールの欠片や背中が白く爛れた病気のボラが大挙して遡上、
そんなもうどうしようもない状態だったはずなのですが、今やこれ↓

かこうふきん

河口から1km未満、完全に街中の川なのにこの状態。海まできっちりこの環境です。
錆びた自転車はおろかゴミ自体が非常に少ない。
水草が健康な状態で、
国道の橋の上からそのままダイブして泳げるんじゃないかと思うほど
水も綺麗。
葦原干潟が正常に機能していてこれよりすこし上流にはそれまでこの地にはいなかった
ハクセンシオマネキのコロニーを見つけました。
いったいこの街に何があったのか。下水道整備だけでは説明がつかない。
(後はゴミの分別が厳しくなったことぐらい)
住民のモラル自体が向上してないとここまで全方位的な環境の回復はありえないと思います。
密かに設置された不可視の街頭スピーカーから
「ゴミヲ捨テルナ」とか「真面目ニ生キロ」とか
ゼイリブばりの洗脳音波を発してるんじゃないかとマジで疑うレベル。
とりあえず僕も釣りに行ったり海水浴に行ったりした時に、
目についたゴミを一個だけ持って帰って捨てるようにしています。




2012/08/17

実家編(その一)

とりあえずキンセンガニ以外での海遊びの様子をつらつらと。

帰省して、いの一番に行った場所は前回姪達と訪れた妙見湾「櫛津干潟」である。
今年こそここでアナジャコを見つければ熊本まで遠征する必要はない。
ついでにうまかったオキシジミもまた食べたい。
とりあえず二つある神社に御参りして潮干狩りスタート。
ちなみに、今回は1人なので原付で行った。
道が細いところがあり、
軽以上の車種だと車ごと湾内に転落する恐怖を軽く味わえるので注意である。

櫛津干潟再び
行く道すがらの一枚。曇天。判りにくいが写真中央が櫛津干潟名物の謎の構造物。


相変わらず静謐と言っていい自然環境。
聞こえてくる鳥の声、虫の声、川のせせらぎ、数多の小さき者たちの雑多なささやき。たまらん。

今回のためにラジアルチェストウェーダー(靴底ギザギザの胸までのバカ長)を5千円で購入、
実家に郵送しておいた。万全の体制である。
何しろ腰くらいの水深なら問題なくザブザブ入っていけるので、
イキオイ任せて前から気になってた干潟への支流の一つを少し遡上してみた。

ここを
写真だとわかんないけどカニ天国。岸も水中もカニだらけ。


のぼって
川の中をザブザブ登ってくと 

みる
ものの100mくらいで清流っぽく。

もう日本では稀な、河口が無加工な川の雰囲気を妙に短時間&ダイジェストで味わえる。
川の中から眺める岸の風景って新鮮。ああ、バカ長買っといて本当に良かった。


感慨にふけりつつとりあえず本来の目的に立ち返り干潟を目指す。
相変わらず岸寄りにはハクセンシオマネキ(絶滅危惧II類)がやたらといて
みんなでまねきまねきしている。かわいい。
時々オス同士がちょこちょこ追いかけっこしたりして見てて飽きない。
人が近づくと一斉に巣穴に隠れるが、
その場で10秒ぐらいじっとしてるとまたワラワラ出てきて足元でまねきまねきしてくれる。

はくせんしおまねき
なんか全然逃げなかったやつ。甲羅が黒ずんでるので衰弱した個体だと思われる。

前回干潟中に繁茂していた藻は今回見当たらないが、やっぱり表面にウミニナが大量にいる。
泥質はこんな感じ。

やわらかめ
アナジャコを捕った有明海荒尾の干潟よりも泥と砂がきめ細かく、ゆるい。

ちなみにお察しの通り、やはりここではアナジャコの巣穴を見つけることが出来ず、
ここで熊本遠征が確定する。
今思うに、アナジャコはもっとキッチリと壁面を固められる底質を好むのかもしれない。
ここだと穴掘ったそばから崩れてゆく気がする。
探すべきはもっと海寄りの礫層帯かもしれぬ。


相変わらずオキシジミはポコポコ取れる。
小さいのは逃がしてるのだがそれでもすぐに十分な量を確保できた。

一時間くらい掘ってみた

写真中央の細長いのは偶然スコップが当たって折れてしまったマテガイの子供。
マテガイ自体を捕ったのはこれが初めて。
子供がいるんだから親もいるのだろうが見当たらず。
貝の目に塩入れて捕るというマテガイ漁もいつかしてみたいものだ。
あと、驚いたことにこんな泥質なのにハマグリが捕れた。こんなとこにも住んでるんだなあ。
僕がいつもキンセンガニとたわむれる砂浜はかつては民話の伝説があるほどのハマグリの一大産地で、
保護活動が実を結んで現在は資源量が随分回復してきたようなので、
もしかしたらその影響が少なからずあるのかもしれない。


捕った貝たちは一晩砂抜きした後、茹で蒸しで味比べをしてみた。

・・・結果は蒸しの圧勝。
味わいが二割ほども違う。
貝の場合は甲殻類と違って小型であるし体内に海水を噛むので塩味も申し分ない。
蒸すのマジオススメである。もうこうなったらなんでも蒸して食べてみたい気分だ。蒸し万能説。
朕は静岡に戻ったら蒸し器を所望ぞなもし。




2012/08/07

キンセンガニ編

「キンセンガニの鳴声を記録する」これが毎度の目標であるが、結論から申さば
今回も失敗に終わった。

相変わらず気持ちのいい砂浜。干潮時、強烈な太陽光で砂中の海水が蒸発し、水蒸気が海風にたゆたう。
おくらがはまふたたび

失敗原因の最大理由は、序盤キンセンガニ自体を見つけられなかったことにある。
最大干潮時に行けばいっぱい取れるだろうと思っていたのだが、甘かった。
キンセンガニ達は早々に砂に潜ってしまったようで、
普通なら砂上に残る潜行痕跡時間経過ですべて掻き消されてしまい、
どこにいるのかさっぱりわからない。何処かに大移動でもしちゃったのかと思うくらいに見つからない。
結局砂浜を端から端まで歩いて、引き返す道すがら潮が満ち始め、
そのあたりでようやく砂から出てくるキンセンガニ達を見出す事が出来た。
正直、砂中とは言え茹でガニになりかねない気温と水温の砂浜でよくもまあ耐えるものだと感心する。

結果的に捕まえたのは普段の半分の15匹くらい。
量的不足に加えてこれがまた全員ギコとも鳴きやがらねえ。
それでもいくつか発見があったのでそれを記する事にする。

きんせんがにふたたびとは言っても相変わらずかわいいやつらよ。

抱卵メス
抱卵中のメス。卵がだいぶ熟している様子。コロコロしてかわいい。


そんなこんなでキンセンガニと波打ち際でキャッキャウフフしてると
今まで見たことないポーズで固まってる奴が捕れた。

新ポーズナハナハのポーズ。

ふむ、初めて見るポーズだけど、威嚇・・・でもないんだよな動かないし。
相変わらず個性的なカニだよ。
そいやこいつらの鋏の内側ってちゃんと見た覚えがないな。
いつも恥ずかしがってギュッと固まっちゃうからな。

・・・と思って見て見ると・・・

怪しい器官 んん?

器官拡大 ああーッ!

これかーッ!
これが発音器官かーッ!

本体のどこに擦り合わせてるのかイマイチよくわかんない(顔の横のくぼみ部分が最有力)けど、
メスの鋏の裏側も確認してみた(嫌がるメスの鋏肢を無理やり広げる。へんな背徳感)が、
老いも若きもオスにもメスにもすべてにこの器官が確認できた。多分間違いない。
しかし一度認識してみると、何で今まで気付かなかったんだろうというぐらいあからさまである。
観察力って結構いいかげんだ。

どうでもいいけどその後、このナハナハのポーズをしてる奴がもう一匹捕れた。(同じくオス)
なんだろう?キンセンガニ達の中でこの夏このポーズが流行の兆しを見せているのだろうか。


あと、へんな個体が一匹捕れたのでこれも紹介しておこう。

怪しい連結なんか持ってる。

かなり立派な大き目のオス個体で、左手になんか持ってる。
よく見たら持ってるのは小さめのキンセンガニだった。
仲良く手を繋いでいるように見える。

がっちりホールドがっちりホールド。

かなりがっちり掴んでいて、ピクリともしない。

なんだろうなこれは。
カニの中には他のオスに盗られないように、
出会ったメスをがっちりホールドして連れ歩く
奴らがいるのだが
キンセンガニもそのたぐいなのかな?
それにしてもアンタちょっとその相手はロリすぎやしませんか?うらやま死刑!
などとやっかみつつ洗ってよく見ると・・・

アーッ

両方オスじゃねーか!

・・・相変わらず意味のわからんカニだ。
いい歳したオッサンの相手がショタって業が深すぎだろう。


実はキンセンガニは共食いをするカニで、
もしかしたらお弁当代わり幼児を連れまわしているのではないかとの
中々におぞましい考えも頭をよぎる。
そもそもこちとら資源の乏しい砂浜で
こいつらがなにを食べて生活しているのかもよく知らない。
よく知らないし共食い十分ありえるのだがしかし、
このキープの仕方だとショタ側は鋏を自切して逃げればすむ事だ。
わからん。わからんぞ。
(残念ながらこの背徳のカップル、
この状態でどうやって砂に潜るんだろうと下に置いた瞬間に波にさらわれて見失ってしまった。)


しかしながら、改めて「キンセンガニって変なカニだなー」
との認識を強くした今回のフィールドワークであった。




Web拍手
   アナジャコが食べたくなってしまう、元岡山県民としては丼もおすすめしておきたいっ
そうそう岡山もアナジャコ名産地だそうで、
一時期岡山に出張に行った友人宅に本気で遊びに行こうと考えておりました。
無論アナジャコ捕りがメインで。
実は住んでるところが山の中だったので断念しましたが。
丼ですか。丼も良さそうですねえ。
下半身にのみ関して言えばあれはどんな料理でも合う気がします。




2012/07/30 秋とか言ってスンマセンでした。夏です過剰なくらい夏です。
できればあの・・少し手加減していただきたああい!


アナジャコ編


さてアナジャコ探して熊本は荒尾市、有明海に行ってきました。
なんで荒尾かって言うと、調べてみたらなんかここの荒尾漁協さんが毎年マジャク
(この地でのアナジャコの呼び名)釣り大会とかやってて、
「そんなんやってるくらいだからこりゃもう絶対アナジャコいるだろう」
という至極単純な理由。ちなみに僕の実家から車で片道四時間です。

ただ滞在予定は一泊で、天候も安定してない(この時はちょうど九州北部豪雨の二日後くらい)上に
そもそも首尾よくアナジャコが捕れるかどうかもまるで不確定なので
若干の後ろめたさを感じつつ保険としてアナジャコの味だけでも先に見ておくことにする。
幸い市内にこの食材を取り扱ってる料理屋さんがあった。

マジャク定食マジャク御膳1200円

左上から、テンプラ(塩)・煮物・ちらし・味噌汁。
いいじゃないのいいじゃないのおいしそうじゃないの。
期待に胸膨らませ、いざ食す。むしゃむしゃ。

・・・

・・・・・

・・・・・・・うーん。

うーん。うーん。なんだろう?アナジャコならではの「これだ!」って味がない。
悪くなったカニのごとくだらしない肉質で身入りが少なく殻ばかりモシャモシャして、
頭胸部をはずして料理してるためミソの味もわからない。
困った事にテンプラにおいて例えるならなんだかゴカイを食べたような、
胆のうの処理間違えたアンコウ
のような
得体の知れないケミカルな味の個体がいた。・・・これはちょっと・・・イマイチだな・・・。


テンションがやや下がるも、気を取り直してさあ念願のアナジャコ捕りだ!
荒尾漁協で入漁料千円払い、いざ有明海へ!ヤー!

有明海見渡す限り干潟。素晴らしい。

ほえー。すげー。有明海すげー。
なんか遥か向こう(岸から150mほど海側)に
人がぽつぽついるんだけど、あそこで捕ってるんだろうか?
とりあえずえっちらおっちら歩いてゆく。思ったより沈まない。
ここの干潟、岸寄りは泥質だが沖に出ると硬い
カキ殻等が多く含まれる礫系砂泥で一般の有明海のイメージとちょっと異なる。

表面を少し5cmほど削り掘ってみると、ああ、これだ。これをずっと探していたんだ。

あなぽこ
ポコポコ開いてるのが全部アナジャコの巣穴。それにしても恐るべき生息密度である。


巣穴に指を突っ込んでみるとかなり堅く頑丈で、
コーティングされたかのように内壁がスベスベである。
なるほど、こういう底質に住む生き物だったのか。
早速手持ちの筆三本を適当に巣穴に突っ込む。んで、ひたすら待つ。

じっと待つ
途中穴を変えたり場所を変えたりしつつ、ひたすら筆の動くのを待つ。


まさかこんなに巣穴が大量に密集しているとは思わなかったので筆の数が明らかに足りてない。

それでもそのうち一本の筆が動き、明らかに意志の介在する相手の気配。
巣穴の縁ギリギリまで引き付けて指を入れるとなんだか挟まれた。
そのまま相手の両の手を堅い巣穴の壁面に押し付け固定
本当なら両手を持って万歳するように引きずり出すらしいのだが
逃がしたくなかったのでホールドしつつ片手で巣穴を壊しつつ、
頭の固いところ(エビの角にあたる部分)をつまんで引っ張り出す。
途中「ボクッ」と音がして片方の鋏肢が折れてしまったがとりあえず捕獲成功。やった!

ヤッター
僕の初アナジャコ。割合大きなサイズ。

おおう念願のアナジャコ!よおーしよしよしよしよし! じっくり観察。
甲羅がホントにペコペコで柔らかい。

つら
顔のアップ。黒い点が目だと思う。

頭が角刈り。無骨な面構え。
なんとなくウルトラセブンミクラスとウインダムを足して2で割ったっぽい。
とりあえず旅行初日に捕まえても食べる手段が無いのでもといた巣穴に返す。
腕折ってすまんかった。

翌日。
再び干潟へ。真実のアナジャコの味を知りたいので五尾くらい捕まえたい所だ。
漁協で筆(150円)を3本追加購入し、計六本体制で挑む。

結論から言うと、干潮時間と帰宅時間の兼ね合いで一時間ほどしか干潟におれず、
途中夕立で瞬間的にガンガン雨に降られ、
結局また一尾しか捕れなかった。
以下、反省点と助言。

「戦いは数だよ兄貴!」
とにかくアタリがない。
ぶっちゃけ、巣穴はどこにでも開いているのだが、その穴にアナジャコがいるかのどうか、
そしてそいつが筆を押し出すヤル気があるかどうか
穴の見てくれからはまったく判断できない。
よってこの場合、とにかく穴と言う穴に手当たり次第に筆を突っ込むのがセオリーである。
物量が狩猟を制す
のだ。筆は最低10本は用意したい。

「あんまり深く掘らない」
巣穴入り口まで誘い出して目視に近い方法でエイヤッっと引きずり出す捕り方をするので、
濁り水
が溜まるとどうしようもなくなる。
水をかい出すボウルのようなものがあれば便利。

「潮が満ちはじめる時間を狙う」
とにかくアナジャコさんにヤル気になってもらわないと釣りが成立しない。
海の生き物のご多分に漏れず、アナジャコもそのタイミングで活性化するとのこと。


一尾だけじゃあなぁ、とガックリうなだれて漁協に帰ると、
哀れに思った漁協の姐さんと恰幅のいい役場のおっちゃんが
僕にその日捕れたアナジャコを分けてくれた。

この方々のみならず、今回の旅は会った人会った人全員が実に親切人情が心に沁みた。
熊本の人々はマジで皆親切なんじゃなかろか。
本当にありがたい。僕の中で熊本株爆上げ中である。

かっこいい
せっかくなので一番状態のいい奴の写真を。


むなもと
腹面。前方の腕には濾過用の毛がみょろっと。各腕の内側には棘が生えていて、これで抱き込むように挟んだりする。

ヤドカリに近いと言われてるけど、
脚の数も腹肢の付き方も普通にエビ。
ちゃんと尾扇でパシパシするし
殻が柔らかい事を除けば見れば見るほど普通にエビに見える。
僕の中では顔色の悪い脱皮直後のザリガニ、という認識。
むしろ何でこれでエビ名乗りを許されないのか疑問は尽きない。


さて、喰うか!

また四時間かけて実家に帰り、まずは蒸して喰う。
さあ、お前の真の実力見せてみろ!

蒸し蒸しアナジャコ

肉本来の味を知りたいので、とりあえず殻剥いて食べてみる。

・・・・甘い!
腹部の身が甘い!ちょっとビックリするほど甘い!
おまけに雌だったようで甘い身に添ってシャコの「かつぶし」
酷似した食感の卵巣(内子)があってこれまた香り高い!
(内子の味と形態がシャコそっくり。
いわゆる特有の粗野さが抜けた癖のないシャコ・・・という印象を受けた)

あ、これ旨いわ。普通に旨いわ。
腹部の付け根のあたりからはエビカニ類特有の肝膵臓の香りもしてくるし旨いわ。
・・・と、頭胸部のミソを食べ進んでいったら、
なんか徐々にあの例のケミカルな味がしてきた。


残滓でなくそのものを食べている今ならわかる。

・・・これ、ホヤだわ。

・・・ホヤの味だ。
俺の舌、味覚変質してるし間違いなくホヤと同じ味成分だ。
びっくりだ。びっくりだよ。

ホヤと同じ味の系統はナマコの内臓くらいしかないと思っていたが、
まさかアナジャコで味わうとは思ってもみなかった。
だが考えてみるとホヤもアナジャコも双方濾過食者である。
降り積もる有機物をこしとって食べている。(そういう意味ではナマコも同じ)
共通の食物を利する以上、なにか共通の分解方法
…なにか共通のバクテリアを体内に飼っているのかもしれない。

ただ・・・甲殻類がホヤと同じ味がするってのはかなり違和感がある。
 おまけに熱を加えているため結構エグイ味になっちゃってる。
下半身は文句なく旨いが、上半身は結構一般の人にはつらいかもしれない。
荒尾の料理屋で頭胸部を取り去ってあったのにも合点がいった。

続いて素揚げテンプラ。

素揚げ&天麩羅
カラっといった。透明感のある赤さが食欲をそそる。


ちなみにアナジャコ料理はテンプラが最もポピュラーらしい。
荒尾漁協の姐さんの助言通り腹肢をちぎってから衣を付ける。
(丸のままだと腹肢部分に衣が付きすぎちゃって油っぽくなっちゃうからとのこと)

素揚げもテンプラも殻ごとバリバリいく。
鋏肢が硬そうに見えるが揚げちゃうとむしろ歯ごたえのアクセントになっていい。
一番硬いのは頭の角刈り部分だが、これも食べれないほどではない。(食べなくてもいいけど)
さすがは相手を選ばない調理法の雄揚げ物
普通に食べやすい。ただやっぱりホヤ味は残ってるのでクセはある。


個人的ベスト調理法は現在のところ、蒸し>素揚げ>テンプラ
素揚げは姿かたちがイカスし丸ごと喰えるのでポイント高い。オススメである。 
テンプラはまあ、テンプラである。おいしいけれども個性が減る。


なんにせよ、とりあえずは長年の夢が一つ叶った。




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   マジャクなんて気の利いた名前を持っていたとは、侮れぬヤドカリ類
   P.Sキンセンガニは鳴きましたか?
現地では本物のシャコのことをなんと呼んでるのだろうとふと疑問(聞きそびれた)
次回キンセンガニ編!お楽しみに!ええー?
   海シリーズに打ちのめされ早数年・・・やっとゆかたんに手を出しました!
   またも卒倒!!とても気持ち良い読了感でした!

ありがとう〜!楽しんでもらえてなによりでござる〜!




2012/07/22
実家に帰省しておりました。

砂浜でキンセンガニとたわむれ、
ついつい時間を忘れてたわむれすぎて
上半身が限りなく火傷に近い日焼け
になった(調子に乗って服脱いだのが不味かった
・・・現在超脱皮中)り、
案の定近場の干潟にはアナジャコ影も形も見当たらなかったので、
有明海・熊本荒尾市まで片道四時間以上車を走らせて
マジャク(向こうではそう呼ぶ)釣りにトライしたり、

とりあえず取り急ぎやれる事はやってきた感じ。
九州北部の豪雨の谷をうまいこと渡りきり、
ほとんど雨に降られず夏を満喫する事が出来た。

そのぶんお仕事を圧迫してしまって現在中々のピンチ状態なので、
事の顛末は折を見てこのあと少しずつ。



Web拍手
   梅雨明けおめでとうございます。 霧恵先生の季節到来ですね。
ヤッハ!!きたきた来ました僕らの夏です!山に海に(主に海に)出るよ出るよ!
出たよ出たよ!でもまだまだ足りないよ!と実家から帰ってきたらなんか静岡妙に涼しいんですけど。
駅に降りた時に「え?秋?」て言っちゃったもん。どうなってんのこの天気。




2012/07/12
雨ガン降りでまだ梅雨なんだなあ。海の水も甘くなっちまう。
涼しくてすごしやすいのは良いけどは普通に俺を狙って飛んでくるし、
ネーム段階はアナログなので湿気が邪魔
紙がシナシナになって二の腕に張り付くし鉛筆の線がきっちり消えない。
やっぱりバシッと夏らしく晴れていただきたい。そして僕に正しい干物を作らせて欲しい。




2012/07/06
今年の身辺初セミ鳴きはクマゼミで7月3日だった。
てゆうかこっちはクマゼミが早いのな。故郷だと初セミはニイニイゼミのイメージである。
或いは時を経てクマゼミ軍の北進もいよいよ盛んなのかもしれぬ。

ギリギリ6月末日。ようやく行き付けの魚屋にホヤが出た。
青森産で天然物。お値段300円ですこし小ぶりだが背に腹は変えられぬ。
これでついに念願のホヤジャーキーがつくれる!
ホントはちゃんとしたジャーキーを食べたいのだが売ってないんだから自分で作るしかない。

この日のために購入した干しあみ(800円)を展開し、中に捌いたホヤの切り身を並べる。

レベル1うまそうだゼー。

ちなみに下準備が整ったあたりで時刻は午後四時
お空がにわかに掻き曇り、夜半から雨
洗濯物よろしく慌てて取り込み、やむを得ず部屋干し。
部屋の中にかぐわしいホヤ独特のにおいが漂う。

翌日も雨。部屋干し続行。
・・・ホヤが手に入った嬉しさで今が梅雨だってのすっかり忘れてた・・・。

そして・・・

レベル2でろーん

ねえこれダメでしょ!アカンでしょ!

明らかにおかしいでしょなにこの黒ずみっぷり!
ってゆうかもう
食いもんの色じゃねえよコレ!

何しろ捌いたのを塩水にくぐらすとかそういう下準備を一切行っていないのだ。
切ってただ単に網に乗せただけなのだ。
そもそも腐敗の進行を遅らせるために水分抜くのが干物の理念なのに、
丸2日太陽に当てれず生状態を維持
してしまった。
スーパーで買って来た刺身を常温で部屋の中に2日間放置したら、答えはわかるな?
そりゃ問答無用でアウトだよ!トリプルプレーでゲームセットだよ!
食っときゃよかったー。干さずに食っときゃよかったー。

翌日、晴れる。晴天。
チャックにちんこの皮が挟まった状態に酷似した状況の人間の選択肢は、もう
「干し続ける」以外にはない。
干して干して干し続けて、
ホヤのかぐわしいにおいも途中でなんだか
放置された刺し網
みたいな生臭いにおいになっちまって

作り始めて6日後。

レベル3・・・食わねば・・・なるまい

奪った命に責任がある。殺した以上は食わねばならぬ。

ちなみに晴天2連続でこの状態まで乾燥が進行したが、
今日に至るまでさらに2日の間があったのは
この物体を体の中に取り込むのに結構な逡巡があったからである。
俺の寝てる間にカツオブシムシの大群が来て
朝起きたらこの物体が綺麗さっぱりなくなってないかとちょっと本気で願ったりした。

食べるにあたって火を通すかでまた暫し悩んだ。
何しろ作り方としては動物の死骸をただ単に放置しただけなのである。
長年人類が培ってきた食の英知を真っ向から否定するが行為。
コレがOKなら側溝で干からびてるミミズだってOKになっちまう。
なんかすげー雑菌とかが内部で繁殖してて強烈な毒素を残してるかもしれない。
だがしかし、においである。
現状6:4で不快側の生臭さ
を発し続けているこの物体を炙ったら、
このにおいが9:1くらいの割合に増加する気がする。しきりとする。

おまけに僕はホヤに火を入れて食べた事がない。いつでも生これ一本である。
焼きホヤなるものもあるらしいのだが正直酢の物がかろうじて許せる範囲内。
元々クセの強い食べ物である。ホヤに火を入れたらなにが起こるかわからない。
電子レンジで鯨の腸をチンしたときの悪夢が頭の片隅で蘇る。

そういうわけで、さすがにそのままの大きさを丸ごと食むのは躊躇されたので、
100%ピュアエクセレントホヤ天日干し
はさみですこし小さく切り取って口に運ぶ。

イカの様に筋肉が発達してるわけではないので乾燥していても硬くはない。
ぐむんって感じのソフトな歯ごたえ。

むうううう。
うう。
う。・・・ん?


・・・・食えるな。

普通に食えるな。


噛み砕くと製作途中で何処かに蒸散したとばかり思っていたホヤの味とかおりがキチンとする。
しかも干された分濃縮されている感じだ。
四半世紀前に上越新幹線で食べたホヤジャーキーの、
その記憶を呼び覚ますに十分な味だ。こうだ。確かにこうだった。間違いない。これだ。
噛むと発生するホヤ風味が生臭さを消すので、なんか、ふつうにんまい。
不思議な事にホヤの上部の鰓の部分はちょいと貝の味がする。
市販品はこんなに真っ黒けじゃなかったはずなので、
なんだろう、ミョウバンにでも漬けてるんだろうか。

ともあれ、ちゃんと食える。普通にうまい。
次は晴れの日を狙って初日からキッチリ干して作ってみようと思っている。




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   私、今年の夏は、同郷の同僚とキャンプすることになりまして。
   ということで私の目標はニホンザリガニちゃんを釣ることですねw
   食べてみるのもいいかもですね。

キャンプいいですね。健闘を祈ります。
僕も学生時分に友人と敢行した北海道一周旅行で
ニホンザリガニちゃんを捕りに行ったことがあるのですが、こんなとこにいるのってくらい
ショボイ沢(と言うか山に雨が降ったときに臨時で流れるような小径)の中に
4pくらいのちっちゃいのがちょこんといました。かわいいですよ。
ザリガニと言えば阿寒湖漁業協同組合でウチダザリガニの冷凍ボイルを頼んだ事がありますが、
これはなかなかおいしかったですね。
ただ特定外来生物法で生きたままの輸送が禁止になっちゃってるので、
多分もっとおいしい活けからの塩茹では現地に行かねば食べれないという・・・。
これも、僕のちょっとした目標になっております。




2012/06/30
今年の夏は久々に帰省しようと思っているのだが
今年こそクリアしたい二大目標

@アナジャコを探す。捕まえる。食べる。
Aキンセンガニの鳴いているところをおさえる。

である。
・・・もうすでに最優先帰省目的が骨休めとか友人知人に会うとかじゃないあたり、
自分でもなんだかなあと思う。

そうなってくると人間欲が出るもので、記録用になんだか新しいデジカメが欲しくなってきた。
喰ワズの原稿料も出たしね!夏だしね!

現在使ってるカシオのEX-G1はカッコイイしコンパクトなのだが、
こないだ店頭に置いてあったキヤノンのPower Shot D20のデモ機で
なんとなく手の甲を接写したら毛穴までクッキリ撮れちゃって驚愕。一気に欲しくなってしまった。
これでクジラジラミとかキンセンガニの顔面とかアップで写したらもうたまんないに違いない。
難点としては少しデカイとこと、あと結構カッコ悪いとこ。
地味に困るのがこのカメラに対するレヴューがどういうわけだかほとんどないことで、
実際使ってどうなのかよくわからない。判断材料に乏しい。

耐水耐塵耐衝撃コンデジで一センチ接写の候補は
ほかにもペンタックスのOptio WG-2と言うものがあって、こっちの方が少し安いしかっこいい。

ああ悩ましい。



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   あ、しまったアンケート出すの忘れてた もーしわけない人
なんのなんの。読んでくれてありがとうです。




2012/06/22
我が長屋は余裕で築50年以上なので台風クラスの風雨だとさすがに雨漏りする。
幸い雨漏り箇所は固定なので、直下に新聞紙引いて洗面器タッパ置いて対処。
いつぞやは雨漏りに気が付かずえらいめにあった。
ちなみにヤカン缶詰缶など金属製のものを雨受けにすると、
嵐の中一人ぼっちで聞くサウンドではトップクラスの風流な音が出る。オススメである。

それにしても、来週いっぱいには諸々結果が出るはずなのでどうもふわふわ落ち着かない。




2012/06/15
なに腰それ旨いの?ってなくらい体の調子も普通に戻った。
腹筋を鍛えなければいけないのだが、
とは言え腰に負担をかけないように鍛えたいと思うのは人情であろう。
いわゆるエビのごとき或いは座椅子の角度調整みたく
ギッコンバッタンして腹筋を鍛える運動スタイルは
復活した腰が速やかに再びイカれそうなので二の足を踏む。
よくわからんので原付に乗ってる時に折々腹に力を入れてみたり
寝転んでTVを見てる時に30秒ほど足を上げてみたりしている。
・・・これ、効き目あるのか?



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   烈のアンケの〆は6月19日、と。メモメモ……
ありがとうございます。出していただけると助かります。なんだかすみませんわざわざ。




2012/06/08
腰をピキらせてより一週間。
あのやるせない痛みは退いて歩行モーションは一般成人男性のそれに限りなく回帰
この回復速度を見るにギックリャーとしては比較的軽微であったに違いない。助かった。
とは言っても原因が原因だけに日常生活においても慎重にならざるおえず、
予後及び予防の運動を始めるのは来週からにしようと思う。
なにしろケツ筋肉痛なのだ。



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   ギックリ腰ですか、自分の先輩は洗顔中にギックリ腰になりました。お大事にしてください。 
   このサイトを見て元気出してください つhttp://www.zukan-bouz.com/index.html
ありがとうございます。なんかどんな些細な動きでも腰やる時はやるみたいですね。おっかねえ。
このサイトはいいですね。これだけ膨大な種類を、
しかもちゃんと自分で味わっているってのが凄い。うらやましい。
   ちょうど女房を読んだ日に、
   家のアシダカさんを気づかずにコップで溺死させてしまいああああ。ごめんよサツキさん……。

うちは随分前にお風呂のフタがバラバラに壊れてそれきりなので、
時々ハエトリちゃんが湯船で溺死しちゃってああああってなります。
短時間なら水に浮いてるんだけど書肺が完全にお腹の下側に付いてるのが関係してるのか、
彼ら案外水に弱いんですよね。
水の中に沈んでも発見が早ければ蘇生の可能性があるので
諦めずティッシュの上にでもおいてやってみてください。
   腰痛にはロングブレスダイエットが良いみたいですよ。
なんだそりゃと思ってググったらムキムキのオッサンが出てきたぞ。
   腰お大事に…! 私もおととしギックリしてしまって大変でした…
   なっ てすぐの時期や治りかけに無理をすると予後がよろしくないので、どうぞ安静に

どうもありがとう。確
かにクセになるとおっかないので助言通り無理せずゆっくり動いてます。
来週から運動するぞー!




2012/06/01

やっちまったー。
を、…腰をやっちまったー。

ご飯食べ終わってお茶碗かたずけようとちゃぶ台の上に手を伸ばした瞬間、「ピキッ」って。
ホントに音が鳴るのね。腰の辺りで「ピキッ」って。
ほんで間髪いれずに激痛。片膝着いて「むおっ」って言っちゃった「むおおっ」って。

ほんで直立歩行が出来なくなった。
なんか立ち上がると自動防御で腰が変な形に曲がるのね。
こう、尻を突き出した形で固まってるんだけど
バランスをとるために上半身は後ろに反らなきゃいけない。
なんかちょっと前傾姿勢だけど胸を張った状態で、
ああこれゴリラだわ俺ゴリラになってるわ。
ゴリラパワー
禁じられたゴリラだわ。
退化ですよ一気に退化ですよ。

で、歩けない。ほとんど歩けない。
膝を抜いてがに股のゴリラフォームでないと歩けない。
ナマケモノみたいな速度
でしか進めない。
下っ腹に力を入れると痛みが和らぐのだけど大臀筋は常にキュッと締まった緊張状態で、
 このままでは僕はいずれ美ケツになってしまう。

もうビックリだよ。てゆうかガッカリだよ。
人生初ギックリ腰ってのもあるけど、
それ以前に重いもん変な体勢で持つとかならともかく生活一般動作でギックリ腰になっちゃったら
ホントもう今後どう対策すりゃいいのよ。回避不能だよー。

もう何年も運動して来なかったツケが来たかー。今来たかー。


PS:一日目の状況がこれ。二日目になってだいぶ改善した。
歩行モーションがおじいちゃんもしくは同人のポリゴンキャラ進化。
腰やるとまじで何も出来ない。買い物にも行けない。
冷蔵庫のがんづけ備蓄ヨーグルト生命線である。ほんと電気と腰は大事だ。
身に沁みた。もう十分身に沁みたから早く治ってええー。



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   烈ようやく読みました!まさかのアシダカ姐さん話!
   表紙にカラーのカットも入ってて素敵!!足は今回は変形させなかったんですね〜

ありがとう〜!彼女のデザインはその通り両腕が触肢、両足が鋏角(牙)なんだけど、
一般で牙脚だと流石に敷居が高すぎる気がしたのでああなりました。
あのカラーカットはHP内に配置したので探してみてください。えへへ。




2012/05/25
今年も静岡ホビーショウ行って来た。もうすでに例年行事である。

自衛隊の車両を写真に撮り(今年は二台ともジープでちょっとガックリ)、
各企業ブースをそぞろ歩いて
ガンダムの新キットを見たり東京マルイで新作エアガンの試射
(普段は空射ちなのだが今回はガスハンドガンの試射会場があった)なんかをさせてもらった後、
一般参加であるモデラーズクラブの展示会を見て回るのだが
なんか年々このモデラーズクラブの展示会場が広がっていってるのが面白い。
二年前くらいは南館(静岡ホビーショウは主に北館と南館で開催。
ちなみに西館ではモデラーによるフリーマーケットが行われている)の半分以下の占有度だったのだが
去年は三分の二、今年に至っては五分の四ほどその版図をじわじわと広げている。
そのうち南館から企業ブース追い出されるんじゃないか?

ちなみにその中で最も僕の気を引いたのがこれ

めかしゃこメカニカルなモンハナシャコ

モデルのモンハナに忠実でしかもでかい。超カッケー。
コレ見て思ったんだけど、ダラ外クラスティハンマーどこかキット化してくれませんかね。
各部完全稼動で。ちゃんと丸くなるやつ。(無理言うな)



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   ヤングチャンピオン烈読みました〜!『喰ワズ女房』、
   緩急の付け方が素敵(霧恵マサノブさんの作品全般に言える事ですがw)で面白かったです〜w

ありがとう〜!間をとれる部分はとれるだけとってみたけど、
エロと違って心苦しくならないのが一般のいいところ。
   喰ワズ女房読みました、こっちで来たかぁといいニヤニヤでした。 
   アシダカ軍曹の活躍と同じくらい期待して次作待ってますよ。

ありありがとう〜!こっちで来ました。僕にもあれぐらいスピーディーさがあればよいのですが。
   実は私、霧恵先生の「〜〜食べました」報告が楽しみでなりません。
   私が(1人で)水族館に行ったときは、カブトクラゲと濃密な時間を過ごしました。

   クラゲの前を陣取るお兄さん(≒おじさん)ってどうなんでしょうねw
食い物の話ばかりですみませんw。
タコクラゲとかは随分メジャーになってきましたがカブトクラゲとはまた渋い。
有櫛系はホントにキレイですもんね。
僕も見てると時を忘れます。格段にもろくはかなく美しい、まるで妖精のようです。
有櫛系と言えば赤くてでっかい口みたいなのが深海にいますけど、
写真で見るとなんだか組織がしっかりしてそうなので
あの口を指できゅぽきゅぽしてみたいです。(えー)




2012/05/18
はらりんさんと再び沼津港深海水族館へ。
我等の思いはただ一つ。
前回痛恨のミスで食べれなかった深海魚定食へのリベンジである。 あとメンダコ。
平日の昼間である。「次はようやくまともな青回なんじゃないですか?」などと話しつつ
ちなみに車中ははらりんさん渾身チョイスのアニソンエンドレスで流 れている。
・・・二人ともに200%の余力を残す筋金入りの独身である理由が
なんとなく垣間見える気がしないでもない。

まずはである。他店には目もくれず目的地まで一直線にのし歩くわしら。
水族館入り口付近でなんか一番見てくれのいい「深海魚丼」なるものをチョイス、即注文。
約二人前相当で2500円。じっと時を待つ。

しんかいぎょどん
で、こんなん来ました。

主な面子は
ユメカサゴ・アオメエソ(めひかり)のから揚げ
サクラエビ・アカザエビ・キンメダイ・アブラボウズの刺身
後何故か煮アナゴとボイルホタルイカとコウイカのイカゲソと海草多数。

ははは豪華豪華
アカザエビ(写真右下のエビ)の鮮度とかバツグンに良くていいぞいいぞ。
しかし冷静に考えると・・・この面子で僕が今まで食べた事ないの
ユメカサゴ
アブラボウズしかないな。
そういうわけでいやがおうにも期待が高まるアブラボウズ(左端の白い刺身)。
さっそくいただいてみる。

・・・うまい。うまいうまいうまーい!

アブラボウズうまーいッ!

コレ、文句なく旨い。
名前に偽りなく全体にムラ無く脂が乗っていて
旬のトンボマグロみたいに醤油が良く絡む。
であるにもかかわらず組織はしっかりとしていて肉の歯ごたえと味わいが脂に負けていない。
こいつの旬ってのが何時なのかわからないけど、
僕が今まで食べてきた刺身の中でもトップクラスの旨さだ。
あんまり旨いのでアブラボウズの刺身を追加注文する。850円。うまいうまい。
てゆーか、ぶっちゃけもう白飯頼んであとは全部アブラボウズでいいんじゃないかな。


そのイキオイで次は寿司屋に突入。昼食のはしごするわしらブルジョワジィ。
僕はおごってもらってばっかりだけど。
目的はツノナガチヒロエビなのだが残念その日は入荷しておらず、
かわりに入っていたシマエビ(ヒカリチヒロエビ)を食べる。  
・・・うん、ねっとり系アマエビだな。
中々旨いけどやぱり生のエビ喰いたきゃホッコクアカエビでいいじゃんってなっちゃうな。
トウジンとユメカサゴとデンデン(オオメハタ)とハシキンメとクロムツの握りも食べる。
全部白身なので混ざっちゃうとちょっと見分けが付かない。
この中で初めて食べるのはトウジンだけだが中々良い白身の味だ。
アブラボウズみたいなガツンとした脂もいいけどこういうしっとりした白身もいいな。


後は水族館でメンダコと初対面。かっわええ〜。
時々なんとなく膨らんでみたり平べったくなったりするくらいでほとんど動かないけど
みみをぴこぴこ動かしてもう超かわええ。
目が思いの他大きくて時々まばたき(きゅ〜・・っとすぼむ)するのが超かわええ。メンダコ超かわええ。
うまいことお客が少なかったので水槽の前かぶりつきでずーっと見てました。わしら大満足。




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   「喰ワズ女房」素晴らしかったです。
    掲載誌がヤングチャンピオン烈なので期待はしていましたが、
    想像以上に過激なシーンがあり大満足です。

    また霧恵先生の作品が見れる日を楽しみにしています。
ありがとう〜。エロは編集のオーダーだったんですが
そもそもエロ必須な話なので齟齬無く楽しんで描けました。
この後烈で続くかどうかはアンケート次第らしいのであとは祈るのみです。




2012/05/11
コミティア終了。わざわざブースまで来てくれた皆様、
本当にありがとうございました!

結構長く参加してきた(…座ってるだけだけど)けど、
今回のコミティアはスゲエ混雑しててちょいとビックリ。さすが100回記念。

帰りに銀座近辺に案内してもらい、そこらへんの物産展をはしご。
目当ては当然ホヤの干物なのだが、予想通り影も形もなかった
(唯一塩辛はあったがこれは地元でも売ってるしなあ)。
やっぱり今年は諦めるほかなさそうだ。

あーでもなんかつい色々買った。ゆずポンとかふのりとかふ し麺とかかすべ煮とか。
沖縄物産展で天然腸詰イカソーセージとか。まあ色々。
・・・てゆーかイカソーセージってなんだよ。
今まで聞いたことないが多分イカスミが入ってるのであろう
見てくれは黒いソーセージである。それなりにお高い。
とりあえず二本取り出してレンジで1分30秒ほどチンしてみた。(なんでやねん)

やっちまったか?
・・・なにこの禍々しさ・・・。


・・・・・・。
・・・やばい。やっちまったか。
ただでさえ未知の食べ物なのに口に運ぶのにますます勇気のいる形状に変化しおった。

でもまあとりあえず食べてみる。エイヤっと。

なんだかモカモカした均一な口ごたえ。
多分完全なミンチになったイカと豚の脂を混ぜて詰めてるから
イカの味はするけどベクトルは魚介類系と言うよりも通常のソーセージ系
 歯ごたえがカマボコちっく魚肉ソーセージといった面持ち。
・・・フツー。不味いわけではないのだが、なんつーか、みてくれのインパクトに比べて味はフツー。
ムー。イカが荒引きだったらまたちょっと違ってたかも。

後日、普通に茹でて食べてみた。・・・・・・評価変わらず。えー?




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   今回のコミティア、上京するタイミングを逃してしまって行けなくて残念です
  …いつか行ける日まで「チラシの裏のLeviAThaN」があったらいいなと思ったり、
   いやいや千客万来で売り切れてしまうくうらいの方がと思ったり…

ああ残念。いつでもお持ちしてますぞよ。
しかしながら今回のコミティアの盛況ぷりは少なからず末端まで波及してしまったようで、

「チラシの裏のLeviAThaN」は完売してしまいました。申し訳なし〜。




2012/05/04
とりあえず再度告知を。

明日、有明東京ビッグサイトで行われるコミティア100に参加します。
サークルスペースは 「ゆ17a」
いつものごとくチラシの配布、あと前回余った
「チラシの裏のLeviAThaN」
の販売(200円)します。よろしく〜。
ちなみにブースにはむくつけきヒゲヅラの山男みたいなオッサンが座ってると思いますが、
ヒゲ剃るタイミングを逸したそれが私です。よろしく〜。えー?




2012/04/27
そうこうしてるうちにおやおや四月も終わってしまいますよザーボンさん。
来週とかコミティアじゃないですか。
寒暖の差が激しいわりにすでに僕の家にはブンブン飛んでいて、
パンツ一丁の僕の下半身を守るためやむなくコタツに入るという
世間一般の運用とは異なるコタツの新しい利用法を編み出した所ですよ。



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   がんづけについてCookpadで調べてみたら、キムチを漬けるのに使ったり、
   アンチョビ代わりにして野菜を炒める時に入れる、みたいな使い方もあるそうです!

なるほど〜。しかし確かにむっちゃしょっぱくてカラいけど
なんだか味はあるので多分しょっつるみたいな使い方もアリなんだろうけど
他の料理に使う際にネックになるのが噛み砕いたせんべいみたいに大量に入ってるカニの殻なんだよねえ。
ペーストタイプだったら良かったんだが・・・まだ10gも減ってないよう〜。




2012/04/20
時々、赤貝を二個ほど買ってきて剥いて食べる。
から内臓から全部生でいただく。香気良し味良し歯応え良し。
二枚貝中ダントツ美味しい貝だと思う。
一個200円くらい。このところ韓国産しかないがまあしょうがない。

よく考えてみると、これだけメジャーな貝なのに今まで野外で赤貝を見たことがない。
水管がないというヘンな仕様(餌どうやって捕ってんだ)で、
エリスロクルオリンとかいうヘモグロビンに似た効率のいい呼吸色素でもって
貧酸素環境の干潟で口をぱかっと開けて埋まってるらしいのだが、
いつかお目にかかりたいものである。



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   色々進展オメデトウゴザイマスヒレ酒でも飲みながらマッテマス、
   掲載前のティアでお会いできたらよろしくお願いしまする

アリガトウゴザイマス現在の僕は過去にないほどのむくつけきヒゲ面
(剃るタイミングを逸した)なので会場ではきっとわかりやすいと思います。
   ヤングチャンピオン烈掲載おめでとうございます〜!!今から楽しみです!!
   もちろん今回も必ず購読させていただきます〜w(
   先ほど「おしごと」ページも拝見させていただきましたが…
   イベントに参加した事のない自分としては
喉から手が出るほどほしいモノばかり…。
   特に『チラシの裏のLeviAThaN』を持ってる人が羨ましいです…(涙

ありがとう〜!一応今月号の予告に載ってるので多分ホントに載ると思います。
いきなりタイトルの漢字がちょっと間違ってて(正しくは「喰」)若干不安ですが。
イベントにおいでなさいなおいでなさいな♪
特に今回コミティアは100回記念なので創作系上がりの作家さんは結構参加してると思いますよ。 




2012/04/13
近所のスーパーで「がんづけ」が半額で売ってたので買ってみた。

知ってる?がんづけ。
話に聞いたことはあったが、僕も見るのは初めてだ。

ありていに言ってがんづけとは、カニ(シオマネキ)のシオカラである。
シオマネキを丸ごと臼でバリバリ潰して塩付けにした保存食だ。

その通り。色々と突っ込み所の多い食べものである。
まず、何でカニなんだ。
がんづけは素材を丸ごと潰して作るので出来上がりに大量の殻が含まれる。
というかほとんどがカニの殻で構成されているといえる。
砕くのも結構アバウトみたいで脚の先とか爪の先が普通に原形を残したまま出てくる。
しかもかなり硬い。不用意に爪の先とか噛むとヘタすると歯が欠ける。
そして何故シオマネキなのだ。
シオマネキは干潟に穴掘って住む小型のカニである。
この手のカニの例に漏れずはしこくて用心深い。すぐ穴の中に隠れてしまう。
コレどうやって捕まえてるんだ。
確か泥中のデトリタスをこしとって食べるタイプの食性だから餌で誘引するわけにも行くまい。
一匹一匹穴掘るのか。

ちなみに僕が買ったがんづけは普通の瓶詰めで定価は500円だった。
結局潰して塩辛にしてしまうのである。
そんなの観賞用ならともかく労力にみあう代価と言えるのか。

まあ、色々と謎の多い食べ物だが、食べ物の存在意義は旨いか旨くないかに集約される。
さあ食べてみようじゃないか。


・・・しょっぱい。
なんだこれ、しょっぱい。凄いしょっぱい。まるで塩喰ってるみたい だ。
そして辛い。無茶苦茶辛い。からしょっぱい。
味はあるがとにかくからしょっぱい。
液一滴たらすだけでご飯一口いけるぐらいからしょっぱい。

・・・初がんづけだからわかんないんだけど、これ、正しいがんづけなのか? 
なにしろしょっぱすぎてまったく減らない。
ご飯がいくらあっても足りない。全部食べきる自信がないぞ。




Web拍手

   掲載おめでとうございます、実物読めるのを楽しみにしております。
   長い企てがうまいこと結実しますように!

ありがとう〜!ほんとにねえ、ジーウォークさんにも随分待ってもらってるし。
うまいこといけばいいんだけどねえ。




2012/04/06
脱稿完了。わーい。
これまた直前で再度告知すると思うけど
今回の短編は5月15日発売のヤングチャンピオン烈6号に掲載予定とのこと。
ちなみに実は雇用お試し短編なので
これを失敗すると僕の過去半年間の企てがあぼんします。よろしくお願いします。えー!?


先週の話だが、タイラギが半額の350円だったので悩んだ末買ってみた。

たいらぎ
見てくれはスゲー旨そう。


冷静に見てみると変な貝である。
ホタテガイとよく似た構造であるが、
自由遊泳
という逃走手段を持つホタテと違いタイラギは海底にぶっ刺さっての固着生活である。
敵が来ても逃げられない。

きっと外套膜の粘液防御殻の瞬間開閉人生の全てを賭けたのだ。
貝界きってのマッチョと言えなくもない。

お陰で貝類中最高級の貝柱いくら洗ってもぬめりがとれない外套膜を獲得したわけだが、
ホタテガイみたいに貝ヒモも生殖巣も美味しければもっとメジャーになれたであろうに。
と、タイラギ的にはしごく傍迷惑なことを夢想する。

圧倒的貝柱 圧倒的貝柱。

とりあえずバラしてみた。

バラバラタイラギ事件
やっぱり旨そうに見える。

・・・なんだかやっぱり旨そうなので、貝柱以外もほんのチョッピリ食べてみたくなる俺。
前のはなんかの間違いだってこともありえるし。

んで内臓のオレンジの部分(多分卵巣)と外套幕を、
ガーリックマーガリンソテーして少しだけ食べてみた。

・・・外套幕は意外といける。
というかこの部分は元々味が薄いからガーリック風味で無理やり誤魔化してる感
歯ごたえはいい。

・・・内臓。切ってるそばから不穏な臭い。鮮度的なものもあってぶっちゃけ雲古的臭気。
ソテーしてみると表面上例のウボァァー的なカナッ気は消えたが
食べたあとなんか咽喉がイガイガする。
やっぱ無理して食べるもんじゃないねコレ。

タイラギガーリックソテー
タイラギガーリックソテー

内臓はアレだけど、貝柱はやっぱり一級品
味よし歯ごたえ良し。てゆうか加熱したのを初めて食べたけど旨い。
加熱すると硬くなって歯ごたえがありすぎるので次からはもうちょっと薄く切ることにしよう。
なんかみてくれがホルモンみたいだ。



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   海シリーズで惚れてゆかたんでも惚れ直しました。
   遅ればせながらですがファンにならせてください! 応援しております!

ウヒョーありがとう!なってなって!今度載る短編もよろしく。




2012/03/30
作画終了。予定の締め切りまで間があるので台詞その他のブラッシュアップ中。

直前でまた通知しますが一応。
五月五日土曜に東京ビッグサイトで開催されるCOMITIA100に参加します。
サークルスペースは 「ゆ17a」
多分また例によってちらし出すくらいが関の山だと思いますが
お暇でしたらよろしくどうぞ。




2012/03/23
仕上げ続行。もうすぐ終了。
しかしこの頃通信用PCHDDがなんだか怪しい感じ。
余裕を持って最後まで油断なく進めたい。




2012/03/16
仕上げ作業突入。今回の場合印刷での仕上がりが確約されてないので不安。
だが、本チャン(あればだが)のための様子見も兼ねているのでいつもと同じ手順と手法で仕上げを行う。
うまくいくことを祈るしかない。胃がキリキリする。




2012/03/09
ペン入れ継続中。明日あたりひと段落予定。
もうちょっと早く(具体的にはあと2日)いけるはずなのだが思いの他手間取る。

なんか鱈白子が妙に安く売っていたのでゲット。
半額品じゃないけど半額に匹敵する安さ。時期的にファイナル白子かもしれない。
アメリカ産だけど白子は白子だ。
いつも買う半額品よりかは鮮度も良さそうなので湯通ししてポン酢で食べてみる。
・・・ほとんど生状態でこうやって食うといつも思うのだが、白子は飲みもんだな。
ああでもいつもの奴よりか味が薄い気もする。
白子チキンレース煮を幾度かやって気が付いたのだが、
なんつーかやっぱ少し火が通ってる方が旨いわ白子。
若い時無茶やったヤンキーがまじめに就職するごとく、
俺のチキンレースもそろそろ卒業かな。



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   霧恵先生はコミティアには出されるんですか?
いつものごとく5月のやつに申し込みました。確定次第ここでお知らせします。




2012/03/02
OK出たのでペン入れ突入。
この作業は怠ければその分時間的取り返しがつかなくなるが、
机の前にいればいるだけ進む。コツコツ積み重ねるのは嫌いじゃない。

先週は久々に飲んだ。飲みすぎた。そして10年ぶりくらいの悪酔い。
焼酎や泡盛だと全然残らないんだが久々の日本酒はやはり効いた。
なんかもうチャンポン状態だったし。
でもまあ気分は悪いがたまにはこういうのも悪くない。皆で飲む酒はやはり楽しい。



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   いつも応援しております。
  「海シリーズ」「魔法少女まじかるゆかたん」お気に入りマンガです。
   激しいエロシーン、魅力あふれる登場人物&ストーリー。

   面白いです。次の作品が楽しみです。
ヒャア嬉しいな。ありがとう〜。今回のは読み切りなんですが世に出たらぜひよろしく〜。




2012/02/24
まだ下書き中。難産ではあるがようやくこなれてきた。

ホヤの話ついでだが、どうやらワカメも震災の影響が随分あるのか
現在中国産とか韓国産ばかり流通している。
僕はワカメも大好きなのでとても困る。
かの地の環境と資源の回復を願ってやまない。

あと物凄くどうでもいいけどTV版エヴァのエンディング
海の中でサカサでくるくる回るアヤナミ
ずっとコンブだと思っていた後輩がいたことを今唐突に思い出した。
コンブ
て。



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   拍手の600いただきました。めでたいめでたい。下書きは新作でしょうか。
   生まれてくるのをたのしみにしております!
わぁいありがとう!来月末くらいにはお知らせ・・・
できるといいなあ。




2012/02/18 下書き中。楽しいけど匙加減を考えながらだとなかなか進まない。結構難産。

あと、ホヤの干物の情報が入ってくるにつけ、やはり地震の影響をもろに受けたようで
予想はしていたが干物はおろかホヤ現物の入手も今年は困難になるかもしれぬ。むう。



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   バレンタインですね! 
   チョコはないですがチョウザメ動画をお伝えすることで
   チョコに代えさせていただこうかと思います。

   http: //www.youtube.com/watch?v=0aVlZ7dFmSM
チョしか合ってねえー!音から察するに琵琶湖博物館結構盛況な感じ。
行ってみたいですなあ。




2012/02/11
この頃なんとなくヒゲをのばしている。冬だしな。冬にヒゲはよく似合う。
ところがとりあえず目標としてはヒゲ神(マジかっこよすぎる)
を理想にみょろみょろとのばしてはみたものの
どうも毛根密度及び剛性がさほど高くない我が家系の忌まわしき血がわざわいして
結構早い段階でヒゲ植生ベクトルがヒゲ神のそれではなく
ドラえもんに出てきたアシカ型一つ目宇宙人のそれに至るであろうと判明。
失意の底、いいかげん納豆も食べ辛くなってきたので
もう少し暖かくなったら全部剃り落としてやることに今決めた。



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   北海道といえばソイも美味いです。シマゾイ、アブラゾイ、クロソイ等など
ああしまった、「感覚がよくわからない」というのは
「僕の中にそのセンスがない」って意味合いでどうか。
ソイいいですね。クロソイは養殖技術が普及したのか結構静岡でも見る機会があります。
ただやっぱり天然ものを食べてみたい所なので
やはり北海道にはもう一度行かねばなるまいと思っております。
ホタテガイとか拾ってみたいしユムシも食べてみたい。ルッツ!!(ダンディ坂野風)
   ホテイウオ鍋にしてやりたい、ゼラチン質系の魚のかわいいことこのうえないにゃー
なんか風体が無害この上ない感じがかわいいよねホテイウオ。吸盤きゅぽきゅぽだし
風呂に住まわせて入浴時にお腹の辺りにくっつけておきたい。
きゃつがもし陸に住んでて毛がモフモフだったら世の好事家どもがただじゃあおきませんよ。




2012/02/04
寒いねー。
むちゃくちゃ寒いねー。
僕はどっちかっつーと南国の出なうえ今現在住んでる所も雪とかまったく縁がない場所なので
雪降るとこに住む感覚がよくわからない。
雪合戦とか雪だるまとか作るの楽しそうだけど寒すぎるよ。
凍えてしまうよ。冬に生き残れる自信がないよ。
ああでも北には魚介類とかうまそうなのいっぱいいるな。
今一番食べてみたいのはホテイウオだな。カジカはこっちでも買えるけどゴッコは見たことがない。
ああホテイウオ、かわいいなあ。食べてみたいなあ。



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   ホヤの干物は三陸あたりで食べられているようだ。
   当地の電車の車内販売やコンビにで買えるとか。

なるほど。さすがホヤのメッカ三陸。やはり行かねばならぬか三陸。
こちとらこないだ自分で干物作る気まんまんで700円で売られてた
汎用干し網をつい買ってしまったわ。
   うちの近所にはホヤの塩辛が最高にうまい居酒屋があります。
   俺は生のホヤより好きですが、青森出身の子には信じてもらえませんでした。

   春日部に着たら是非お試しください
送ってくれえー送ってくれえー。




2012/01/28
いささか唐突だが、僕はホヤが好きである。
あの生物は控えめに見ても奇異な形状であるし、
その味もみてくれに劣らずヘンテコなので口に含んだ瞬間「駄目コレ駄目、無理」となる確率は
8:2くらいでダメ派が圧勝であろう。
一瞬で好き嫌いが分かれる、そんなタイプの味だ。
ほとんど唯一無二とも言える風味だが実はナマコのこのわたがこれに酷似した味わいである。
両者ともあまり近い間柄ではないはずなのだが、
なにか共生バクテリア的なものとかが共通なのかもしれない。

ちなみに、両者とも食べると味覚がしばらく変化する。
ミラクルフルーツと呼ばれる木の実を食べてからレモンを齧ると甘く感じるそうだが
ホヤの場合は水を甘く感じるようになる。
酒の肴としてこのわたが珍重されるのはそういう部分もあるのかもしれない。とは言ってもこの効き目は
熱を加えたり加工したりするとかなり減衰するみたいなので、
体験したい人は活けのナマコを買ってきてぶぴゅっオレンジ色の内臓を噴出させ
水道水で管中に透けて見える内容物(基本、泥)を押し流した後、
生のまま蕎麦みたいにちゅるちゅるすすると良い。風味豊かでうまいが人前でやると
ドン引きされるので注意しよう。
売り出している状況に左右されがちだが
僕的にナマコに関しては内臓が抜けているのはハズレである。

いささか例えが逆のような気もするが、
この、このわたの味が全身くまなくするのがホヤである。
このわたは物凄く高価だがホヤは安い。
高くても一個300円くらいである。お徳である。
このわたを商品にするためには相当数のナマコをぶぴゅらないといけない
ホヤなら一個で事足りる。お徳である。
お徳なので酒飲みは皆ホヤを食べると良い。ホヤ食べて飲む酒全部甘口にすると良い。
グリコーゲンが大量に含まれているので肝臓への微妙な免罪符にもなりうる。

ちなみにこんな話をしておいてなんだが
ホヤの旬は5月あたりなので今は産地以外市場にほとんどないはずだ。
食べるにしても丸々と膨らんだ活きてるやつを買ってきて自分で捌くことをオススメする。
飲み屋なんかでホヤを頼んでも酢の物で出されるか
しわしわのぺしゃんこになった黒ずんだ死人肌のものを出されるのがオチで、
もともと癖が強い食べ物であるからそういう鮮度の悪いものを食べると
一発でホヤが嫌いになる
可能性が大である。ホヤ初体験したい人は5月まで待とう。

ところで、なんで唐突にホヤの話をし始めたかと言うと
僕がこないだホヤの塩辛を買ってみたからなのであった。
まあホヤはホヤなのだがアルコール臭が強くて、
これで600円するならやっぱり生のやつを買って食ったほうが旨いなあ、
つうかこれ自分で作れないかなあ、
保存がきけば今みたいな季節でもホヤ食べ放題じゃないか、などと考えている次第。

ちなみに僕が幼稚園児くらいのころ、
上越新幹線の車内販売でホヤの干物(5mm幅くらいで細切りにされたジャーキー。
キャラメルの箱みたいなのに入っていて当時300円)というものが売っていて、
これが美味しかったのを強烈に憶えているのだが、
今に至るまでホヤの干物なんてものに再度出くわしたことがない。
これはずっと探している食べ物の一つなのだが、何処かに売ってないだろうか?
やっぱ自分で作ってみるしかないのか。



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私も霧恵先生に負けない様、魚屋でマニアックな魚介類を探したり、
   誰も持ち帰らない釣りの外道を食したりして、魚道に邁進しようと思います。

今日日魚屋さんも随分丸くなったようで、
昔に比べてなんだこりゃ食材に出会える機会は減ってるような気がします。
魚市場が近くにあるといいのですが。
その点釣りはいいですね。
変なのを釣る→もって帰る→母親に叱られる→自分で捌くというコンボで
へんなもの食す度胸も付きますし料理の腕もある程度鍛えられます。
ちなみに僕は外道で連れたゴンズイを捌く途中で胸鰭に接触し
右掌がパンパンに腫れて病院行きになった事がありますが、
その手の奴等には気を付けつつ
「殺しちゃったら食べる」を合言葉に共に精進いたしましょう魚道。




2012/01/20
確定申告の季節である。
一応僕も自営業みたいなものなので青色申告を行うのだが、
基本追い込まれないとやらないタイプなので
土壇場で一年分の帳簿を作成する羽目になる。毎年この季節はいつもこうだ。

とは言っても、僕の場合仕事内容は実にシンプルなので記帳事体はさほど苦労しない。
一年に一回なので気力の充填帳簿の付け方を思い出すのに時間がかかるだけだ。
子猫のような脳構造で毎年毎年完全に忘れている。

そんなわけで去年一年間のお金の流れ方などを見るのは結構面白い。
水道光熱費のガス代なんかは僕の一年の暮らしっぷりを良く表していて、
一番高いのが1月分の7808円。
それが5月分では4000円を切り、6・7・8・9・10月あたりは一気に2500円程度になる。

このガス代の季節変動はそのまま僕の入浴が水風呂にシフトする期間を表していて、
こうしてみるとなんだか本人としては必要に迫られた必然の
夏季水風呂仕様なのだが、存外かなりのコストカットにもなっていて少し得した気分だ。

皆も節約術として水風呂入浴を実践するがよろしい。
風呂から上がって身体を拭かずにいれば電気代もある程度節約できよう。まさに一石二鳥。
低燃費時代のご時世、これで本を書けば
有閑マダム層の支持を得てまさかのベストセラーになるやもしれぬ。
団地妻ヌレヌレ物憂げな午後を過ごす日活的な時代が来るやも知れぬ。
それはまったく情感あふるる不思議な魅力があるじゃあないか。

・・・こりゃあクるな。この夏、水風呂がアツい。(だめじゃん)




2012/01/13
朝バイト行く途中にわらしべ号後輪がまさかのパンク。
今まで出先でパンクして押して歩いたことは幾度もあったが、
仕事場に向かう途中でパンク
したのは長いバイト生活中初めてだ。
パンクといっても瞬間的なバーストタイプではなかったため
だましだまし乗っていたがもういよいよアカン、ケツが流れておっかねえ。
で、途中でわらしべ号を乗捨てて仕事場まで走るわけだが、
会社までまだまだ結構な距離がある。3〜4qくらいある。まずい遅れる、まずい。

久々に運動してわかったことだけど、俺、全然走れなくなってる。
もともと走るの苦手だったけど今や100m通しで走れるかどうかも怪しい。
昔はどんな天変地異がおきてもなんとなく生き残れる
根拠のない自信のようなものがあったんだけど
もはやアイアンキング並の稼働時間が今の僕の精一杯。これじゃもうあかん。

・・・運動、ちゃんとしなきゃ。せめて1qは走れるように。


というわけで、わらしべ号の方はタイヤ交換と相成り8千円が吹っ飛んだ。
新年早々おみくじ通りでなんだコレ。
てゆーかこれ元旦に買った厄除けお守りは機能してるのだろうか。
僕をちゃんとお守っておくれよう
(他力本願)。




2012/01/06
皆様、新年おめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

はつひので
今年の初日の出はこんな感じ。

天気が微妙で今年は駄目かもと若干諦めていましたが、
雲の切れ間からうまいとこ拝む事ができました。
ああ、特にないですよ今回は。飛び降り骨折とかの阿呆な元旦イベントは。
粛々とした普通の、いたってノーマルな新春初日の出でした。

ちなみに毎年恒例の神社でおみくじ勝負は「小吉」で僕最下位。
書いてあることといえば待ち人は来たらず病は治らず金運にも仕事にも恵まれず、
これからの展望余すところなく全部ネガティブ。

オイこれ内容ほとんど「凶」じゃねーか!
てゆうかひとおもいに凶が出た方がまだネタとして笑える分マシだったのに
この中途半端な不運の陰湿さはむしろ大凶級じゃねーか!
という有様だったので即座に境内のヒイラギの木に縛り付けて置いてきてやりましたよ。
ほんでいつもならスルーする厄除けのお守りなんかを涙目で買い求めたりしてしまいましたよ。
(多分人生で初めてお守り買ったよ)
まあでも売ってた眼鏡の巫女さんがかわいかったのでよしとする。

よしっ。今年こそ頑張らなくては。




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